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フィリップス・ヘッドホンマラソン5回(最終回) SHO8803 [ETC.(その他)]

最後のモニターとして届いたものは「SHO8803」というモデルであり、最後にしてやっと「ヘッドホン」と呼べるものが届きました。(過去4回は「ヘッドホン」と言うよりも「インナイヤーホン」であって、筆者に言わせると「ヘッドホンとは」別物である。)尚、型番の下一桁は色違いを表しており、4色ある中の最も派手で趣味の悪いものが届いたということで、どこまでもPHILIPSとは愛称が悪い筆者だと感じました。(8800か8801だったら良かったのに...)

ヘッドバンドのあるモデルということで、やはり「ヘッドホン」というとこの形である。再生される音の方もインナイヤー型とは全く別次元のものが再生される。(あくまでも、過去の4回と比べて、上の次元の再生音ということである。)

SHO8803_1.jpg

が、今回のモデルでも色々と問題点がある。というのは、箱をはじめ、何処にも日本語の文字が無いのである。(中国語があるので、漢字は一応あるが、日本語は何処にもない。)これは、日本で販売する意思はないということを表しており、ユーザーのことを全く考えていないヘボ会社であることの証でしかない。また、注意書きが記された紙が16の言語で書かれているのだが、そこには日本語だけではなく、中国語や韓国語という東洋系の言語は一切ないということで、どう考えても欧州で販売されるものをそのまま持ってきただけである。よって、やはりメーカーは本気で日本で売ろうということを考えているのではなく、適当に欧州で販売しているものを持ってきただけと言うことになる。

兎に角、日本で販売しようと言うのなら、日本語で記されたものが入っていて当然である。つまり、これは日本では「商品」と言うことが出来る代物ではなく、「欠陥商品」ということになる。(「ヘッドホン」で取説が必要かと言われれば、無くても特に問題ないが、販売する国の言語で記されたものが何一つ無いというのは、余りにも酷いとしか言いようがない。よって、「商品としての価値」は全くないゴミである)

また、構造の方も、左のユニットから数cmだけという短いコードが出ていて、そこに附属されている1.2mの延長ケーブルを使って、やっと使い物になるというのも、何を考えているのか意味不明である。(携帯プレーヤーに直接繋ぎ、その外部スピーカーとして使えると言いたいのだろうが、十分な音量が得られるものではなく、低音も出ないので、そんな使い方は間違っている。よって、全く意味不明なコードの短さである。)→何らかの延長ケーブル(細くて、見るからに頼りなさそうなケーブルであるのが残念。)を使うのが前提というのは、設計思想が間違っているとしか言いようがない。(やはりここも「欠陥商品」ということになる。)

SHO8803_3.jpg

そして、想定価格が7980円ということになっているが、この想定価格も「ヘッドホン」と言うことを考えたら中途半端に感じられてしまう。→やはり、1万円、または5000円というのを狙い目にすべきであって、9980円または4980円とすへきである。そのため、「高級器」という感じでもなく「普及器」という感じでもなく、宙ぶらりという印象しか浮かばない。

ちなみに、amazonでは8803以外の3色のものは7800円台で、8803だけが7000円を割る値段で販売されている。(12/19時点)ということは、やはり8803は他の3つと比べて不人気と言う証でもある。

(日本では)商品と言うには完全に欠陥である物であるが、モニターなので音を聴くことにする。頭への装着感は、特に窮屈と感じることもなく、夜過ぎると言うこともなく、標準的である。しかし、使用ユニットのサイズのこともあるが、耳全体を塞ぐようにはなって折らず、この点では中途半端なサイズである。→室内での使用ならば特に問題ないが、屋外で「密閉型」のヘッドホンとして使用するには外部の音を完全に遮断するためにも耳全体をすっぽりと覆うことが必要であり、それを満たしていない。(よって、やはりこれも設計ミスと言うことが出来る。)

いよいよ「音」を聴く。少なくともインナイヤー型とは別次元の再生音が得られるのは当然である。特に低域が不自然な感じで出るのではなく、豊かな低音が出る。(あくまでもインナイヤー型と比較してのことである。)よって、前回までと同じ水準で再生音を評価をすると、当然のことながら「優秀」と言うことになってしまう。が、それでは全く面白くないので、今回のモデルはヘッドバンド式のヘッドフォンということで、採点基準を上げて評価することにする。

ロック系のサウンドでは豊かな低域と張のある中域、それなりに伸びていて癖のない高域ということで、自然な感じのサウンドが得られる。ただ、ものによっては低域が少し出過ぎているようにも感じられるものがある。但し、高域が不足していると言うことはないので、「BASS」を少し調整してやったらばいいでしょうね。

男性ボーカルでは特にこれという不満点はないが、声域の広い(一部の)女性ボーカルでは高域が意外と伸びずにカーテンが間に入っている様に感じられたのが残念な所である。しかし、パワフルな女性ボーカリストであれば、そのエネルギーはかなり再現できている。(M・キャリーなどは苦手であるが、B・タイラーであればピッタリといった具合である。)

インスト系のものでは、ものによっては高域の艶が感じられず、弦楽器に冴が感じられない。やはりベールを被っていると言ったらいいサウンドである。

まあ、オールマイティに対応できるものというのは皆無であるため、得意分野と不得手分野があるのは仕方のないところであるのだが、このモデルはごく普通のポピュラー音楽向けということであって、オーケストラや声楽を中心としたものは苦手と言ったところである。

尚、ヘッドバンド式であることから、耳との相対位置が少しぐらいずれても安定した音が得られるのと、頭を左右に動かしても、インナホンと耳とが擦れる独特の異音が全く生じないだけに、音楽を聴くためのモデルと言うことが出来る。(この欠点があるため、「インナイヤー型」は音楽を聴くためのヘッドホンとしては筆者は認めていないのである。)

前回までのインナイヤー型と比べると、はるかに豊かな再現性があり、ゆとりのあるサウンドを聴かせている。これは言い換えると、最高速度が120km/hの車で100km/hを出して走るのと、最高速度が180km/hの車で100km/hを出して走るのと同様の、ゆとりからくる豊かさである。よって、前回までのインナイヤー型の音質基準で判断すると、5点評価で4点ぐらいは楽勝で得られてしまう。しかし、そうなるとヘッドバンド式の各種ヘッドホン(イヤースピーカーと呼ばれているものまでを含む)の評価は殆どが4か5になってしまい、意味が無くなってしまうので、ヘッドバンド式の基準にシフトして評価する。

そうなると、再生音は低域が高域よりも出ているというバランスが悪いものということになる。また、高域に関してはベールが間にあって、ものによっては(高音の)吸音カーテンがあるのではないかと思えてしまうものであるため、バランスが悪い音ということになるので、音質としては5点評価で2点がやっとである。(本当ならば1点であるが、ロック系の一部ではピッタリというものがあったので2点にする。)

それ以外としては、装着感は可もなく不可もなしなので「3点」、容器や梱包は「2点」、説明書は「0」(=論外)、デザインは(8803については)筆者の好みではないので「0」とする。また、日本で売るつもりなのに日本語が書かれたものが全くないので、商品としては「欠陥商品」であるため、商品価値も「0」である。尚、色が気に入らないので筆者としては8803は100円でも高いと言うが、8800、8801が全く同じ音が再生されるとしてら、8800ならば1980円、8801ならば2980円という値段を付けることにする。(いずれにしても、想定価格7980円という値段の代物ではないということに変わりはないですが...)

一応カタログデータを記しておくと、使用ユニットの口径は40mm、密閉型の構造である。再生周波数帯域は15~24000Hz最大入力、出力音圧レベルは107dB、プラグは金メッキ、コード長は(本体からは)5cm、別途1.2mの延長ケーブルが附属、質量は145gである。


今回で5回が終わると言うことになるが、その5つの中で「音を聴くことが出来る」と思えたモデルは最後の1つだけであるが、これも「商品」としては欠陥であるため、まともな商品は1つも無かったということになる。いずれもがお金を出してまで手に入れるべき代物ではないということである。

以前からPHILISのヘッドホンには魅力を感じていなかったが、今回のモニターによって、PHILIPSのヘッドホンは相手にする必要なし、という考えが間違っていなかったことを改めて認識した次第である。兎に角、日本で商売しようという気が感じられず、他国で打っているものが日本でも売れたらいいや、というようないい加減な感じで商売を使用としているとか感じられなかった。こんな酷い体勢で商売をするのなら、とっとと日本市場から撤退しろ、とPHILIPSには言うことにする。

尚、PHILIPSというと、コンパクトカセットを開発したメーカーであり、SONYと共にCDの開発をしたメーカーである。そのため音楽関係では世界的に知られたメーカーである。しかしヘッドホンに関しては三流以下であって、存在価値が全くないメーカーだということも感じられた。ということで、筆者としてはPHILIPSのヘッドホンは購入すべきではない、ということを言っておく。(SONYAudiotechnicaの製品をお薦めする。)

また、今回、5つ目が届く直前になって、メーカーから「物を発送した」というメールが届いた。(過去4回はそういうメールは一切届かなかった。)で、そのメールに色々と五月蠅いことが記されてあった。その中の一つとして「公式サイトへのリンクを張れ」ということだったので、(仕方なしに)そのリンクを張っておく。(「ここをクリック」)尚、過去4回に対しても同様のことを指示しているものと思われるが、いずれもがヘッドホンとして使える代物ではないこと、また、今回からリンク先が変わったと言うことなので前回までのリンク先が分からないので、追加リンクの設定もしない。

また、メールには「「フィリップスヘッドフォンマラソン」に参加しフィリップスより商品提供をうけている旨を記載すること推奨いたします。」とも記されているが、筆者に言わせればいくつかの点で欠陥があるので、「商品」と呼べる代物ではないため、「商品提供」ではなく「欠陥商品を提供されている」ということを記しておくことにする。

それにしても、初回に「辛口で記す」と記したが、ここまで見事に酷い結果になるとは思いませんでした。

 

↓色違い


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