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堺市、仁徳天皇陵の世界文化遺産登録を目指す [歴史]

堺市と言えば、今は政令指定都市になることを目指している、という話題が先行している。(2日が投票日で市長選挙が行われたが、そこでも「政令指定都市」という言葉が踊っていた。)が、堺市には世界最大の前方後円墳「仁徳天皇陵」古墳を含む百舌鳥古墳群がある。これは、日本史にも大きなことの一つとして登場するが、これを世界文化遺産に登録しようとする動きが進んでいて、最短で2011年の登録を目指しているという。

百舌鳥古墳群は大小47基の前方後円墳や方墳、円墳が現存している歴史上でも重要な遺産である。代表的なものは5世紀前半の天皇を葬ったとされる仁徳天皇陵(大山古墳、または大仙古墳とも言われている)であり、これは全長486m、後円は249mの直径があり、日本では最大の古墳である。この大きさは、底辺が230mのエジプトのクフ王のピラミッドを(高さではかなわないが)凌いでいる。(それだけ、歴史的価値は高いということになる。)

堺市としたら、2009年に文化庁の推薦候補「暫定リスト」に入り、2011年の世界遺産登録を目標に活動をしている。市では「世界を代表する陵墓を生かして都市整備を進めたい」としているが、それだけなのであろうか?当然、観光資源として考えていることは容易に想像できる。(これを否定しようというものではないが、)仁徳天皇を葬ったとされているが、歴史的立証は行われていない。世界文化遺産への登録を目指すのであれば、学術的な検証をしっかりと行うことが先ではないのか、と思うのだが...



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鑑定でレンブラント作品と判明 [歴史]

オランダのレンブラント美術館は、鑑定していた絵画4点がいずれも17世紀の同国の画家、レンブラント(1606~1669年)の作品と判明したと発表した。

レンブラント作品は、弟子やその他の画家が描いたものが多く、真贋論争が盛んに行われている。それだけに、4点が本物だったというのは驚くべき結果である。また、この4点これまで別の画家やレンブラントの弟子の作品とみられていた。来年がレンブラント生誕400年という節目の年となるだけに、記念行事を予定しているオランダでは、大いに盛り上がることが期待できる。

レンブラント作品と判定した根拠は、絵が描かれた板に他のレンブラントの作品と同一の木材が使われていることなどを挙げている。(1640年ごろの作品という判定が出された。)

それにしても、350年以上も前に描かれた絵画の作者が鑑定出来るというのだから、その技術は凄いものである。作者が分からずに長い時間を過ごしてきた作品の作者が分かるというのは、過去の歴史が新たに書き換えられるのと同様にロマンを感じる。真贋論争が多いレンブラント作品について、更に鑑定を行って、作者をはっきりとさせてもらいたいものである。



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「マグダラのマリア」半世紀ぶりに公開 [歴史]

画家レオナルド・ダビンチが弟子と共作した可能性のある絵画が10月にイタリア中部アンコーナで約半世紀ぶりに公開されることになった。公開される絵画は、現在スイスコレクターが所蔵していて、 1949年にアメリカで公開されてからは公開されていなかった。

絵画は、小説「ダ・ヴィンチ・コード」でキリストと結婚したと指摘された女性「マグダラのマリア」の裸像であって、1515年に描かれたものである。これまでこの作品はダビンチの弟子が描いたとされていたが、アメリカの研究家が、「この絵は弟子の特徴が見られるが、質が高すぎる。ダビンチの指導を受けながら共作したと考えられる」として、ダビンチと弟子の共作という新説を提唱された。(今後、詳しく鑑定するとしている。)この説が証明されれば、ダビンチが描いた極めて数少ない裸体画となる、という。

ダビンチが生きていたのは1452~1519年であり、その才は芸術の分野だけでなく、科学の分野(天文、物理、地理、機械、植物、土木、他)でも活躍した超人である。年代的には共作ということであってもおかしくはない。真実がどうであるかは今後の鑑定結果を待つということになるが、ここ最近は次々とこれまでに知られていた歴史が覆るような発見が相次いでいる。これもそういう可能性が秘められているだけに、後のことが楽しみである。



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アンデス文明の聖地確認? [歴史]

南米の古代帝国と言えば、「インカ帝国」の名前を思い浮かべるだろうが、そのインカ帝国が支配する前からアンデス文明の聖地と伝えられてきたパチャカマク遺跡(ペルーのリマ郊外)で、新たな発見があった。15世紀以降にインカ帝国が支配する以前の墓が発掘され、その中から約40体のミイラが発見されたというのである。

パチャカマクはスペイン人征服者の記録などを根拠に、インカによる支配の以前からアンデス文明の聖地と伝えられてきたが、それを証明するものは数少なく、謎に秘められた存在であった。しかし、今回の発見によってこの仮説を考古学的に補強することができるようになり、謎が多い宗教都市パチャカマクの実像を知る貴重な資料となることは間違いない。

それにしても、最近は歴史的な発見が国内外で続いている。歴史の中でしか語られることのない古代文明がまた一つ新たな姿となって知られるということはロマンを感じるが、「聖地」というようなものは謎のままであってほしい、という気持ちもあって、ちょっと複雑な気にもなる。(でも、新たに分かったことから新たなロマンを感じるのもまた事実である。)

それにしても、日本史、世界史のいずれも、現代史は別としても古代から中世にかけては勉強をし直さないといけなくなったということは間違いない。(こうして見ると、時間が経過すればするほど、「歴史」は学習するべき事項が増えていくことになる。江戸時代、室町時代、平安時代、…、と遡っていけば、歴史の成績は良かったのでしょうね~)



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6世紀の方形池、舗装道路発見 [歴史]

奈良県高取町の観覚寺遺跡で、6世紀の長方形の石組み池跡や精巧な舗装道路、朝鮮半島にルーツがある大壁建物跡などが見つかり、高取町教育委員会がそれを発表した。

池跡は縦4m、横5m、深さ0.4mで、石組みの方形池としては国内最古であり、池底や側壁に直径5~30cmの石を張り付けてあったという。また、現在も近くで水が湧き出しており、水を引き込むための溝跡(幅1m、長さ3m以上)も発掘されている。ということで、「都市」というと大袈裟になるだろうが、少なくとも集落や村というものが形成されていたということが分かる。

この観覚寺遺跡は、古代の渡来系氏族・東漢氏(やまとのあやうじ)の本拠地とみられていて、日本書紀によると7世紀に難波宮や百済大寺を造営した際、東漢氏は高度な土木技術で中心的役割を果たしたとされる。6世紀ということになると、それらの造営よりも古い時代のものであり、基礎となる技術があったと考えられる。また、当時としたら最先端の技術を駆使していると考えられる。よって、当時の技術水準を知ることにも繋がる。7世紀になってからは色々な遺跡が発見されたり、現存しているものもあるため、ある程度改名されているが、それよりも前の6世紀となると、空白とは言わないまでもそのわりに知られていなかっただけに、新たな歴史を発見することに繋がる可能性が大いにある。

それにしても、最近はこういう発見が本当に多い。あと数年もすると、小学校や中学校で習った「歴史」(日本史の世界史の双方)が大きく書き換えられることになっていて、再度勉強し直さなければならないようなに思う。



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高松塚古墳の解体に8億円 [歴史]

文科省は、総額で本年度当初比9.4%増の6兆2746億円とする2006年度予算の概算要求を発表した。(このまま通るなんて考えていないが...)この中で問題なのは、文化財保護関係として奈良県明日香村の高松塚古墳の解体準備費8億円を盛り込んでいるという点である。

高松塚古墳は、国宝の壁画がカビなどの影響で急速に劣化しており、現場での保存を断念し、解体して別の場所で修復することになり、現在はその作業が始まっている。2006年度予算では、準備として壁画の修復作業をする仮設施設の整備や、解体工程のシミュレーションなどを実施し、解体に着手するとしている。

そもそも、高松塚古墳を今のように滅茶苦茶にしたのは、発見から現在に至る間の対応がまずかったからであり、その責任は文部省(発見当時)から文科省にある。その十分な反省を行っていない状態で、その愚策によって生じることになった作業の予算を要求するというのはあまりにも図々しい。(とは言え、国宝を守るためには費用が必要である。)

全体予算の額から比べると小さい額ではあるが、国宝を破壊したお詫びのためにも、もっと考えて予算要求を行うべきである。少なくとも、これまでの担当者の間から、私財を投じるというような姿勢を見せろ、というものである。(失態を犯したら、民間企業でも謝罪は行うが、役所がそれをしないというのは、どう考えてもおかしく、納得できない。)



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平城京の新発見 [歴史]

奈良県大和郡山市で、平城京(710~784年)に関する新しい発見があった。これにより、これまで知られていた歴史の一部が修正されることになった。(最近、こういう新たな発見による歴史の修正が相次いでいる。)修正されるのは、平城京の大きさについてである。

大和郡山市の下三橋遺跡で、碁盤の目状に区画整理された奈良時代初頭(8世紀初め)の道路遺構が見つかった。方角や道幅が京内の都市計画「条坊制」と一致しており、造営当初の平城京がこれまで考えられていた東西4.3km、南北4.8kmより少なくとも南に約400m広かったことが分かった。これにより、明治時代から約100年間通説となっていた平城京の復元図を書き換えることになった。

また、京の外郭を区切る城壁・羅城跡も日本で初めて確認された。尚、土器などから、道路は藤原京(694~710年、奈良県橿原市)から遷都して約20年後、意図的に埋められたらしい。(理由は不明。)

平城京は大規模な都市計画によって作られた大規模な都であり、日本史においてその位置づけは重要なものである。これにより規模も平安京(東西4.6km、南北5.3km)にほぼ匹敵する大きさであったことになる。(「一回り小振り」だったのが、「僅かに小さい」に修正される。)最盛期の人口は約20万人とされているが、この数字もひょっとしたら上方修正されることになるかもしれない。

いままでよりも一回り大きいことが分かった古都・平城京。今までに知られていなかった新たなドラマの発見にも期待したくなってしまう。そんな歴史ロマンを感じさせてくれる発見である。



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境内からかまど出土 [歴史]

福岡県久留米市の善導寺境内で、安土桃山時代から江戸時代にかけてのかまど12基が出土した。調査例の少ない寺院のかまどの変遷を示す貴重な資料と、久留米市教育委員はしている。

この発見は、国の重要文化財である善導寺大庫裏の保存修理に伴う地下遺構の発掘調査で見つかったものであり、かまどは計3ヶ所から見つかった。1ヶ所からは、安土桃山時代のかまど計5基(直径約70cm)、別の2ヶ所からは江戸時代のかまど計7基(直径約1m)が出土した。いずれもが石組みで、江戸時代のかまどは1基で一度に数十人分の食事が作れる大きさだという。

また、江戸時代のかまどが戦乱の続いた安土桃山時代よりも大型化しているのは、社会が安定して法事に訪れる人が増えたためではないか、と市教委は推測している。

こちらの発見は複数の時代にまたがったものということから、変遷が分かるというものであり、しかも庶民の生活に密着した「かまど」ということで、その価値は高い。大事にしてもらいたいものである。



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蘇我馬子邸跡で新たに建物跡発見 [歴史]

飛鳥時代の大豪族・蘇我馬子(生年不明-626年)の邸宅で、645年の大化改新によって蘇我氏が滅亡した後に草壁皇子の「嶋宮」になったとされる奈良県明日香村の島庄遺跡で、7世紀前半の建物跡が新たに見つかったことが発表された。これで馬子の時期の建物跡は5棟となり、嶋宮期を含めた7世紀代の建物跡は16棟となった。

今回発見された建物跡は、柱穴4個分で、柱穴は直径0.8-1m、2m間隔で並んでいたという。穴の中央部に直径約20cmの柱を立てたらしい。尚、建物規模は不明である。

また、馬子の正殿ではないかとされる大型建物跡は、東西12m、南北7.5m、嶋宮の中心施設とみられる建物跡は東西12m、南北4.4mの規模ということも分かった。

最近、各地で歴史的なものが次々と発見されているが、またも新たな発見があったことになる。中でも蘇我馬子の時代というと、分かっているようで分かっていないというものが多い。(かれこれ1400年も昔ということになる。)弥生時代の住居跡の発見とは異なり、当時の建物の姿が甦るということにでもなったら素晴らしい。

知られていないことが多いため、そこにロマンを感じさせてくれる時代ということで、心の何処かには明らかになって欲しくないという気持ちもあるが、大事にして研究を続けてもらいたいものである。

ところで「蘇我馬子」って、「小野妹子」と共に女性だと思っている人が多いと聞くが、そうなのでしょうか?(両者とも男性です。)



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4000年前の絹発見される [歴史]

イタリア紙のレプブリカによると、地中海のキプロス島にある約4000年前の遺跡で、藍で染めた絹とみられる繊維が発見された。蚕からではなく、蛾の一種のハマキガの繭から採ったもので、地中海では最古の発見となる。絹の発祥地とされる中国とは別に、地中海地域でも古くから絹が利用されていた証拠となり、これまでの通説を変えてしまうことになる。

フィレンツェ大学のジュゼッペ・スカラ教授らが、キプロス島南部のピュルゴスで壷の中から繊維を発見し、繊維の表面だけが藍に染まり、中が染まっていないのが絹と同じ特徴ということから「絹」としているようであるが、蛾の繭からと採ったいうことで、「絹」と言い切って良いのか、議論が必要であると思うのだが。(「絹の一種」ということならば問題ないだろうが...)

またこの遺跡からは、染色用のかめ、重りなど機織りの道具、木綿、羊毛の繊維も発見されていて、染織工房の跡だと考えられるという。更なる発見があることを期待したいものである。



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