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戦隊回顧録41 [特撮研究]

「色」についての5回目となる今回は、それぞれの戦隊カラーについてのPART 2であり、「青」について述べる。

」も「赤」と同様に29全ての戦隊に登場している。しかし、そのキャラクターの幅となると、本当に広いのが「青」の戦士である。「赤」が主人公という座を守り続けているが、これに対抗するということで、あれこれと変化を見せているといえる。尚、「青」は戦隊のリーダーになったことはない(「デカレンジャー」で、2代目デカレッド・バンが赴任する前の4人のチームの時は、ブルーがリーダーという役割であったが、デカレッドが赴任して5人組戦隊になってからはレッドがリーダーであった。ということで、「青」のリーダーといは言えない。)が、レッドに対峙するサブ・リーダーとなったり、力のある戦士になったり、幼い要素を持ったり、ヒロインになったりというように、元祖戦隊・ゴレンジャーにおける5色「赤、青、黄、桃、緑」の内、「赤」以外の4色の役割をこれまでに担っている。(これは「黄」についても当てはまる。)

また、ヒロインとなった「青」は4人で、ライブマン、ジェットマン、ハリケンジャー、マジレンジャーの4戦隊である。中でも、ライブマンとハリケンジャーは3人戦隊であり、「赤、青、黄」の三色が基本の3人戦隊で、女性を何色にするのか、しかもそれまでには「黄」のヒロインはいたが、それに倣わずに初めて「青」を女性にしたライブマンによって、「青」のキャラクターの幅が広がった。(尚、ハリケンジャーはそのライブマンのキャラのイメージを受け継いでいる部分があり、先例(ライブマン)に倣ったということか。)

「青」と言えば、元祖戦隊・ゴレンジャーではサブ・リーダーであったが、この地位は初期戦隊ではしばらくは受け継がれていた。が、「ゴーグルⅤ」で「黒」がその地位を担ったことから「青」のキャラクターの変化が始まることになった。更に、一旦は戦隊設立時の5色から「黒」によってその地位を奪われた「緑」の巻き返しもあって、「黒」または「緑」がNo.2となる戦隊が続き、「青」は第三の男というような立場に追いやられることになった。ライブマンで一旦ヒロインになったが、その後も「黒」にNo.2の地位を抑えられていた。そんな「青」が久しぶりにNo.2であるサブ・リーダーになったのは「ファイブマン」である。が、これ以降は「カーレンジャー」「ゴーゴーファイブ」「タイムレンジャー」「デカレンジャー」というように、時々はNo.2となるが、「赤」、「黒」または「緑」に押されて、現在では「第三の男」が多くなった。しかし、No.2にならないということによって、元祖戦隊・ゴレンジャーの新命明(アオレンジャー)が生み出したブルー・キャラのイメージから完全に脱却することに成功している。

また、「青」の戦士の特徴として、その色は一つの色という訳ではなく、「紺碧」と「水色」という色合いが異なる2つの色の戦士が存在している。大抵の「青」の戦士は前者に属するが、「ジェットマン」「カクレンジャー」「ハリケンジャー」「マジレンジャー」の「青」の戦士は後者に属する。この4人の「水色・ブルー」だが、カクレンジャーを除く3人が女性ということで、やや暗い感じがする「紺碧」ではなく、明るいイメージにしようということだと思われる。尚、このように一つの色なのに異なる色の戦士が存在するのは、「青」と「桃」だけのことである。(「桃」については、「桃」を語る時に述べる。)

「青」は全ての戦隊において、戦隊結成時から存在しているため、第六の戦士という形で途中参戦するということはない。但し、ハリケンジャーでは「第六の戦士」としてではなく「第二の戦隊」として登場した「ゴウライジャー」(これは二人組であった)では、「赤」と「青」(紺碧の方の青だった)という色であったが、これは、2人戦隊があった場合、他の全ての戦隊に存在する色は「赤」と「青」なので、その流れだったと思われる。(よって、「青」の戦士は、29の戦隊(=作品数)に対して実は30人いるのである。)

次回は、「黄」についての予定。



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戦隊回顧録40 [特撮研究]

「色」についての4回目となる今回からは、それぞれの戦隊カラーについて述べていく。

最初におさらいとして、戦隊の色を述べると、これまでに登場した色は「赤、青、黄、桃、緑、黒、白、銀、金」の9色である。「ゴレンジャー」から「マジレンジャー」までの29の戦隊に全て登場したのは「赤」と「青」の2色。以下、それぞれの色がいくつの戦隊に登場したかと言うと、黄は27戦隊、桃は22戦隊、緑は16戦隊、黒は16戦隊、白は9戦隊、銀は2戦隊、金は1戦隊、となる。(尚、ここでは劇場版のみに登場した戦士、1回きりのゲストとして登場した戦士は含まないことにする。(マジマザーは物語のスタートに関係するため、含むことにする。)→これらの戦士については別途述べる予定でいる。)

では、「」についてから始めることにする。(やはり、戦隊を語るのであれば、この色から語るしかない。)

「赤」は29全ての戦隊に登場しただけでなく、全ての戦隊において中心となっている。つまり、常に「戦隊」の主人公である。(実際、OPのキャストは「赤」がトップに登場している。)尚、「「赤」がリーダー」というのは、カクレンジャー、メガレンジャー、タイムレンジャー、マジレンジャーの4作が該当しないので、誤っている。(「概ね」という単語を付加すれば誤りとはならないが、これが無ければ誤りである。)

性別については、全ての「赤」の戦士は男性であり、女性のレッドというのは存在しない。(これについて、「マジレンジャー」のオーディションの時、ピンクになった別府あゆみさんが「赤をやりたい」と言ったところ、「それじゃあセーラームーンだよね」と言われたという。ということで、「赤」が女性戦士になるということは、メンバー全員が女性ということにならない限り、起こらないだろう。)

「赤」の戦士は主人公ということで、設定としたら「正義の心が強く、戦士としての能力が高く、強い責任感を持っている」ということで、「人格者」というのが「赤」の戦士の代表的な設定である。しかし、「戦隊」は成長物語でもあり、「人格者」と言うことが出来ない「赤」の戦士も存在する。(これを「バカレッド」と呼ぶ。しかし、物語が進むにつれて次第に「人格者」に近づいていくように、成長する。)つまり、初期設定は「人格者」か「バカレッド」に二分されるが、物語の進展と共にほぼ共通のキャラクタになってしまうということで、キャラクタの幅としたら広いということは出来ない。が、このように固定したキャラがいることで、「戦隊」のまとめ役として、主人公として、今後も「戦隊」を引っ張っていくことになるであろう。

尚、「バカレッド」に分類できるのは、カクレンジャー、メガレンジャー、マジレンジャーである。(ニンジャレッドは封印されていた妖怪たちの封印を解いてしまうし、メガレッドは頼りない部分があり、マジレッドは三男坊で甘ちゃん。)何故か、これらの戦隊では、リーダーが「赤」ではないということが共通している。(カクレンジャーは「白」、メガレンジャーは「黒」、マジレンジャーは「緑」がリーダー。)

また、ライブマン、ハリケンジャーという3人戦隊でも「バカレッド」の要素を持っているが、完全な「バカレッド」とは言えない。通常の戦隊が5人であるのに3人ということで、「人格者」という要素と「バカレッド」という両方の要素を持たせて、戦隊メンバーに存在するキャラクタの要素を各メンバーに振り分けているためである。また、タイムレンジャーやデカレンジャーでは、他のメンバーからすれば型破り(タイムは未来人の名かの唯一の現代人、デカは型破りの暴走野郎)という要素を与えることで、「バカレッド」的な要素を取り入れている。

尚、29の戦隊があり、全ての戦隊に「赤」の戦士は存在するが、「タイムレンジャー」に第六の戦士として途中参戦したタイムファイヤーも「赤」であり、「ハリケンジャー」に途中参戦した第二の戦隊・ゴウライジャーのカブトライジャーも「赤」であったため、「赤」の戦士は31人存在している。(「アバレンジャー」のアバレマックスも色は「赤」であるが、これはアバレットに対してブルーとイエローのダイノガッツが送り込まれることで誕生する戦士であり、変身するのはアバレッドと同一人物であるため、別カウントとはしない。)

では、次の色に、という予定であったが、結構長くなるので、それは次回ということにする。(「青」の予定。)



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戦隊回顧録39 [特撮研究]

「色」についての3回目。今回は「3人戦隊、4人戦隊」における色について述べる。

3人、4人戦隊の色は、前々回で述べたが、3人戦隊(サンバルカン、ライブマン、ハリケンジャー)はいずれもが「赤、青、黄」、4人戦隊は「赤、青、桃、緑」(ジャッカー)と「赤、青、黄、黒」(アバレンジャー)が1つずつである。

まずは3人戦隊について。共通しているのは「赤、青、黄」という3色ということである。この内、「赤」「青」に2色は全戦隊に登場する色である。(「黄」も、2つの戦隊(ジャッカー、チェンジマン)以外に登場している。)つまり、3人戦隊の色は、戦隊では基本中の基本となる3つの色によって構成されているということになる。尚、色を構成する基本色は、光の三原色では「赤、青、緑」であるが、この3色ではなく、「緑」が「黄」になっている所が面白い。しかし、日常生活で代表的な色を選ぶとなると、「赤、青、黄」の3色というのは信号機の3色である。(信号機では「青」と言っても、その色は「緑」なんですが...)これを考えたら、この3色は生活の上でも最も身近な3色である、と言うことが出来る。

サンバルカンの時代では、戦士の交代劇は珍しくなかったが、戦士の増員ということはまだ無かった。よって、途中で「赤」の交代劇はあったが、「サンバルカン」は最後まで3人であった。(これは戦隊唯一である。)

ライブマンでは戦士の増員が行われた。(先例として、ジャッカーがあるが、これは戦士の増員とはいうものの、行動隊長が加わったのであり、戦隊メンバーよりも格上の存在の加入であり、戦士の増員という観点ではライブマンが初となる。)しかも、「緑」と「黒」という2人が途中参戦した。(同一戦隊に2人の加入は戦隊唯一である。)尚、当時では初の「緑」と「黒」の戦士が同一戦隊にいることになった。(後の戦隊では、「ジュウレンジャー」「オーレンジャー」で第六の戦士加入によりこの2色が存在する戦隊となった。「ギンガマン」の追加戦士黒騎士も、色の面ではここに含まれる。)

ハリケンジャーでは、2人組とはいうものの、第二の戦隊という存在のゴウライジャー(2人ということで、全戦隊に皆勤の「赤、青」)、更にシュリケンジャー(「緑」)の加入も行われた。第二の戦隊というのは、「ジェットマン」で2つの戦隊(裏次元ディメンシア人、ネオジェットマン)がゲストという形であるにはあったが、メインの戦隊と共闘する形ではなかったので、初のダブル戦隊の合体ということになる。(2つの戦隊の共闘は戦隊唯一である。)

次に、4人戦隊について。ジャッカーとアバレンジャーがこれに該当するが、この2つの戦隊も戦隊唯一というものがある。

まずはジャッカー。今でこそ、戦士の途中増員というのは珍しくないが、初めて増員があったのがこのジャッカーである。しかも、結成時からのメンバーと同等ではなく、行動隊長として参加したのである。その途中参加の行動隊長・ビッグ・ワンであるが、存在感があり、これまでの4人を完全に喰ってしまうことになった。(それまでは4人のチームだったのが、単体ヒーローの支配下に4人が入った感じになった。)戦隊メンバーよりも完全に格上の存在の加入は戦隊唯一である。(仲間意識を重んじる戦隊では、こういうことは今後も無いだろう。)

アバレンジャーは4人構成とはいうものの、3人+1人という変則戦隊である。「+1」である方が長官的役割を担っていて、戦隊の結成やパワーについての指導を行うなど、戦隊メンバーが対等という構図を逸脱した形であった。時には3人だけで戦い、「+1」は戦闘に加わらない場合もあった。これはある意味で、ビッグ・ワンが加わり5人になったジャッカーのパターンを受け継いでいるとも言える。更に、5人目となる戦士は、一時は敵のボスに座るというところまでいった。これは、最初の第六の戦士である「ジュウレンジャー」のブライの設定をそのまま受け継いでいる。更に、戦死する所もブライと同じである。(尚、「戦死」という戦隊メンバーは珍しくない。)よって、アバレンジャーは「3+1」→「3+1+1」→「3+1」ということが出来る特異な構成の戦隊であった。(でも、一緒になった時は、仲違いや対立し続けた訳ではない。)こういう複雑な戦隊も、戦隊唯一である。

ということで、3人/4人戦隊は、いずれもが「戦隊唯一」というものを持っている。元々5人が基本であるのが戦隊であるから、これらの戦隊ははじめから異色の存在になるが、それぞれが特徴を持っているという所は一筋縄にはいかない戦隊らしい所である。

次回は、色についてを掘り下げて、それぞれの色についての考察の予定。



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戦隊回顧録38 [特撮研究]

「色」についての2回目。今回は「第六の戦士」の色について述べる。(第六の戦士の立場や役割については別の機会に行う予定。)

第六の戦士として、中途参戦したのは「ジュウレンジャー」のブライが最初である。それ以降の戦隊では全ての戦隊で登場している訳ではないが、殆どの戦隊に登場している。(尚、戦隊に協力するが、戦隊メンバーと共通デザインでないキャラは第六の戦士としては認めないことにする。)

これまでの戦隊で第六の戦士が登場した戦隊をまとめてみる。(括弧内は色)
ジュウレンジャー:ドラゴンレンジャー(緑)
ダイレンジャー:キバレンジャー(白)
オーレンジャー:キングレンジャー(黒)
メガレンジャー:メガシルバー(銀)
タイムレンジャー:タイムファイヤー(赤)
ガオレンジャー:ガオシルバー(銀)
ハリケンジャー:シュリケンジャー(緑)
アバレンジャー:アバレキラー(白)
デカレンジャー:デカブレイク(白)
マジレンジャー:マジシャイン(金)

尚、ギンガマンにおいては、ヒュウガが2代目黒騎士ブルブラック(黒)となり、第六の戦士と言える存在となっているが、ギンガマンのメンバーとは共通デザインでないこともあって、ここでは「第六の戦士」としては考えないことにする。また、ライブマンの途中参戦した二人(グリーンサイ(緑)、ブラックバイソン (黒))は6人目ではなく、4人目、5人目であるが、途中参戦という意味では「第六の戦士」のモデルになった存在である。ハリケンジャーのカブトライジャー(赤)、クワガライジャー(青)は、ハリケンジャーとは別組織であり、ハリケンジャーと共闘したが、第六の戦士とは言い難い。(変形例となる。)

更に、マスクマンでは、マスクマン・プロトタイプとしてX1マスク(緑)が1回だけ登場しているが、マスクマンのメンバーたちと一緒に戦ったのではないので、これも第六の戦士とは言えない。(これが戦隊メンバーの増員というパターンの原点と言える。)

第六の戦士の色について考えると、タイムレンジャー(タイムファイヤー)、ガオレンジャー(ガオシルバー)、マジレンジャー(マジシャイン)以外は、戦隊メンバーの7色(赤、青、黄、桃、緑、黒、白)の中から、その戦隊に存在しない色が採用されている。まあ、分かりやすいと言えば分かりやすいことになる。

メガレンジャーで「銀」が初めて戦士の色として加わったことになり、戦隊メンバーの色が8色に増えたが、これは新たな試みということになる。(しかし、その後はガオレンジャーでしか登場しない。)現役・マジレンジャーでは、更に9色目となる「金」が加わったが、これは「銀」が加わった時点である程度予想されたことでもある。(「金」は、その1つ前のデカレンジャーの劇場版で初出となる。)

タイムレンジャーのタイムファイヤーは戦隊メンバーの中で既に存在する色である「赤」が採用されたが、これは新たな色を追加しないで第六の戦士を追加する試みとして、「主人公」である「赤」が選ばれたと考えるとあってもいいか、と言える。(このパターンが再度行われない所を見ると、色で差別化を図る戦隊にマッチしていない、ということになる。)

第六の戦士が加わったことにより6人になった戦隊の色の組み合わせは次のようになり、代表的な組み合わせというものはない、と言える。
「赤、青、黄、桃、黒、緑」ジュウレンジャー、オーレンジャー
「赤、青、黄、桃、緑、白」ダイレンジャー、デカレンジャー
「赤、青、黄、桃、黒、銀」メガレンジャー
「赤、青、黄、白、黒、銀」ガオレンジャー
「赤、青、黄、桃、緑、金」マジレンジャー
「赤、青、黄、黒、白」アバレンジャー
「赤(2)、青、黄、桃、緑」タイムレンジャー
「赤、青、黄、緑」ハリケンジャー

次回は、3人戦隊、4人戦隊についての予定。



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戦隊回顧録37 [特撮研究]

これまで色々と戦隊について語ってきているが、今回からは、一旦原点に戻って「色」をテーマに(何回か)述べていくことにする。

」と言えば戦隊の特徴の一つでもある。初代戦隊・ゴレンジャーは5色に色分けされた5人のヒーローということで、実に分かりやすいヒーロー・チームとなった。そして、その作品の成功によって、戦隊の色は「赤、青、黄、桃、緑」という色というイメージがあるが、実はそうでもないのである。(その一つとして、「赤」がリーダーという認識があるが、「赤」がリーダーでない戦隊もある。→これに関しては、戦隊リーダーということで別の機会に述べることにする。)

ここでは5人の色の組み合わせを中心に述べていくことにする。よって、第六の戦士が加わる戦隊については、新メンバーは別扱いとする。(結成時メンバーを基本とするため。)3人または4人戦隊(ジャッカー、サンバルカン、ライブマン、ハリケンジャー、アバレンジャー)については別に述べることにする。(第六の先史についても、別の機会に述べる予定である。)また、名乗りの順番はここでは考えないで、あくまでも5色の組み合わせで述べることにする。

5色の組み合わせパターンは24戦隊(29戦隊あるが、5つは5人戦隊ではないため)で4種類ある。1)「赤、青、黄、桃、緑」、2)「赤、青、黄、桃、黒」、3)「赤、青、桃、白、黒」、4)「赤、青、黄、白、黒」である。以下、それぞれについて簡単に記すことにする。

1)「赤、青、黄、桃、緑」は、ゴレンジャー、デンジマン、バイオマン、フラッシュマン、ダイレンジャー、オーレンジャー、カーレンジャー、ギンガマン、ゴーゴーファイブ、タイムレンジャー、デカレンジャー、マジレンジャーの12戦隊で、最も多い色パターンである。初代戦隊・ゴレンジャーの色パターンでもあり、やはりこの組み合わせが馴染みが深いということになるのであろうが、初期から中期戦隊ではこの色パターンが連続して登場したものではなく、「オーレンジャー」以降で集中するようになっている。やはり、元祖・ゴレンジャーがここに含まれていることから、この5色が「戦隊の基本色」と言うことが出来る。

2)「赤、青、黄、桃、黒」は、バトルフィーバー、ゴーグルⅤ、ダイナマン、マスクマン、ターボレンジャー、ファイブマン、ジュウレンジャー、メガレンジャーの8戦隊である。「ゴーゴーファイブ」が誕生するまでは、こちらの色パターンが戦隊では最もポピュラーなものであった。この色パターンのスタートが、巨大ロボが加わり、原作が八手三郎名義になった「スーパー戦隊」を原点としていて、一時はこちらが主導権を握ったが、石ノ森先生原作のゴレンジャーとジャッカーまでもを含めたシリーズをひとくくりにするということになったため、全体の原点であるゴレンジャーに再び中心の座を譲ったことになった。

3)「赤、青、桃、白、黒」は、チェンジマンの1つのみ。「白」が初めて戦隊設立時の色として加わることになった。しかし、その後に受け継がれることがないということを考えると、イレギュラーだったということになってしまう。

4)「赤、青、黄、白、黒」は、ジェットマン、カクレンジャー、ガオレンジャーの3戦隊である。この組み合わせは、異色作・ジェットマンのカラーリングであり、「ジェットマン・カラー」だと思っていたが、後にこのパターンの戦隊が生まれているので、その言い方は不的確である。しかし、そういう言い方が出来るほどジェットマンは特徴があったと言うことにもなる。しかし、カクレンジャーは、初の「赤」以外のリーダーとなった作品であり、そのインパクトを考えるともっと口にされてもいいと思うのだが...

尚、3人戦隊と4人戦隊についての色パターンは、3人戦隊(サンバルカン、ライブマン、ハリケンジャー)はいずれもが「赤、青、黄」、4人戦隊は「赤、青、桃、緑」(ジャッカー)と「赤、青、黄、黒」(アバレンジャー)が1つずつということになっている。(これについては、別の機会に取り上げることにする。)

こうして見ると、全戦隊に存在している色は「赤」と「青」の2色である。また、ここに登場した色は「赤、青、黄、桃、緑、黒、白」の7色である。(しかし、第六の戦士の中には「銀」「金」という色もあり、現時点での戦隊カラーは9色になっている。(金銀以外の第六の戦士がいるが、それらは前記7色に含まれている色である。))

次回は、「色」の2回目として、第六の戦士について述べる予定。



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戦隊回顧録36 [特撮研究]

戦隊長官のおまけ話のつもりで記した長官を演じた俳優についての後編。前回はターボレンジャーまで述べたが、今回はジェットマンから。(今回も俳優さんの敬称は省略させていただきます。)

ジェットマンからは「第三期」と言うことが出来る。この時期は「戦隊」とは別の東映作品に出演していた人が長官役に起用されているのである。つまり、出世して戦隊にやって来たということになる。

ジェットマンは三輝みきこ(「花のあすか組!」)、ジュウレンジャーは多々良純(「宇宙刑事ギャバン」)、ダイレンジャーは中康治(「スケバン刑事」)、オーレンジャーは宮内洋(「ゴレンジャー」「仮面ライダーV3」「快傑ズバット」)、メガレンジャーは斉藤暁(「うたう!大龍宮城」)が長官を演じた。括弧内が戦隊長官になる前の東映作品の出演作品である。

この時期になると、戦隊も誕生から15年以上が経過していて、すっかり定着したものになっていた。長官を演じてもらうとなると1年間の拘束ということになるが、貫禄のあるベテラン俳優を起用するとなると色々と困難が出てきたこともあり、新たな方法が必要となった。このパターンは「ジェットマン」の前に試みられていて、「ライブマン」で行われている。科学アカデミアの星博士(演ずるは「キカイダー」「イナズマン」「バトルフィーバーJ」の伴直哉)がライブマンの礎を築いたが、第1話のボルトの襲撃で死んでしまった。(よって、「ライブマン」の長官となったのはサポートロボのコロンということになる。)

尚、この期間に「カクレンジャー」(長官相当は坂本あきら)も含まれることになるが、彼の場合はこのパターンには当てはまらない。そのためなのかどうかは不明であるが、長官的な役割を果たすサポータというような役回りであった。

尚、「オーレンジャー」の宮内洋については、かつての戦隊メンバーが長官に昇格したというようにも解釈でき、戦隊シリーズの歴史を感じるキャスティングでもあった。

これに続いて「第四期」となる。しかし、ここは一定のパターンがあるという訳ではなく、試行錯誤の繰り返しという混迷期であるといえる。

この期間は、ゴーゴーファイブはマイク眞木、ガオレンジャーは岳美、ハリケンジャーは西田健、アバレンジャーでは阿部薫(長官と言うよりも長官的な立場であった)、がそれぞれ長官を務めている。

マイク眞木は「バラが咲いた」という曲のヒットで知られているが、俳優としては特に活動していたわけではない。ゴーゴーファイブが兄弟戦隊(男4人、女1人)ということと、マイク自身が5人の子供の父親(男4、女1)ということが一致していることからの起用になったと思われる。(41話に息子(長男)の真木蔵人がゲスト出演しているのは唸らせるキャスティングでした。)続く、岳美も俳優としてのキャリアが特にある訳ではなく、強いて言うと、「タイムレンジャー」の第1話で時間保護局の局員として出演している程度である。更に、1作飛ばしてのアバレンジャー(長官と言うと大袈裟になるが、戦隊の結成過程を考えれば、長官的な役割を勤めたことになるアスカ)阿部薫も、当時は俳優としてのキャリアは浅いものであった。つまり、この3戦隊では、戦隊メンバーと同様に俳優としてのキャリアが殆ど無い人が長官という重責を果たしてことになる。

ここで1作遡ることにするが、一転しているのがハリケンジャーであり、「帰ってきたウルトラマン」で特撮ファンにはお馴染みであり、久しぶりに貫禄のある存在としての長官が登場した。(でも、第1話でハムスターになっちゃって、クライマックスまでは声の出演ということになり、劇団☆新感線の高田聖子がサポート役としてフォローしていた。)

尚、「カクレンジャー」を第三期のイレギュラーとしてとらえ、「ハリケンジャー」を第四期のイレギュラーというように考えれば、「第四期」は俳優としてのキャリアが殆ど無い人の長官抜擢というように考えることが出来るかもしれないが、こう考えるには、もう少し先の戦隊がどうなるのかを考える必要があるだろう。(それにしても、イレギュラーと考える戦隊が「忍者もの」というのは偶然なのでしょうか?)

次回からは新たなテーマで語ることにするが、そのテーマについては次回までのお楽しみに。



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戦隊回顧録35 [特撮研究]

戦隊の長官について述べているが、今回は長官に関するおまけ話。(物語上の話ではなく、それを演じた俳優さんについて述べることにする。)

戦隊シリーズの物語の主役はレッドである。その他の戦隊メンバーも主役となる物語もあるが、全体の物語で考えたら彼らは主人公の一人であり、主役はレッドである。一方、長官となると、主人公たちをサポートする立場であり、脇役である。しかし、主人公たちを導いていく立場にあることから、存在感のある脇役である。(これは敵のボスや幹部にも共通して言えることである。)そんなことから、戦隊長官のキャスティングというのはとても重要なものとなる。

その長官に、ロボットや異星人、動物や人間ではない生命体として、着ぐるみキャラとしたり、マペットのような作り物キャラとする戦隊があり、この場合、演じる俳優さんはいない。(声優さんは存在する。また、現役・マジレンジャーは作り物キャラが長官であり、これに該当する。)。しかし、これまでの戦隊では、長官を人が演じたというのが2/3となる19戦隊ある。(戦隊回顧録26~34を参照してください。)今回は、その長官を演じた俳優さんにスポットを当てることにする。(それにしても前置きが長くなった。)

初期戦隊では、戦隊組織にミリタリー色が前面に出ていたことからベテランの男優さんが演じていた。(以下、敬称は略させていただきます。また、着ぐるみなどの長官は省略しています。)

まずは「第一期」ということで、貫禄派の長官が続く。ゴレンジャーの高原駿雄、ジャッカーの田中浩、バトルフィーバーの東千代之介、サンバルカンの岸田森、ゴーグルⅤの中谷昇(「巨獣特捜ジャスピオン」のエジン)、というように見るからに貫禄がある俳優が演じてきた。この時期の長官は、ゴレンジャーの江戸川総司令とサンバルカンの嵐山長官を除いた他の3人は口ひげを蓄えていて、容姿だけでも貫禄があるし、嵐山長官はサングラスが貫禄を出している。この中では次の二人は注目キャストということになる。

まずは東千代之介。彼と言えば、日本映画で「里見八犬伝」「新諸国物語 笛吹童子」「百面童子」などの時代劇ヒーローを演じてきており、まさに貫禄のある長官である。(貫禄ということでは、歴代戦隊長官の中では最もある存在といえる。)

次は、岸田森。「怪奇大作戦」「ファイヤーマン」「帰ってきたウルトラマン」という円谷作品でお馴染みの個性派俳優であるが、サングラスがトレードマークの嵐山長官、長官と父親としての二面を見事に熱演した。

この後の長官は、貫禄というものは小振りになったが、存在感のある個性派俳優たちが演じてきた。(ここが「第二期」ということになる。)ダイナマンは島田順司(後に「はぐれ刑事純情派」の川辺課長という代表的な役がある)、チェンジマンの藤巻潤(「ザ・ガードマン」)、マスクマンの谷隼人(「キイハンター」や映画「不良番長」シリーズ)、ターボレンジャーの岡本富士太(「中学生日記」)というように続く。

この時期の長官の特徴は、衣装に凝っているということが挙げられる。ダイナマンの夢野博士はコスプレ・マニアのような所があり、そんな服を着るのかというような服を着用しているし、チェンジマンの伊吹長官は革ジャンに凝っている。マスクマンの姿長官はホテルのベルボーイを思わせる衣装だし、ターボレンジャーの太宰博士は白衣に凝っている。

続いて「第三期」がジェットマンから始まることになるが、長官を演じた俳優さんについて記すことの全体量のバランスを考えて、ここから先は次回ということにする。



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戦隊回顧録34 [特撮研究]

戦隊長官の「地球人」長官の第5回となる今回は、その他ということで、職業軍人、科学者(博士)、武術の達人のいずれにも属さない長官について。これに該当するのは、仙人であるジュウレンジャー、鶴姫家の従者であるカクレンジャー、巫女であるガオレンジャー、竜人であり戦士の一人でもあるアバレンジャーとなる。

「その他」というものは、言い換えれば「パターンにはまらない」ということになり、戦隊シリーズでは特別なものになる。また、比較的新しい戦隊がここに多いということは、以前の戦隊では、パターンに合った設定が行われていたが、近年はそれを打ち破った新しい概念を導入して、新たな戦隊を生み出そうということが行われていると言える。

ジュウレンジャー。長官は仙人・バーザである。ジュウレンジャーは、敵が魔女バンドーラ一味、戦隊メンバーは1億7000万年前の古代人類の戦士、というファンタジー戦隊であるジュウレンジャーということで、現代人は戦隊に関与していない。そのため、長官という立場の人物には特別な存在となる「仙人」が設定された。また、バーザは、バンドーラが甦ったことを知ってジュウレンジャーを目覚めさせて戦隊を組織している。彼は過去にバンドーラに敗れ、魔力を封じられている。

カクレンジャー。鶴姫家に仕えている百地三太夫が、長官というよりは長官的な立場でカクレンジャーを支援している、といった方がよい。そのため、カクレンジャーのメンバーと共に行動するということもなく、歴代戦隊長官の中では、存在感が薄い。でも、戦隊メンバーが若いということから、それを見守るような存在は必要である。サスケが妖怪の封印を解いてしまうのが、あと10年早ければ、一代前で、平均年齢高いカクレンジャーが、10年遅ければ、現行メンバーだがサポート陣が若返った顔ぶれとなっていたであろう。それを考えたら、あたりさわりのない長官(的役割)を務めたと言える。

ガオレンジャー。「ジェットマン」に続いて2度目となった女性長官となった戦隊であり、巫女・テトムがその役割を務めている。第六の戦士であるガオシルバーを除けば、現代の若者たちによって構成されている戦隊と、ファンタジーの世界であるパワーアニマルの住む世界を繋ぐためには、人間ではない存在で繋ぐのが簡単ということなのだろうが、長官という雰囲気を変えることになったということで、歴代戦隊史に残るキャラである。

アバレンジャー。長官らしい長官が存在しない戦隊であるが、戦隊メンバーを導くという役割から、竜人であり、アバレブラックとして戦いに加わったアスカが長官的役割を務めたということになる。「ジャッカー電撃隊」の後半で、行動隊長としてビッグワンが加わった状態があり、長官であるジョーカーがやや陰に隠れたようなことになったが、これに近い形と言えば良いだろう。(恐竜やの主人である杉下竜之介は、基地となる場所を提供したということで、典型的なサポータと言える。)

次回は、戦隊長官に関するおまけ話の予定。



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戦隊回顧録33 [特撮研究]

戦隊長官の「地球人」長官の第4回となる今回は、武術の達人である長官について。これに該当するのは、ダイレンジャー、ハリケンジャー(但し、最初の敵襲の後、ハムスターの姿となってしまった。)

尚、戦隊メンバーが武術に秀でたという設定は、上記2つの戦隊以外にもマスクマンが該当する。(それぞれが拳法の達人であった。)しかし、マスクマンはそれを戦いに応用しただけであり、武術の道場などから生まれた戦隊ではなく、長官も科学者である。

ただ、特定の道場が戦隊を組織するとなると、どうしても流派という枠に捕らわれてしまうため、スケール感が小さくなってしまう。ということで、スケール感を出すために「歴史」という時間の積み重ねを持ってきて、その武術に重みをつけている。しかも、何万年、何億年という時間では人類の歴史とはミスマッチになることから、ダイレンジャーでは中国4000年の歴史よりも少し長めの6000年という数字とし、ハリケンジャーでは日本の忍者ということから、戦国時代よりも少し前という500年という数字にしている。(ハリケンジャーは忍風館の第507期生。)こうした数字がリアルなイメージを生み出すことに成功したことから、この分類に属する戦隊は今後も生まれてくる可能性はあるが、「武術」となるとある程度限られてしまうということがネックになりそうでもある。

ダイレンジャー。元は敵であるゴーマの一員だった道士・嘉挧が長官である。また、戦隊を結成したのも彼である。この嘉挧は、戦隊の歴史の中では、新たな歴史を刻むことになるキャラクタでもある。それは、戦隊長官に対するドラマ的要素を取り入れようとしたことである。(この前には「チェンジマン」でも同じ試みが行われようとしたが、そちらは中途半端に終わってしまった。)何せ、侵略者であるゴーマ一族の仲間であったという設定がそれである。この設定により、後半の物語(クライマックス)で、嘉挧はゴーマの次期皇帝の座をシャダムと争うということなり、今までの戦隊にはないドラマを見せてくれた。(その後の戦隊で、このような設定が再登場しないことを考えると、ちょっと行き過ぎた設定であったということになる。でも、それよりは、物語の鍵を握る人物になる、ということで、しっかりと演技の出来る俳優をキャステイン具する必要があるが、1年間の拘束となる戦隊シリーズに出演してくれる俳優を確保することが難しいだけなのかもしれないが...)

ハリケンジャー。疾風流の忍者学校・忍風館が戦隊の母体であり、その館長である日向無限斎が長官である。しかし彼は、最初の敵襲の時、ハムスターに変身して難を逃れたが、変身する時に呪文の一文字間違えたことから元に戻れなくなり、ハムスターの姿になってしまった。(それでも長官の座にいた。)→この設定により、長官を演じる俳優を1年間確保しなくても良いという道筋が出来た。(アフレコには必要だが、演じてもらうことに比べると、拘束される時間は大幅に減る。)

次回は「その他」に分類された長官の戦隊の予定。



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戦隊回顧録32 [特撮研究]

戦隊長官の「地球人」長官の第3回となる今回は、科学者(博士)である長官について。これに該当するのは、ゴーグルⅤ、ダイナマン、マスクマン、ターボレンジャー、メガレンジャー、ゴーゴーファイブの6つの戦隊である。

長官が科学者の場合、パターンが二つある。一つは、その人が中心となる組織があり、その人を中心として戦隊が組織されるというもの。もう一つは、大きな組織の中の一人であるが、その人がリーダーとなって戦隊を組織するというものである。後者に該当するのが「メガレンジャー」であるが、それ以外は前者に分類される。(「マスクマン」は、全体で考えると後者に分類されると思われるが、それを確認することは出来ない。)

ゴーグルⅤ。組織は未来科学研究所で、その中の本郷博士(所長)が20年前に暗黒科学者たちの動きに気づき、調査し続けており、デスダークの襲来を予想して戦隊を組織した。が、デスダークの襲来開始直後と、戦いのクライマックスに登場したのみで、それ以外は第一線にはおらず、若い者に任せるという形をとった。コンピューター・ボーイズ・アンド・ガールズ(通称:コンボイ)がサポートし、本郷博士の秘書である若木みどり(22話まで)と山本さゆりの二人がコンボイのまとめ役を務めた。この二人は直接戦隊を指揮するということはなく、名前だけの長官(本郷博士)がいて、実際の戦いではレッドが率いていた、という感じであった。尚、みどりは本郷博士の手伝いをするために22話で研究所から去り、それ以降はさゆりが一人でコンボイをまとめる役割となった。

ダイナマン。夢野発明センターの所長である夢野久太郎が長官。しかし、彼の正体は、15年前にレトロ遺伝子を発見した遠山博士であり、ジャシンカ帝国のスパイに発明を狙われたことで恋人の命を失ったことから発明おじさんとして夢野の名を語っていた。ということで、夢野発明センターだけでなく、ダイナマンの基地であるダイナステーションから戦隊の装備までもを独力で作り上げたということになる。尚、資金は数々の発明で得たものである。

マスクマン。姿三十郎が長官である。彼は科学者であり、チューブの襲撃に備えて光戦隊を組織する。が、この組織については今ひとつ分からない所がある。マスクマン結成前に光戦隊試作戦士としてX1マスクが開発されたり、2号ロボとなるギャラクシーロボは山形博士が開発したものである。姿長官は、座禅を組んだ状態で空中浮揚することが出来るが、そのような修行を行っていることから、戦隊を含む組織としたら何処まで関われていたのかが分からない。

ターボレンジャー。妖精との会話を行うメカを開発した太宰博士が組織し、自ら長官となっているが、彼の背後には特に組織というものがない。独力で資金を集め、ターボビルダーという要塞型ロボをはじめ、巨大ロボまでを開発したのだから、並々ならぬ男である。(妖精がどうの、というような話をしているのだから、周囲からは変人扱いされていたことは容易に想像できる。)数多い戦隊の中でも、彼が戦隊を結成して悪の侵略者に対抗したと言うことは、組織力、資金力を考えると、特筆される偉業と言える。でも、そういう偉業を達成する博士というのは、大抵は変人扱いされるような存在なのでしょうが...

メガレンジャー。世界の頭脳を集結した世界科学連邦(I.N.E.T(アイ・ネット))が背後組織であり、メガスーツやメカの開発を担当した久保田衛吉博士が長官である。つまり、I.N.E.Tの一プロジェクトであるメガプロジェクトのリーダーが戦隊長官ということで、資金力、人材に関してはいくらでもある、というところを見せつけてくれた。

ゴーゴーファイブ。巽世界(もんど)博士が戦隊の生みの親であり、長官である。兄妹戦隊の父親である。私的組織として立ち上げた戦隊を首都消防局の公認の組織として認めさせるのだから、災魔一族の侵略を食い止めるという成果を上げているとはいうものの、なかなかの交渉力を持った男である。(全財産をつぎ込んで開発したとは言うが、いくら何でも資金が厳しくなり、新たな資金が欲しかったということが根本的な理由なのだろうが...)

次回は「武術の達人」が長官の戦隊の予定。



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