bump.y #1 +α [ドラマ]
1話5分のショートストーリーということでは久しぶりとなる作品であるが、ネット配信されていることもあって、わざわざBSで放送する必要性は感じないのだが、放送していると見てしまいますね...でも、本作もネット配信ドラマだった「恋する星座」と同様で、BSで放送するようなレベルに達していない作品ですね。(一応、一挙に放送するというのなら、それなりの勝ちはあるが、4話ずつの3回に分けてと言う小出しではね...)
物語の内容の方は、どことなく「恋する星座」(これもネット配信していたもので、1話5分の全12話でした。)の焼き直しというパターン(結局、フラレるというのがお約束になっている。)の物語ということで、今一つ面白さがない。逆に、どうしてこうも同じ発想の範疇に入ってしまう展開のものばかり作るのでしょうか?丹羽P作品もそろそろネタが尽きてきたということの証ですかね。(もはや金属疲労が出ていて、かつてのような斬新なアイデアのオンパレードで、エネルギッシュであった頃の面影もなくなっている...)
一応、「恋する星座」との違いは、6人の女の子を持って来ているというところである。(実質的な主役は桜庭ななみとなっている。)一応、「恋する星座」の全12話の物語が余りにもワンパターンであったことからの反省なんでしょうが、それならどうしてななみともう1人という物語ばっかりにするのか、疑問に感じるところである。そもそも、ななみは「bump.y恋愛塾」には第1話で初めて訪れているだけに、他の5人の間ではより深い繋がりなどがあったでしょうからね。
また、その「bump.y恋愛塾」も第1話には出てきているが、現時点で配信されている範囲(=今回の放送と同じ範囲)では、その恋愛塾も最初の物語だけで、後の物語には活かされていないのが残念ですね。(塾長のキャラが良かっただけに...)
ネット配信されているとはいうものの、1話5分の物語と言うことでは、傑作がいくつかある「ショートフィルム道」を思い出し、それに準ずるような傑作が登場することを期待していたのだが、「恋する星座」と同様に、本作もその期待には応えてくれそうにないですね。せめて、もう少し実験的な試みを行って貰いたいものである。(「ネット配信が試みだ」というのは、本作は第2作目になるので、それは通用しない。)
ということで、この程度の内容では、10月、11月、12月の最終土曜日の「恋する日曜日(2nd.)」の枠が潰れてしまうのはもったいなさ過ぎますね。それでなくても「恋日・2nd.」の再放送がドンドン遅れていって、4月の再放送スタートから考えると、平均するとほぼ隔週に1度という放送ペースにまでなっている...また、どうせ本作も、もったいぶってからDVDのリリースをするのでしょうし...→1話5分の全12話なので、ドラマは60分となる。途中にCMが入るとしても84分枠の一挙放送で十分だとおもうのですがね...
また、次回の「bump.y」の放送は11/28の21:30からという案内が出たが、11/28の昼間はサッカー・Jリーグ中継が行われることになっている。よって変則的なことになるのだが、そういうことをするのなら、余計に小出しにするのではなく、1.5時間枠(84分と「ロック⑥オン」の6分)で一挙放送としたほうが良いのに... で、次回はネット配信で見ることで、おそらく放送の方は無視ですね。
来週と再来週は「恋日・2nd.」の再放送が行われるが、ようやく中盤の傑作「夏の記憶」の登場ということになる。が、11月の「恋日」の再放送はその2本だけなので、平均するとやはり隔週放送というペースになる。(11月後半の2週はサッカー中継のためにお休みとなり、「恋日」の前の「東京少女」も同様である。が、「東京少女・瓜生美咲」は11月の2週で全4話の再放送が行わます。)→7代目を襲名した岡本あずさのドラマ・デビュー作となった「東京少女・岡本あずさ」だが、12月は「東京少女・草刈麻有」があるから、完全に年が変わってからの登場となりますね。
兎に角、社名が「BS-TBS」に変わってからは、番組の質も番組編成もボロボロになっていてメガ当てられない状況になっているが、本当にどこまで落ちていくのですかね...(かつてはBSの中ではずば抜けて面白かったのに、現在では後発のBS11やTwellVの方が遙かに面白い!)
こっちを放送しろよな、BS-TBS
↓1話5分の物語でも、これは傑作でした。
ケータイ刑事銭形泪1話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
BS-TBSの再放送が「銭形泪」になるので、それに合わせて「裏ネタ編」の方も増補していきます。(「泪・1st.」の裏ネタ編はその割りに書いていないため、ネタはたっぷりとありますからね。)で、第1話「涙を武器にする女 ~かるたクイーン殺人事件」の裏ネタ編の増補の第1回(第1話の裏ネタ編としては3回目です。)は、サブタイトルにある言葉から「涙」についてと、この物語の「裏ネタ編PART 2」で記している「百人一首」についての追記、そして「決まり字」について、この物語で泪ちゃんが着ていた「振り袖」について記すことにします。
この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2008/7/3と2008/7/10付けで記しています。)
「涙」:漢字では「涕」「泪」という表記もある。(「泪」は中国語の表記である。)また、「目汁」という言い方もある。尚、日本語の古い時代では「なみた」と読んでいたが、奈良時代には濁音化して「なみだ」になった。
眼球上部にある涙腺から分泌される液体である。眼球を保護するため、及び眼球を洗浄するために、角膜に栄養を与えるために、雑菌の消毒のために分泌されるものである。よって、常時、微量であるが分泌されている。(乾燥しないようにするため。)また、人間の場合は感情を表す際にも特に分泌されることがある。(これは人間特有のものがある。)
涙腺から出た涙は、基本的には眼球の表面を流れた後は涙点に入り、涙小管、涙嚢、鼻涙管を経て、鼻に入り、再吸収される。(但し、一部は蒸発してしまう。また、涙点、涙小管、涙嚢、鼻涙管のことをまとめて「涙道」と言う。)
成人の1日の分泌量は平均すると2~3mlである。(乾燥防止だけでもこの程度分泌されている。)また、涙の元になるのは血液である。涙腺内の毛細血管から得られた血液から血球を除いたものが涙となる。成分はアルブミン、グロブリン、リゾチームなどの蛋白質、リン酸塩、食塩などであるが、その殆ど(約98%)は水である。
英語では「Tear」、ドイツ語では「Trane」、フランス語では「Larme」、イタリア語では「Lacrime」、スペイン語では「Lagrima」と言う。
「百人一首」:短歌を集めた歌集の一つであり、藤原定家撰の「小倉百人一首」のことを一般的に指している。(それ以外にも「百人一首」と呼ばれるものは存在する。例えば「後撰百人一首」「源氏百人一首」「女房百人一首」「愛国百人一首」などがそれなりに知られた者である。しかし、「小倉百人一首」が余りにも有名である。また、それらは「小倉百人一首」を模して作られたものであり、「愛国百人一首」のように、太平洋戦争の時代に愛国心を高揚させる意図で作られたというものまであり、時代が変わっても「100」というのが一つの括りになっていることを考えると、画期的なものだったということが出来る。)
単に「百人一首」と言えば、100人の歌人が詠んだ短歌を集めたことによって成立してしまうので、他にも多数の「百人一首」は存在する。「歌かるた」として使われる「小倉百人一首」が余りにも有名であるため、このようになっているが、現在では「新百人一首」をはじめとする他の「百人一首」と区別することから、「歌かるた」で使われる(藤原定家撰)百人一首は「小倉百人一首」と呼ぶのが普通になっている。
「小倉百人一首」は鎌倉時代前期に成立したものである。藤原定家が、天智天皇から順徳天皇の時代に至る古来からの100人の歌人の歌を年代順に1人1首ずつ撰して集めたものである。(尚、宇都宮頼綱(蓮生)撰説もある。)尚、100首の内、男女は79:21となっている。
この中の最も古い時代となる万葉集の時代からは大伴家持、山部赤人、柿本人麻呂の短歌が選ばれている。続いて六歌仙の時代の短歌としては在原業平、小野小町などが選ばれている。平安時代の中期には女流歌人のものが多く選ばれていて、清少納言、紫式部、和泉式部、大弐三位、赤染衛門、小式部内侍、伊勢大輔などの短歌が選ばれている。鎌倉時代からは西行、寂蓮といった僧侶の詠んだ短歌や源実朝という武士の短歌が選ばれていて、時代の変化が感じられるものが選ばれている。
「百人一首」が現在でも広く愛用されているのは、短歌を鑑賞するだけではなく、他の用途もある。「かるた遊び」をはじめとするゲームの一つとしていくつかの遊び方があり、娯楽の一つとなっている。(この物語に出てきた「競技カルタ」は、それが発展して競技となったものである。)また、中学の頃に、古典の授業で百人一首を覚えさせられたが、これは短歌の中に見られる古語の文法の勉強になったり、掛詞などの修辞技巧が見られるためであり、古典の入門用の教材となるためである。全て覚えたとしても、日常生活では接することがないだけに、筆者も現在ではその全ては覚えていない(忘れてしまったものが多いということです。)が、誰でも百首の中のいくつかは現在でも覚えていることでしょう。(覚えていなくても、「そういえば...」と言うことで、短歌の一部分を耳にすると、思い出すものもあることでしょうね。)
「決まり字」:百人一首を用いたかるた競技の際、札の取り合いに有用なものである。短歌の途中まで読まれた時点で取り札を確定することが出来る部分のことをいう。(劇中で泪ちゃんが結構細かく説明しているが、その通りで、実に分かりやすい説明でした。)特に競技カルタでは、相手よりも早く札を取らないと勝てないので、これを把握しておかないと札は取れないことになってしまう。(数枚であれば、偶然ということで取れるかも知れませんが...)
競技カルタでは「小倉百人一首」が使用されるが、そこにある短歌は100首と決まっている。読み札と取り札は1対1で対応しているが、頭の文字(1文字から数文字)によって取り札が確定できる。特に、冒頭の1文字が「む」「す」「め」「ふ」「さ」「ほ」「せ」の場合は、他に同じ文字から始まる短歌が無いため、これだけで取り札が確定できる。(上記7文字は順に寂蓮法師、藤原敏行朝臣、紫式部、文屋康秀、良暹法師、後徳大寺左大臣、崇徳院の短歌となる。)よって、下の句が読まれるまで待たずに札を取ることが出来るようになる。→1文字で決まるこれらは「1枚札」と呼ばれる。
当然、上記以外のものは頭の1文字では確定できないが、2文字目で確定できるもの、3文字目で確定できるもの、…、とあって、最も長くても6文字目によって全ての札が確定される。(この物語のポイントとなった「あさぼらけ」は6文字目で確定できるが、これは「きみがため」「わたのはら」と共に最も決まり字が長いものである。)
ちなみに、冒頭の文字が「う」「つ」「し」「も」「ゆ」で始まるものは、それぞれ2枚ずつが候補となり、「2枚札」と呼ばれる。(いずれもが、2文字目によって取り札が確定する。)同様に、頭の1文字で対応する札が3枚に絞られるものを「3枚札」と呼び、「い」「ち」「ひ」「き」がこれに該当する。また、冒頭の文字が「あ」の場合は16枚が候補となり、「あし」「あひ」「あけ」は頭の2文字で確定するが、「あさ」はこの時点では3枚が候補となり「あさぼ」で2枚、「あさぼらけあ」/「あさぼらけう」というように6文字目になってようやく確定する。(泪ちゃんの説明の通りです。)
尚、競技カルタでは、競技が進んで行くと読まれた札が出てくるので、「決まり字」は変化していくことになる。例えば2枚札の場合、一方が読まれると、残っているものは頭の1文字で取り札が確定することになる。→これを考えると、競技カルタで勝ち進んでいくには、素早く反応するという敏捷性も必要だが、これまでに読まれた短歌も頭に入れておくという記憶力も必要不可欠ということになり、なかなか奥が深いものと言うことが出来る。→そういう競技カルタを半年の猛特訓で勝ち抜こうと考えた泪ちゃんは、まだまだ甘いですね。(ただ、半年とは言っても、それなりに努力をしたという所は評価できますが...)
「振り袖」:「振袖」という表記もある。女性の着物で袖の長いもののことである。元々は未成年の者(=元服前の男女のことである。)が着る衣服であり、男女関係無く着用されていた。しかし、現在では未婚女性が着る礼服とされている。
袖が長いことが特徴で、袖丈が114cm以上のものを「大振袖」、100cm前後のものを「中振袖」、85cm前後のものを「小振袖」と呼び、現在ではほぼこの3つに分類される。(但し、「小振袖」は殆ど使用されておらず「大振袖」が一般的である。)尚、江戸時代でも袖丈は長かったものの、現在よりは短いものであったが、時代と共に次第に長くなっていったという歴史がある。(考えてみたら、未成年者の衣装であれば、年が小さいと身長も低いため、短くても地面に触れてしまうこともあるわけでして...)
尚、身頃に近い方の袖端を縫わずにそのまま開けている部分のことを「振八つ口」といい、基本的に振り袖には「振八つ口」がある。
尚、英語では「Long-Sleeved Kimono」と言うが、見た目をそのままで言っている。(「Kimono」は今では世界に通用する名詞になっているが「Furisode」はそこまではいっていないということである。)
↓いくつか
99のなみだ―涙がこころを癒す短篇小説集 (リンダブックス)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2008/04
- メディア: 文庫
99のなみだ・空―涙がこころを癒す短篇小説集 (リンダブックス)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2009/01
- メディア: 文庫
すぐに役立つ眼科診療の知識 角膜・結膜・眼瞼・涙器 (すぐに役立つ眼科診療の知識)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 金原出版
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
目がしょぼしょぼしたら‐眼瞼けいれん?―正しい理解と最新の治療法
- 作者: 清澤 源弘
- 出版社/メーカー: メディカルパブリケーションズ
- 発売日: 2008/01
- メディア: 単行本
原色小倉百人一首―古典短歌の精髄をカラーで再現 (シグマベスト)
- 作者: 鈴木 日出男
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 1997/11
- メディア: 単行本
ケータイ刑事銭形舞13話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
本来ならばこの枠では「銭形泪」の裏ネタ編とするのだが、BS-TBSの「銭形舞」の再放送もいよいよ終了ということと、その後が「銭形泪」になると言うことから、変則的に「銭形舞」の「裏ネタ編」を持ってきて、それを終了させることにする。BS-TBSの再放送は「銭形泪」へとバトンタッチとなるが、「銭形泪・裏ネタ編」は現在も進行中であるものの、「泪・1st.」の「裏ネタ編」は十分に増補できるだけのネタが残っているので、次回からは「泪・1st.」の「裏ネタ編」の増補を再放送に合わせて行ってくことにして、残っている「銭形泪・アナザーストーリー」の裏ネタ編は週に記す本数を少し減らして平行させていくことにします。
「銭形舞[裏ネタ編]」の裏ネタ編の増補も今回で終わりとなります。最終回である第13話「しりとり連続殺人事件」の「裏ネタ編」の4回目は、舞ちゃんが五代さんに手錠で繋がれた「カーテンレール」について、柴田さんがドサクサに紛れて行った「プロポーズ」について、五代さんはこれで鍛えていたことから命を取り留めた「ラグビー」について、舞ちゃんたちが「る」で始まる名前の人を捜すのに使った「電話帳」について記します。尚、「プロポーズ」については「泪・27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 7」で、「ラグビー」については「愛・15話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして加筆を行いました。
また、この物語について過去に記した記事(改訂版の方です)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「カーテンレール」:英語では「Curtain Rail」。カーテンを吊すためのフックを通す溝があって、それを滑らせることが出来るようになっていて、フックに吊したカーテンを閉じたり開いたりすることが出来るようになっている。
尚、カーテンを吊すフックはリング上になっているものもあり、その場合は「カーテンレール」はポール状の棒になっているため、「カーテンポール」と呼ばれることもある。(「カーテンレール」と形は異なっているが、機能的には同じである。)→カーテンは部屋のインテリアでもあるため、それを吊す道具の方もインテリア的にデザインされたものもあるということである。
「プロポーズ」:結婚を申し込むことである。英語では「Propose」。元々は「提案する」「(物事を)企てる」「推薦する」「指名する」という意味であって、「(結婚を)申し込む」という意味は第四の意味であるのだが、日本語になってカタカナ表記とした場合は「結婚の申し込み」という意味になる。尚、日本語で言うと「求婚」ということになる。尚、英語の「Propose」は動詞であり、本後では「プロポーズする」というように名詞としても使われているが、英語には名詞としての意味はない。
結婚の申し込みは、歴史的にも男性から女性に対して行うことが主流であり、女性から行うことはタブー視されていた。(日本でも欧州でも、昔はそうだった。)20世紀になってから、男性からしか求婚出来ないということに異を唱える考えが生まれ、現在ではタブーとされることは無くなったが、現在でも男性から行うものという認識が根深く残ってる。→但し、日本では認められていないが、一部の国に於いては同性婚が認められていて、その場合は女性同士のカップルであれば男から申し込むということはあり得ませんが...
その1つの方法として、婚約指輪を渡す方法が広く知られている。これは洋の東西を問わずに行われていることでもある。尚、「婚約指輪は給料の三ヶ月分」と言われる(「ケータイ刑事」シリーズでもこの言葉が出てきた物語もありましたね。)が、これはダイヤモンド関係の製品を販売しているデビアスがCMで用いたコピーであり、作り出されたものである。(この時、少しケチって「1ヶ月分」としていたり、もっと高いものを売るために「半年分」ということをしていたら、また現在とは違った感覚になっていたかもしれませんね...)
この物語では柴田太郎さんが舞ちゃんにドサクサに紛れてプロポーズしたが、何の準備もなく、自分が次に殺されると思い込んでのものだったので、即答で「ごめんなさい」と撃沈したが、やはりプロポーズをするのならそれなりの手順を踏んでからでないと...
「ラグビー」:「紳士のスポーツ」とも呼ばれるスポーツ(球技)で、ラグビー・フットボール(Rugby Football)と呼ばれるフットボールの通称である。
起源は19世紀前半のイギリスであり、ラグビーという町(人口は約6万人)にあるパブリック・スクールのラグビー校で生まれたものである。(「ラグビー」というのは学校名であり、また町の名前でもある。)その後、1863年にサッカーが組織として整備されたことを受けて、1871年にイギリスでラグビー協会が設立されて、基礎が確立した。また、日本には1899年に慶應義塾大学の塾生たちにイギリス人の英語教師が伝えたのが最初だとされている。
1チームの選手は15人であるが、この人数は数ある球技の中でも人数が最も多いものである。尚、7人制ラグビーというものもあるが、これは「セブンス」と呼ばれていて、15人制ラグビーと同じルールの所もあるが、細かい所ではルールが異なっている。2016年のリオデジャネイロ・オリンピックで正式競技として採用されることが決まっただけに、これからは注目されていくことでしょうね。
ラグビーで使用するボールは楕円形であり、相手陣のインゴールに運べば(トライ)得点になる。または、ポールの間にボールを蹴り入れれば(ゴール)、これも得点になる。また、試合は前後半各40分(高校ラグビーは30分)で、前半と後半で陣を入れ替えてプレイする。(7人制も基本的には同じであるが、試合時間は7分ハーフと10分ハーフということで、15人制ラグビーよりも試合時間が短い。→それだけ選手がグランドを走ることが多くなるだけに、消耗も激しいということですね。)
「電話帳」:電話加入者の名前、電話番号、住所を記載した冊子のことであり、「電話番号簿」と言うこともある。尚、NTTが作成している電話帳には、掲載を拒否することも可能であり、その倍は掲載されないことになる。(配布される電話帳も、不溶であれば断ることも出来る。)
尚、現在では、冊子になったものだけでなく、携帯電話に備わっている電話番号のデータベースのことも「電話帳」といい、当たり前のものになっている。尚、これは、携帯電話が登場する以前に、個人的に知人の名前と電話番号を記した手帳のことを「電話帳」と呼んでいて、それが電子化されて携帯電話の機能になったものである。
英語では「Telephone Directory」というのが正式な名称であるが、「Telephone Book」またはそれを省略した「Phone Book」と言う言い方の方が一般的になっている。また、ドイツ語では「Telefonbuch」、フランス語では「Annuaire」、イタリア語では「Elenco Telefonico」、スペイン語では「Guia Telefonica」という。
↓いくつか
この人と結婚するために―恋の始まりからプロポーズまで相手の気持ちを離さない愛のルール
- 作者: ジョン グレイ
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
adidas(アディダス)アディダス ゴムラグビー AR410BK 4号
- 出版社/メーカー: アディダス
- メディア: その他
adidas(アディダス)トリランス オールブラックス AR513W 5号
- 出版社/メーカー: アディダス
- メディア: その他
マスコミ電話帳 2009 2008年 12/20号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2008/12/19
- メディア: 雑誌
FAXサービスイエローページ―情報FAX電話帳〈Ver.6.0〉
- 作者:
- 出版社/メーカー: TOMOE
- 発売日: 1997/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
今週の「名曲探偵アマデウス」 [ドラマ]
今週の金曜の「名曲探偵アマデウス」は、予定ではBS-2と地上波の両方とも放送されるはずだったのだが、国会中継のために地上波の方がお休みになり、BS-2のみの放送ということになりました。まあ、NHKらしい放送休止ということになりました。→それにしても、ファイルNo.が40に乗ってからは、どうしてこうも偶数の時は放送が無くなるのでしょうかね?42と44はゴルフのためにお休みになり、今回の46は国会中継だし、どうしてこうも偶数の時だけがこんな目に遭うのですかね...???
で、BS-2の方はBS-hiから5日遅れで、ファイルNo.047のリスト「エステ荘の噴水」でした。色々と面白い所があるのだが、舞い上がったり、冷静であったりと、楽しいカノンさんが見られますが、所長は結構キツいことを言うなど、それぞれのキャラが良く出ていた物語でした。
で、今度の日曜のBS-hiは新作ではなくて再放送となるので、終了後には予告は流れませんでした。但し、火曜朝のBS-hiの再放送の後には、再放送の予告が流れていました。
今後の放送スケジュールは、31日(土)のBS-hiのお昼の再放送と、来週11/6の地上波の放送が、本日のBS-2で放送されたファイルNo.047・リスト「エステ荘の噴水」です。11/1のBS-hiはファイルNo.043のホルスト「組曲『惑星』」の再放送で、11/3(火)朝の再放送も同じ、11/6のBS-2はお休み、11/7(土)のBS-hiの再放送はファイルNo.044・ベートーベン「悲愴」のようです。(金剛地さん登場のものですね。)その後は、11/8がファイルNo.048・ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」、11/15はファイルNo.049・プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、11/22はファイルNo.050・ヤナーチェク「シンフォニエッタ」と続きます。尚、BS-2は11/13もお休み、11/29のBS-hiは再放送のようです。
10月と11月は新作が3本ずつということになるが、月3本の新作というペースでこの後も進むのでしょうか?12月と1月は2本の様な予感がしないでもないのですが...(何だかんだで、来年3月末までで60本といったところですかね...???)
ラストメール2~いちじく白書#3 [ドラマ]
前回のズタボロな物語からはマシになった今回の物語は「言葉遊び」をしていた物語でした。要は「ひらがな」で表記すると、違った意味に解釈することが出来る、ということで、「漢字」は見るだけで意味が分かる表意文字であることがよく分かる物語でした。でも、前回のラストで用意した伏線は全く生かされておらず、今回も同じようなシーンをラストに用意していたことで、前回が完全にゴミになった物語でもありました。
今回のバーチャルメールの配信は7通ということで、携帯電話キャリアを儲けさせるレベルが少し減ったものの、無くても良いようなレベルのものが多いのはいつもの通りでした。(終了後の待ち受け画像も一希ではなく静香の画像にしてくれなきゃ...)
「さらわれたのでたすけてください」というメールが届き、静香は「掠われた」と解釈し、乗り気でない一希を引っ張って依頼人の家に向かった。依頼人「せばすちゃん」の家には琴美という女性一人しかおらず、話をすると「私がイケナイ」と言う。更にこれを渡せば解決すると言って78万円が入った封筒を見せた。身代金が78万円とは安すぎると思った静香だったが、これを、相手も切羽詰まっていると解釈する。で、相手がやってくるというので、物陰から様子を見ていた。
一方、次のメールには「あんたのちかくでさらわれてるよ なんどもさがせばみつかるよ」とあって、一希は家の中に拉致されていると考え、家の中を捜すが発見できなかった。
相手がやってきて「あと100万」と値段をつり上げるが、琴美はどうしたらいいか分からず、隠れていた静香と一希を男に晒した。静香はとっさに「この人、警察よ」と一希のことを言い、お金は絶対に渡さないといって、封筒を持って逃げ、男は静香を追った。
一希も後を追おうとするが、琴美が全てを言い、納戸から割れた皿を見せた。セバスチャンは陶芸家で、一週間前に死亡していた。既に売ることが決まっていた皿を琴美が割ってしまったのだった。琴美は別の皿(失敗作)を渡そうとしたが、それも出来なかったということだった。
そんな所に、静香が電話が入り「さらわれた」ということで、男に捕まっていた。駆けつけると縛り上げられていた静香。(それでも何とか抵抗しようとしていた。)静香救出作戦が始まるが、失敗作の皿が絡み、それを割ってしまった一希。結局、全てはパーになり、静香は一応助けられた。
家に帰った一希は、じっちゃんが死んだときに自分のアドレスを問われたことを思い出していたが...
「さらわれた」が「皿割れた」を意味していたのに「掠われた」と勘違いしたことから始まった騒動ということで、コメディらしい物語でした。また、それ以外に「なんどもさがせば」(「納戸も捜せば」の意味で「何度も捜せば」ではない。)も出てきたが、こちらはちょっと空振りという感じだったになってしまい、寒い所でした。
コメディということでは今回は良かったが、メールの文章を漢字変換していれば済んでしまうだけだったので、セバスチャンが騒動の原因というだけで、内容としては低調でした。(それでも一応赤点ではない。→今回での離脱は中止、一応次回も見てみようと...)
それにしても、相変わらずなのはバーチャルメールの使い方が下手という所である。今回は騒動の原因を作っただけであり、ひらがな表記のメールが今回の諸悪の根源でした。一応、静香の早とちりもあるものの、「皿われた」としていれば、それだけで違った展開になったでしょうに...
ここまでメールを使いこなせていないようならば、メールを使わない物語を作っても良いかも知れませんね。(それぐらいの発想の転換をしないと、という意味である。そもそも、メールを使わない物語は本作の設定を蒸ししたものになる。→静香のおもしろ日記という物語にすれば良いかも...???)
↓一応こういうものを
読めないと恥ずかしい漢字1500 -日本人なら、これくらいは知らなくちゃ!
- 作者:
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/08/10
- メディア: 単行本
小学漢字1006字の正しい書き方―書き順・音読み・訓読みがすぐわかる (Obunsha study bear)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2002/02
- メディア: 文庫
↓これと比べると、出来不出来の差が既に上回っていますね...
- ショップ: イーベストCD・DVD館
- 価格: 9,539 円
↓これよりはましだけど...(こんなゴミ作品をリリースしても意味がないですが...)
- ショップ: ぐるぐる王国 楽天市場店
- 価格: 6,552 円
琉神マブヤー#12 [特撮]
最終回の一つ手前の物語。兄弟対決ということで決着が付くのだが、随分と変則的な決着の付け方でした。また、前回の修行で身につけた技を使っていたが、実に都合が良い技でした。(これを悪用すると、ボロ儲け出来そうですね。(例えば、競馬の当選馬券を買いに行くことが出来てしまいますから...))
紅亜は意識を失ったままだった。ということで、ケンが修行で身につけた技を使うように言い、マブヤーは「旧暦ワープ」という技を使った。これは過去に遡るが旧暦の日にワープするというものである。で、紅亜がこのような状況になったあの日にケンをワープさせ、レアが怪我をしないようにするというのだった。で、ケンはその通り実行した。で、紅亜は直撃を受けることなく、単に気絶しただけだった。→過去を修正することで現在を改善するって、本当に力業であるが、自由に過去に行けるというもので無いので、まあよろしいかと...
で、今度は兄との対決となる。その前に、叶は、マジムンが誕生した理由を教えられる。→ここもかなり強引な風呂敷のたたみ方である。が、某変身ヒーロー番組のように広げたままにしないのは良い所である。
でもって、オニヒトデービルとマブヤーの対決となる。ケンがハブデービルに手出しをしないように言っていたが、敵のはずなのになんか仲間のような感じですね...
戦いが始まるが、マブヤーは自らは攻撃をせず、単に受けていただけだった。(→前回の修行の通りですね。)で、オニヒトデービルは必殺技を繰り出す。が、マブヤーは手を出さなかった。で、オニヒトデービルは攻め続けるがマブヤーは倒れなかった。そして最終的に、オニヒトデービルが力尽きてしまった。するとハブデービルが、オニヒトデービルは用なしとして、他の次元に飛ばしてしまった。(→非情のボスらしい一面をやっと見せてくれました。)
で、叶はケンと一緒に戦追うと言うが、ケンは「俺の役目は終わった」と言って、消えてしまった。
また、黒い台風が猛烈な勢いで沖縄に近づいていた...
時間的な制約があるのは分かるが、随分と力業に頼った風呂敷のたたみ方ですね。有無を言わせずに強引な展開で決着を付けているのは良いのだが、余りにも強引というのは...(某変身ヒーローのような広げっぱなしのままで終わってしまうような酷い物語(早い話ゴミでしかない)にはならないのは歓迎です。)
それにしても、全13話だから、週3の放送だと本当に早いですね。しかも、最終回だけを残して来週にというのも放送スケジュールを考えたら実に上手く引っ張っている。結末が楽しみです。
「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その127) [ケータイ刑事]
今回のテーマは「Audio-Visualソフト」です。が、単なるソフトでは余りにも幅が広くて収拾が付かなくなるので、「殺人に利用されたソフト」ということにします。取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「零・2nd.7話」を、「007」からは「ダイヤモンドは永遠に」です。
「ケータイ刑事」:「零・2nd.7話」。「音声スタッフは語る ~ノイズに埋もれた殺人事件」という物語であって、この物語のトリックは音声スタッフの1人が考えたものである。
この物語で「利用されたソフト」というのはDVDである。2005年の作品であるため、時代を考えると順当な選択ですね。(音声トリックを使った物語であるが、音声ソフトでは無くて映像ソフトというところが時代と言った所です。)
犯人は、被害者を感電死させたのだが、実に手の込んだ準備をしていて、まずは被害者の奥さんを現場から引き離し、そして被害者を感電するように仕掛けた場所におびき出すという用意周到ぶりを見せている。で、その細工に利用したのがDVDである。
ラジオ番組の収録スタッフが録音した韓国の珍鳥・オズマドリの鳴き声の分析を被害者(野鳥研究科の教授)に頼み、教授宅で聴いていた。その途中で席を立った教授が階段から転落して死亡した。当初は心臓発作を起こした事故と考えられたが、教授が階段から転落した直後に停電するということがあり、階段の様子を調べた零ちゃんは他殺と考えた。容疑者はレポーターのミカと音声スタッフ・耳村の2人で、耳村の音声道具を使用すると、感電させることも可能だった。
ことの成り行きは、オズマドリの鳴き声を聞いていると、玄関チャイムが鳴り、奥さんが席を外した。また。それからまもなく、2階の部屋から目覚まし時計のアラームが鳴ったということで教授はそれを止めに行こうとして2階に向かったが、停電して物音がした。そしてミカたちが駆けつけると教授が倒れていた。で、ミカが救急車を呼ぶように耳村に、薬を持ってくるように奥さんに指示を出していた。このようすから、心臓発作を起こしたものと考えられたが、捜査を進めていくと、色々と不可解な点が出てきた。(目覚まし時計のアラームのセットされている時間が根本的におかしいかった。)
で、零ちゃんが事件のトリックに気づいた。犯人は教授を殺害するために綿密な計画を立てた。そしてそれは教授に聴いてもらったオズマドリの鳴き声を収録したDVDに細工がされていた。それには、オズマドリの鳴き声だけではなく、玄関チャイムや目覚まし時計のアラーム音まで録音してあった。玄関チャイムやアラームの電子音には指向性がないため、音源の位置が分かりづらい。そのため、聴き慣れた音がすると、その音と思ってしまう。玄関チャイムで奥さんを遠ざけておき、続いて、感電するように仕掛けた階段に教授を誘い込むために目覚まし時計のアラーム音を利用した。指向性がないアラーム音を耳にした教授は、それは2階の部屋の目覚まし時計が鳴ったと勘違いをして、仕掛けられた階段を上り、感電して死亡したのだった。
教授が感電したことで、電気がショートしたためにブレーカーが落ちて停電し、物音と共に駆けつけたミカは、感電するように仕掛けたものを片付けるために、耳村に救急車を呼ばせ、奥さんに薬を取ってくるように行って1人になって片付けたのだった。
あくまでも犯行を否定するミカだったが、零ちゃんがDVDを再生すると、玄関チャイムが鳴り、続いて目覚まし時計のアラーム音がした。DVDに細工が出来るのはミカしかいないことから、ミカは逮捕された。
「007」:「ダイヤモンドは永遠に」。1971年のシリーズ第7作で、初代ボンドの復帰作(初代ボンドの通算6作目)である。冒頭の物語は、前作(2代目ボンド)の物語を受けたものであって、新妻のテレサを殺されたボンドが宿敵ブロフェルドを追うというものであった。この部分については賛否両論がありました。
この物語で「利用されたソフト」というのはカセットテープ(コンパクトカセット)である。この当時はDVDはおろか、CDすら世の中には存在しておらず、家庭用VTRもまだ登場していない。映像ソフトとなると8ミリフィルムになってしまうことを考えると、性能も向上したカセットテープというのは、時代を考えると妥当なところであろう。(一応、この時代の音楽ソフトと言えばLPレコードということになるが、ユーザーが製作することが可能なものとなると、やはりカセットテープということになる。)
ダイヤモンドをエネルギー源に使った人工衛星レーザー兵器を作ったブロフェルドは、海上にある石油採掘プラントをダミーにしてその衛星兵器のコントロール基地としていた。そして、人工衛星の制御プログラムを、音楽を収録したカセットテープのケースに入れていて、ごく普通の音楽を収録したものと見せかけていた。(ケースこと行進曲になっているが、本物は衛星の制御プログラムであって、音楽ではない。)
ボンドガールのティファニーがブロフェルドに掠われていて、基地に連れてこられていた。そんな所にボンドが衛星を制御するカセットテープをすり替えようとして乗り込んできた。が、カセットテープのすり替えに失敗して捕まってしまう。(このニセモノには、ケースにあった通りの行進曲が録音されていた。)で、ブロフェルドから、ボンドの推察通りで、カセットテープが衛星兵器の制御に使われていることを告げられる。で、ボンドを始末しようとなり、連行されていくことになるが、ティファニーがボンドにニセモノのテープをこっそりと渡し、何とかすり替えるチャンスを得る。
ブロフェルドの部下から逃れ、何とかカセットテープをすり替えようとするボンドは、本物のカセットテープをイジェクトするのに成功下。が、ブロフェルドに見つかってしまい、床に落ちた(本物の)カセットテープを元に戻すように強要される。厳しい目が光る中、ボンドは床に落ちたカセットテープを拾う際、袖に隠してあったニセモノのカセットテープとすり替えて、ニセモノを拾いあげ、拾ったカセットテープを元に戻した。ブロフェルドたちは本物のテープが戻ったと思い、一安心する。で、ボンドを監禁しようとして連れて行く。尚、ボンドは連れて行かれる時に、ティファニーに本物のカセットテープを渡していた。
ティファニーはボンドがすり替えに失敗したと思っていたので、ボンドが連れて行かれて人目が無くなってから、すり替えを行い、成功した。で、連行されていくボンドを追いかけ、すり替えに成功したことを告げた。が「君に渡したのは本物のテープだ」ということで、本物のカセットテープがセットされた状態に戻り、このままでは衛星兵器は作動してしまうことになってしまった。
が、ボンドが連れて行かれる時に、テープのすり替え成功を合図する風船を飛ばしていたことから、奇襲攻撃が始まり、戦闘状態になる。衛星兵器の作動まで残り数分という中、基地を破壊して、衛星兵器の作動を防いだボンドだった。
共通点は、単なるAudio-Visualソフトの一つとしか思われないもの(実際、見かけ上はごく普通のDVD/カセットテープである。)が、実は細工がしてあるという所、そして、それが元で人が死んでいるという所である。(「ケータイ刑事」では殺人事件が起こり、「007」では一般市民に犠牲者は出ていないが、ブロフェルドの部下は戦いになって命を落としているので、死人が出ている。)
違いは、DVDとカセットテープということで、一方は「皿」、もう一方は「紐」と呼ばれるものである。(が、製作年代を考慮したら、当然と言える選択である。)「ケータイ刑事」では犯人が作ったものが犯人の意図通りに使われたが、「007」ではそれを作った人の意に反して、本物と偽物とのすり替え合戦に発展し、最終的には動作する前に破壊されてしまい、結果的には使用されなかった。(レーザー兵器なので、使用されなかったことで良かったのですが...)
次回も「ある物」をテーマに記す予定です。何が登場するかはお楽しみに。
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PROCOL HARUM『PROCOL HARUM』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1967年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。1977年から1991年の間は活動停止していたが、現在までに度重なるメンバー・チェンジを行って、現役バンドとして活動を続けているが、彼らの代表曲『Whiter Shade Of Pale』(邦題「青い影」)が収録されているアルバムでもある。(この曲はイギリスでは1位を獲得し、アメリカでも最高位5位となって、1967年のBillboard年間シングル・チャートでは38位にランクインしている。また、数多くのアーティストたちがカヴァーして、スタンダード・ナンバーになっているだけに、誰でも知っているでしょうね。)
収録曲は以下の全10曲である。(US盤の収録曲順であって、イギリス盤は異なっている。)『Whiter Shade Of Pale』『She Wandered Through The Garden Fence』『Something Following Me』『Mabel』『Cerdes (Outside The Gates Of)』『Christmas Camel』『Conquistador』『Kaleidoscope』『Salad Days (Are Here Again)』『Repent Walpurgis』。
この中からは、『Whiter Shade Of Pale』が前出の用に全英No.1、全米で最高位5位を記録する大ヒットとなり、デビュー間もない彼らを一躍スターダムにのし上げた名曲である。
お薦め曲は、当たり前すぎるものの『Whiter Shade Of Pale』は絶対に外せない。彼らの代表曲であり、この曲があるからこそ彼らの存在価値があると言っても過言ではない一曲である。これ以外では『Something Following Me』『Christmas Camel』『Conquistador』『Kaleidoscope』『Repent Walpurgis』という所をピックアップしておくことにする。
当時の音楽シーンは、BEATLESが中心にいたが、ロックの世界ではサイケデリック・ロックが幅を利かせると言った独特の時代でもあった。(そこからプログレが派生して一時代を築き上げることになる。)彼らのサウンドも、当時は斬新なものであり、それでいてメロディラインの美しさもあって、あっという間に浸透することになった。それだけに時代に衝撃を与えたサウンドということも出来る。現在ではこのような衝撃を得られるような斬新なものが登場することはなくなっているだけに、その衝撃のサウンドは一度は聴いておきたいところである。(但し、『Whiter Shade Of Pale』は余りにも有名な曲であるだけに、この曲では新鮮さを感じることは無いかもしれませんが...)
古代少女ドグちゃん#4 [ドラマ]
今回登場した妖怪は「無礼香」ということで、「無礼講」と「線香」を掛け合わせたような設定となっていた。ビジュアル的にはあまり派手な所はないのだが、ろくろ首の亜流のようなデザインは面白い所でした。ただ、昔の映画のろくろ首と蔵へルト、伸びるクビが細く、首と言うよりは紐のような感じでしたね。→CG処理をすることが出来るため、デザイン上の制約にならないということでもある。
前回がKJ脚本ということと、今回のゲストが山田キヌヲということから、今回は「ニュータイプ ただ、愛のために」のシフトとなることを期待していたのだが、今回の脚本はKJではなくて三宅隆太ということで、そうはなりませんでした。が、豊島圭介監督、三宅隆太脚本となると、「銭形雷・2nd.10話」(「帰ってきたアイツ! ~銭形雷襲撃事件」)のコンビでもあるので、これはこれで別の楽しみがありました。そう言えば、その時には魔除けのお札が劇中に登場していたが、本作の妖怪に繋がる要素があったというのは偶然ですかね...???
物語の方は、第1話や第2話の派手なものが頭にあるだけに、地味な印象があるのだが、社会風刺ということではブラック度も上がっていて、突き詰めていくと面白い内容であった。それにしても前回の第3話からは全く違う路線の作品になった感じですね。今回はドグちゃんも今一つ目立っていなかったですし...→誠を主役とした物語ということでは、風刺を取り入れたしっかりした物語になっていたと言うことが出来る。
ドグちゃんがとんでもない料理を作っているのを見た誠は、いきつけの定食屋に足を運んだ。そこには田舎から出てきた控えめな女・小町がバイトで務めていた。小町は主人からセクハラを受けていたが、それでも口答え一つなく、耐えて働いていた。(故郷の実家には商社のOLと伝えてあった。)誠はそんな小町のことが気になっていて、常連客になっていたのだった。(「いつもの」というメニューが「ニラレバ定食のレバ抜き」って、単なる「ニラ炒め」→「野菜炒め」と言うことになりますね。)
セクハラを受けた小町が一人見せに残っていたら、謎の仮面の男が現れて「アロマのようなもの」と言って「無礼香」というお香を受け取った。帰宅した小町は早速それを試してみた。
翌日、やはりドグちゃんの料理を見た誠は、定食屋へ。が、小町の姿はなく、主人と面倒くさそうに誠に応対する店員・あゆみしかいなかった。(あゆみは誠に対して無愛想な態度で接客していた。→主人は全く怒らない。)そんな中、小町が現れた。主人は遅刻ということで雷を落とすが、小町が切れて、今までに溜まっていたものを一気に口にした。が、次の瞬間には元に戻り、店を飛び出して行った。それを見た誠は後を追うが、あゆみに食い逃げ扱いされてしっかりとお金を払ってから小町を追った。
小町と話をした誠。小町は「無礼香」というアロマのようなものを貰ったということを語る。で、誠にも1本与えたのだった。
家に戻った誠は、小町から貰った「無礼香」を試してみた。一方、小町は残っていた「無礼香」を一気に使った。
誠は性格が変わり、ドキゴローに絡んでくる。そんな所からドグちゃんがニオイから妖怪のことに感づき、それは「妖怪無礼香」ということが分かる。誠は小町のことを思い出して、いつもの定食屋に向かい、ドグちゃんもやってきた。すると身体に異変が起こった小町が妖怪無礼香に取り憑かれていた。(ろくろ首のような妖怪でした。)
ここから先は、ドグちゃんが(ドキゴロー)を装着しての妖怪退治となり、いつものように退治して、めでたしめでたし。
小町は故郷に帰ることにし、定食屋の方は潰れた。ということで、ドグちゃんの作った料理を口にすることにした誠。が、何が入っているのかを尋ねたところ、「ミミズが3匹と…」と聴くと、吐き出して逃げだしてしまった。
今回の物語は、完全に誠が主役の物語で、馴染みの店員の小町に恋心を持ったという物語(こういう物語の定番通り、その恋は成就することなく、ほろ苦い経験ということになりました。)であった。ドグちゃんを中心と考えると、物足りなさを感じることになるだろうが、視線を誠を中心とすると、実に良くできた物語である。引きこもりだった誠であるだけに、気に入った店員・小町の店に通うというのは心理的にも当然であり、その小町のことが気になるというのも定石である。また、小町は店の主人からセクハラを受けていても、口に出すことが出来ないが、このような境遇にいる人というのはとても多いでしょうし、故郷の家族には見栄を張っているというのもよくあることであり、「風刺」ということでは実に上手く設定に取り入れている。
妖怪無礼香によるものだったとは言っても、ブチ切れる所も不満が鬱積した現代人らしい所である。しかも、同じ店員であるあゆみのやる気のなさも、無気力人間を上手く描いている所であり、主人のセクハラの対象が小町というのも上手い所である。(ルックスではあゆみに行くと思われる...)
前回の「放置自転車」と共に、「社会風刺をしている」という所を見せつけた物語であり、単なる深夜枠向きのお色気番組であったり、コスプレ番組ではない所をまざまざと見せつけた物語でした。
ところで、今回登場した謎の仮面の男であるが、妖怪をこの世に解き放つという妖怪の使いということになっていたら良いのですが...
次回は、原案の井口昇監督自身も登場するという物語です。また、ゲストに宮下ともみの名前があるが、「銭形海・1st.12話」の井口監督の物語にゲスト出演しているのだが、またまた唸らせるキャスティングですね。
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野球狂の詩#15「スラッガー藤娘」 [アニメ]
今回の物語は、メッツの主砲である国立玉一郎の物語である。歌舞伎界のホープがスラッガーとして高校野球でならしたことでプロ野球選手となるが、家族は大反対ということで、人間ドラマとしても見所のある物語です。
原作漫画では、この物語以外にも高校時代の国立を描いた物語があるのだが、アニメになったのは国立のプロ入りから初登場で代打逆転サヨナラホームランという派手なデビューをするが、その後は打てず、次に活躍するまでの苦悩を描いたものに留まっている。
それにしても、岩田鉄五郎が国立との契約で、初打席でヒットを打てなかったらクビにする、という乗降を付けて契約したというのは、現実世界ではとても考えられない契約条件であって、凄い設定です。(こういう内容の契約は、裁判に訴えたら、おそらく無効となるものと思われる。)しかも、鉄五郎はメッツの看板選手であるものの、監督でもないしフロントの人間でもないだけに...
が、国立は歌舞伎の国立屋の女形として人気を集めていた。これまで国立屋を支えていた父の弁慶に翳りが見え始めていたこともあって、周囲はプロ野球に進むことに反対していたが、本人の決意は固かった。(父は、世界は違うもののプロの世界は厳しいということを分かっているのと、息子の決めた道に進ませてやるのだから、なかなか出来た人物である。)
で、人気女形の国立の入団は、これまでは野球を全く見なかった歌舞伎ファンをプロ野球の試合に足を運ばせることになった。満員の国分寺球場。メッツは阪神と対戦する開幕戦。阪神の先発ピッチャーは、メッツキラーの大文字(メッツ相手にしか勝てず、他チーム相手には通用しないピッチャー)で、メッツは劣勢が続く。しかも大文字は投球毎にメッツベンチをちらちらと見ていた。
1-0で阪神リードで迎えた最終回。相変わらずの大文字の前に手が出ないメッツ打線。が、投球毎にメッツベンチを見る大文字が国立を見ていることに気がついた鉄五郎は、大文字がベンチを見たら手を振るように国立に伝えた。で、そうすると、大文字の様子が変わった。大文字は女形の国立のファンだったのだった。で、ランナーが1人出ると、代打国立の登場となる。(ヒットを打てないとクビになる初打席である。)で、見事にサームランを打って2-1でメッツはサヨナラ勝ちを収めた。国立屋では、玉一郎が戻って来ることが先になったと言っていたが、父はプロの厳しさを知っていて「甘くない」と思っていた。
華々しいデビューを飾った国立だったが、その後は全く打てなくなり、10打席ノーヒットが続く。苦悩する中、権助からのアドバイスで故郷に戻ってみるのもいいと言われ、歌舞伎公演の劇場を訪れる。父や弟に励まして貰うつもりだった玉一郎だったが、父は一喝し、プロの世界の厳しさを説くと、玉一郎を追い返した。これによって玉一郎は自分の甘さを痛感することになる。で、権助相手に練習に打ち込む国立だったが、ようやく何かを掴んだようだった。
既に20打席ノーヒットが続いていた。で、中日戦。国立は先発から外される。試合は中日リードで迎えた最終回。国立が代打で登場し、星野から逆転サヨナラホームランを放つ。ダイヤモンドを一周してホームインした国立は、そこで父の弁慶の舞を見せて吹っ切ったのだった。
物語としては面白いのだが、細かい所では原作漫画にあった重みのある所や、ちょっとした洒落になっている面白い台詞などが殆どカットされていることもあって、漫画と比べると80%と言った内容になってしまったのが残念な所であった。が、プロ野球と歌舞伎という全く異なる世界でも、「プロの世界」という共通点があり、プロの世界の厳しさを描くには十分な物語にはなっている。
しかし、国立がメッツの主砲で4番を打っている不動の選手であることは分かっていても、高校時代やルーキーの時の国立の野球選手としての描写が少ないこともあって、この物語だけでは国立玉一郎を描き切れていない。原作漫画にある他の国立の物語と絡めて描いた方が良かったと思われる1本でした。(そうなると、東京日日の記者・山井との絡みも出てきて、より深い物語になります。)
今回の物語中のエラーは、国分寺球場に関してありました。国立デビューの阪神戦で、阪神のベンチが試合途中で幅が狭まり、そこにいるのが4人ぐらいになってしまうことがあり、少しすると幅も広がった多数の選手がいることになるという所。また、これは後の中日戦でも同様で、国分寺球場のビジター・チームが使う三塁側ベンチは、ベンチの幅が可変するようです。
次回は、「ウォッス10番」ということで、富樫と日下部の物語です。また、その次は「ガッツ10番」ということで、一応は前後編ということになる。また、この「10番」シリーズの原作漫画は、水島新司と里中満智子の合作作品でもある。(「スラッガー10番」までの三部作であるが、アニメの方は2本である。)
野球狂の詩ベストナイン・セレクション 2―国立玉一郎・島小太郎 (ペーパーバック KC)
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琉神マブヤー#11 [特撮]
15分番組だから仕方のない所なのだろうが、今回の物語は叶の修行編で、しかも簡単に修行を追えて100の技を身につけたというのは、余りにも軽いですね。もう少しは苦労するべきだと思うのだが、時間的な制約があるので、仕方ないといったところですかね... そのため、チルダイ森のウフ主も変なオッサンというイメージの方が強く残ることになりました。
紅亜は意識を取り戻すことが無く、ケンは叶に対して、修行をさせるためにチルダイ森に連れて行くことにした。その入口は叶がマブヤーになった場所であったが、それだけではなく、20年前に叶が岩次郎に拾われた場所でもあった。叶は兄と共に捨て子だったのだった。
で、チルダイ森のウフ主から試練を与えられ、それに挑んでいく。そんな中「打たれたら打ち返す。しかしまた打ち返される。それはいつ終わる?」というウフ主の言葉で目覚め、打ち返すことをせずに対処した。で「よくやった」ということで、修行は終了。ケンが「100年に一度の修行」と言っていたが、全く重みのない修行でした。(但し、ウフ主の言葉は実に重みのある言葉ですけど...)
また、100個の凄い技を身につけたと言うが、これって凄い威力の技ではなく、意表を突くという意味での凄い技ですね。
一方、マングーチュがマブイストーンを全部持ってきて、9つのマブイストーンは全てハブデービルの手に渡った。が、マングーチュは沖縄を支配することに興味はない、と言って去ってしまった。→正に「アンパンマン」に登場するドキンちゃんのノリですね。
一方、沖縄には黒い台風が近づいていて...
前回で破れたマブヤーが修行をするというのはヒーロー作品ではありふれた展開であるが、お馴染みの展開をしっかりと繰り広げているというのは安心出来るところです。が、そんなに凄い修行とは全く思えないのが現代的なところですかね...
一方、悪の軍団が目的に大きく近づいたというのも終盤の展開ではお馴染みのものであるが、マングーチュが抜けるという展開はちょっと意表を突かれました。また、「黒い台風」というのは最後の物語に繋げるためのもので、もう一段の風呂敷が広げられることになったが、某変身ヒーローのような酷いことにはならないことでしょう。
尚、残りは2話で週3の放送であるので、来週の火曜で終了となり、水曜からはドキュメント番組ということで、この10月から沖縄で始まった続編のとなる「マブヤー外伝」の放送ではありません。流石に週3での放送とは行かないにしても、週1で放送してくれたらいいのに...
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西川産業 それいけ! アンパンマン だきまくら 約42×22cm D(ドキンちゃん) WTY2004900
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ケータイ刑事銭形泪35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]
9回目となる「銭形泪・2nd.22話」(通算では35話)の「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件」の「裏ネタ編」も今回で打ち止めとします。で、今回は、柴田さんが(早島琴の)これをやっていたということから「追っかけ」について、高村さんが早島琴に言った「負け惜しみ」について、高村さんの銃はこれだったということから「空砲」について、そして佐藤公安警部補が口にした「小劇団」について、「反響」について記します。尚、「空砲」については「愛・9話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆を行いました。
尚、約3年2ヶ月前のBS-i(当時)での再放送時に記した本編について記した記事(「改訂版」となります。)の前半(=Aパート)は「ここをクリック」、後半(=Bパートと鑑識メモ)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「追っかけ」:ご贔屓の芸能人や著名人を対象として、追いかけ回す熱狂的なファンのことである。英語では「Groupie」がこれに似た言葉であるが、日本語の「追っかけ」よりも過激な所があって、部分的には(日本語で言う所の)「ストーカー」に近いものがある。(「つきまとう」という行為にまで及んでいるのが「ストーカー」であり、「追っかけ」はそこまではいかない。)
尚、「追っかけ」には他にもいくつかの意味があって、辻待ちの人力車夫が客を誘うことを言ったり、追いはぎのことを指したり、(山陰地方では)魚の仲買人のことを指す言葉でもある。
「追っかけ」というと、芸能人をターゲットとして、どこからスケジュールを入手するのかというように、行く先々に先回りしているのが特徴であるが、日本でこれが初めて現れたのは明治20年代の娘義太夫だと言われている。明治25年に新聞記事として、その時の様子が記されたものが資料として残っているが、ファンである学生達が娘義太夫に熱中して、追っかけたという。(移動に使った人力車まで追いかけたり、演じている最中に落ちた簪の争奪戦を繰り広げたという記事がある。→今も昔も、熱中していると、やることは同じですね。)で、この時に「追駆連(おっかけれん)」という名称が使われた。(「連」と言うのは一人ではなくて複数の人が行っていたためで、「連中」の意味である。)よって、これを「追っかけ」の言葉が最初に登場したものとされている。
その後は数々の追っかけが登場していて、芸能人だけでなく、スポーツ選手などにも見られるようになる。また、宝塚歌劇団の追っかけは、それぞれの組のトップスターに追っかけがいるという状況である。→劇場出演が中心である宝塚のスターを追っかけるというのは、ある意味では明治時代の「追っかけ」に繋がるものを感じられますね。
また、今年では女子アナウンサーをタレント扱いして、追っかけている連中もいるぐらいであって、熱狂的なファンは時代が変わり、ターゲットが変わっても、その存在と行っていることは変わらず、存在続ける(当然、人も変わっているのは言うまでもない。)ものものである。
尚、普通に「追っかけ」をしているのであれば、それほど大きな問題にはならない(待っている時に騒いだりしたら、その近辺の住民に対して迷惑行為をしていることになるので、完全に何もないとは言えません。)が、度を超えて「つきまとい」という行為まで発展すると、それは「追っかけ」ではなくなって「ストーカー」になり、各地の条例で定められている迷惑行為防止条例違反となって犯罪行為となって、犯罪者となる。(ニュースで、追っかけからストーカーになって、裁判所から排除命令が出た、とか、逮捕されたというものを時々耳にすることがありますね...)
「負け惜しみ」:負けたことを悔しがって、ことさら強情を張って負けていないと言い張ったり、弁解することである。兎に角、「負け」を(一切)認めずに何とか言い訳をして取り繕い、あくまでも自分は勝っていて、負けたのは何かのせいにする行為でもある。また、勝敗で「敗北」ということでなくても、何らかの失敗をした場合も、同様の行為をしていると「負け惜しみ」と言われる。
英語では「Sour Grapes」と言う口語的な言い方がある。特に「それは負け惜しみだ」と言うことを「I think it's sour grapes.」という慣用語として使用される。これはイソップ物語に出てくる一説の、キツネが木になっている美味しそうな葡萄を取ろうとして手を伸ばすが、手が届かずに取ることが出来なかった時、「あの葡萄はすっぱいからいいよ」という負け惜しみを言って葡萄を諦めたという物語に由来している。(文字通り「酸っぱい葡萄」という言葉になるが、「Sour」には「酸っぱい」という意味以外にもいくつかの意味がある。「負け惜しみ」を言う場合、「不機嫌な」「気むずかしい」態度をとることがあるが、この「不機嫌な」「気むずかしい」という意味が「Sour」にあるところが面白いところでもある。)それ以外の英語としては「Bad Loser」「Obstinate」「One's Defeat」と言う言い方がある。
とは言っても、早島琴は海王星団の新たなボスであるだけに、負け惜しみでも言って存在感を見せないと、ボスとしての存在感が無くなってしまうだけに、立場上でも負け惜しみを言ったことは、物語としては面白い所でした。
「空砲」:実弾を込めないで、火薬だけを使った銃や大砲のこと、若しくはその発射音のことを言う。実弾を使っていないため、当然のことながら相手を殺傷することや、破壊を行うということは起こらない。現在では、「歓迎」の意味を表したり、「敬意」を表す表現として、外国の要人を迎えた場合、式典などで一般的に行われている。また、軍関係の場合では、戦死者に対する軍葬の際、弔意を表す意味としても行われている。(フィクションであっても、軍葬のシーンには登場していますね。)
空砲を撃つというのは、長い歴史のある行いであって、帆船が主役だった大航海時代からの名残である。というのは、当時の大砲は、一度発射すると、次を発射するには相当な時間がかかる(発射の反動で大砲は後方に移動してしまい、それを元の位置に戻し、更に筒先から中を掃除して、新たに火薬を装填して弾を込め、導火線に火を付ける必要がある。)ためであり、その間に相手から攻撃されると無防備な状態になってしまう。つまり、大砲を発射すると次の発射まで時間がかなりあり、相手に対して間接的に攻撃の意思がないことを伝え、敬意を表すというものである。この中から「空砲は敬意を表す」という所だけが受け継がれ、現在でもそれが国際的な礼儀となっている。(現在の兵器であれば、空砲の後に実弾の(連続)発射も可能になっていますが...)
尚、「空砲」と同じ「くうほう」と読むが、「空包」というものもある。こちらは、実弾の代わりに木製や紙製、コルク製の栓を弾として装填し、火薬を使って発射音だけが出るようにした演習用の弾丸のこと、若しくはその発射音のことをいう。これは演習の際に実際に使われている。
ここで注意しないといけないのは、「空砲」と「空包」は、共に「発射音」のことを意味する言葉として使用されているが、それ以外の意味で物を指す場合は、「空砲」は大砲や銃のことを、「空包」は弾丸のことを指しているので、全く意味が違うものになる。よって、「空包を装填した空砲を携帯する」ということは叶であるが「空砲を装着した空包」というものは存在しないことになる。(これは言葉の遊びの一つですが...)
尚、英語では「空砲」のことを「Blank」、「空包」のことを「Dummy Cartridge」と言う。(当然であるが、ちゃんと別の言葉となっている。→日本語でも「空砲」と「空包」は別の言葉であるが、同じ発音というのはややこしいだけに...)また「空砲を撃つ」は「Fire a Blank」と言う。
「小劇団」:舞台演劇の上演を行うことを目的として組織された団体のことを「劇団」と言うが、その中でも規模の大きくない組織のことである。
欧米では、劇場の付属団体として劇団が存在するのが一般的であるが、日本では劇場が劇団を持っているというのは希である。(劇場を持っている劇団としては、宝塚歌劇団や劇団四季などがあり、専用劇場で上演が行われる。)そのような劇団は大劇団(大規模劇団)と呼ばれ、それに対応する形で、劇場を持たず、サークル的な集まりであったり、劇団の運営から上演作品の脚本、演出、主演などを1人で行っているような劇団のことを「小劇団」と言う。(ある程度の人数はいるが、劇場を持っていない劇団を「中劇団」と言う。)但し、「中劇団」「小劇団」の明確な境となる規模というのはなく、相対的な大きさから分けて呼ばれるのが一般的である。
また、「大衆劇団」と呼ばれる劇団で、日本全国各地を旅をしながら上演を行う小規模な劇団があるが、これも劇団の規模からすると「小劇団」に含まれることになる。(一般的には数人から十数人程度という規模であるため。)
ちなみに、佐藤二朗さんは1996年に劇団「ちからわざ」を旗揚げして主催しているが、これまで行われた全ての公演では作と出演を行っている。規模からして、典型的な「小劇団」ということになるが、自虐的にネタにしてしまうところがまた二朗さんらしいところでもありますね。
「反響」:音波が壁などの障壁物に衝突し、そこで反射して元の位置に戻って来る現象のことである。この例としては「こだま」「やまびこ」があり、誰でも経験したことがあるでしょう。
音波は空気の振動であるが、物体に衝突するとそこで反射が起こる。そのため、元の方向に戻って行く。反射をする際、特定の周波数帯域の音が特に弱まったり、振幅が弱くなるのが一般的であるが、この物語の現場のようにコンクリート打ち抜きというところでは反射率が高いため、特に声がこだますることが起こる。(普通の住宅の室内でも同様の現象が起こるが、壁が吸音して反射が少ないため、あまり感じない。但し、浴室では反射が多くなるため、似たようなことを体験できる。)
英語では「Echo」言うが、これはカラオケで「エコー」と呼ばれるその「エコー」でもある。(カラオケの「エコー」は「反響」と「残響」(英語では「Reverberation」。音源の発音を停止しても、音が響いて聞こえる現象のことであり、60dB減衰するまでの時間を「減衰時間」と言う。)を加えた信号処理が行われているものである。)
尚、あることの影響が他に引き起こす現象のことや、有名人や芸能人の発言や発表などによって起こる世間の反応のことも「反響」と言うが、これは「音の反響」から転じた使い方である。
↓参考まで
芝居に行こう!―小劇団・小劇場早わかりハンドブック (ムックセレクト)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ロングセラーズ
- 発売日: 1990/11
- メディア: 新書
音波シミュレーション入門―Visual Basicで物理がわかる
- 作者: 吉沢 純夫
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
ケータイ刑事銭形舞13話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形舞[裏ネタ編]」の第13話「しりとり連続殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の2回目(通算では3回目)となる今回は、この物語での佐藤二朗さん関係から「ホテルマン」について、「ベッドメイク」について、また事件現場の一つである「ビジネスホテル」について、そして舞ちゃんが気づき、事件を解く鍵にもなった「ウォーターベッド」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(改訂版の方です)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「ホテルマン」:ホテルで働く人の総称である。(経営者、支配人、従業員などの全てを指すのが日本語の「ホテルマン」である。)尚、日本語の「ホテルマン」としての意味は和製用法であるため、英語とは少し違った意味となっている。→日本語の「ホテルマン」に相当する英語は「Hotel Employee」ということになる。英語の「ホテルマン」、すなわち「Hotelman」というのはホテルの経営者のことであって、支配人や従業員のことは意味しない。
「ベッドメイク」:「ベッドメイキング」とも呼ばれる。ベッドの毛布やシーツを整えることである。(単に整えるだけでなく、シーツ交換なども含めて呼ばれる。)一般的にはホテルのベッドを整えることが思い浮かばれるが、病院のベッドを整えるのも「ベッドメイキング」と呼ばれる。(主にナースの仕事となっている。)
ホテルでは、部屋の掃除を行う際に、ゴミの収集、バスルームやトイレの清掃、タオルや備品の交換などど同時に行われる。
ホテルではフロント係やボーイのように表に出ることのない裏方の仕事であるが、数多くの客室のあるホテルでは、必要不可欠な仕事であって、これを担当する人がいなければホテルはやっていくことが出来ない。→一部屋ずつ、丁寧に掃除をして、ベッドメイクを行っていくが、結構時間がかかるものであるだけに、ホテルを利用する場合はできるだけ部屋を汚さないように、綺麗に使用しましょう。
「ビジネスホテル」:ホテルの一つであり、出張のビジネスマンをターゲットにした低料金のホテルである。(必要最低限のサービスに特化することでコストを下げている。)尚、「Business Hotel」とは和製英語であって、英語では通用しない。尚、英語では「Economy Hotel」と呼ばれるものがこれに相当している。
主に都市の繁華街で交通の便の良い場所に立地している。(最寄り駅から徒歩で5~10分程度にあるのが殆どである。)ホテルとしたら出張ビジネスマンをターゲットにしていることから、部屋はシングルが中心であり、ホテルのもう一つの稼ぎの柱となる宴会場などを備えていないのが特徴である。(ツインルームもあることはあるが、シングルが中心である。また、スイートルームなどは備えていない。)更にルームサービスというサービスは行っておらず、簡単なものは自販機コーナーが用意されていて、そこで購入することになる。
日本でこの形のホテルとして最初に営業を行ったのは1920年の法華倶楽部で、京都に個室形態の旅館が創業されたことから始まっている。
「ウォーターベッド」:英語では「Water Bed」。寝台の一つであり、スプリングに水を使ったベッドである。(マットレスとして、水を詰めたものを使用する。)水を使っているため、重量が重くなる(一般的に500~700kgほどの重量になる。)、水を温めて使用する必要がある、という欠点があるが、寝心地がよい、水温の調節によって夏は涼しく、冬は暖かく寝られる、というなどの長所があり、愛用者も多いベッドの一つである。
水をマットレスとして使っているが、袋に入れた水はその形を自由に変えることが出来るため、これに寝ると、身体の凸凹に沿った形で身体を支えることになるため、特定の部位で体重を支えるという子とがなくなるのが最大の利点とされている。近年は低反発マットレスというスポンジを素材にしたマットレスも登場しているが、スポンジのように長時間の使用による型が付くことが一切ないので、長期間の使用にも問題はない。
但し、水を使っているため、それを入れている袋が破れてしまうと、水浸しになってしまう。また、重量があるため、一度設置したら簡単には移動できないということもあるため、寝室のレイアウト変更は基本的には出来ないと考えておくべきである。
↓参考まで
伝説のホテルマンが語る 「一流の仕事」ができる50の言葉 (East Press Business)
- 作者: 林田 正光
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2008/07/16
- メディア: 単行本
おもてなし力が身につく57の習慣―伝説のホテルマンが明かす「ひとさじの心くばり」のコツ
- 作者: 林田 正光
- 出版社/メーカー: こう書房
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
↓いざという時のために...
BEST HIT USA 2009[2009/10/27] [音楽(etc.)]
今回はレギュラー・メニューに戻った内容だったが、構成の方は相変わらずのズタボロでした。まあ、今回は「嘘」も無かったので、平凡なものでした。(まあ、何もないのが一番良いことですけど...)
時間の無駄遣いのOP-PVは2005年のKARL WOLF『Africa』、CM明けの挨拶の後、8年前のコンサートの話をして、2001年のPAUL McCARTNEYのライヴで『Let It Be』でした。続いては久しぶりとなる「HOT MENU」のコーナーで、LA ROUXを取り上げ、ELLY JACKSONのインタヴューがあってから『Bulletproof』のON AIRでした。(が、途中からインタヴューの続きを被せたゴミとなりました。)続いて「COUNT DOWN USA」の20位から11位の発表と続きました。
CMを挟んでは「STAR OF THE WEEK」で、KARL WOLFがスタジオに登場して、話をしてから『Carrera 2009』のON AIR(良いところでブチ切りでした。)、話の続きがあってから「C/D USA」の続き(10位から4位の発表)となりました。
CMを挟んでは「大いなる伝説」のBEATLES編を挟んでからようやく「TIME MACHINE」のコーナーとなりました。今回は10/27ということで以下の5件が紹介されました。
1960年:BEN E. KINGがDRIFTERSから独立してソロとしての初のレコーディングをニューヨークで行った。この日録音したのは『Stand By Me』と『Spanish Harlem』の2曲だった、1970年:THREE DOG NIGHTがロンドンのロイヤル・アルバート・ホールを皮切りに初のイギリスツアーを開始した、1973年:GLADYS KNIGHT & THE PIPSの『Midnight Train To Georgia』が全米シングル1位を獲得した。2週連続1位となるヒットとなる。(彼らの初のNo.1ソングとなった。)またこの曲は1973年のBillboard年間シングル・チャートでは49位にランクインしている。(この時期の1位獲得曲は、集計の関係上、翌年に分散されてしまうため、年間チャートでは下位に沈んでしまいます。)、1990年:JANET JACKSONの『Black Cat』が全米シングル1位となる。彼女の4曲目のNo.1ソングとなった。このアルバムが収録されたアルバム「RHYTHM NATION 1814」からは7曲のシングルがトップ5入りを記録している。(1位は1週のみで、1990年の年間シングル・チャートでは59位にランクインしている。)、1995年:GLORIA ESTEFANがローマ法皇の50周年記念パーティに招待され、ステージを披露した。ポップ・シンガーでローマ法皇からステージを依頼されたのは彼女が初めてだった。
10/27が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の1名でした。DURAN DURANのSIMON LE BON(1958年生まれ)。
尚、上記以外で筆者のデータベースに名前のある10/27が誕生日のアーティストは以下の通りです。LEIF ERICKSON(1911年生まれ)、POUL BUNDGAARD(1922年生まれ)、GILLES VIGNEAULT(1928年生まれ)、FLOYD CRAMER(1933年生まれ)、LEE GREENWOOD(1942年生まれ)、GARRY TALLENT(1949年生まれ)、ERIC MORENA(1951年生まれ)、K. K. DOWNING(1951年生まれ)、TOPI SORSAKOSKI(1952年生まれ)、FARIN URLAUB(1963年生まれ)、SCOTT WEILAND(1967年生まれ)、ADRIAN ERLANDSSON(1970年生まれ)、ELISSA(1972年生まれ)、MARIKA KROOK(1972年生まれ)、VANESSA MAE(1978年生まれ)、TANEL PADAR(1980年生まれ)。
今回はG. ESTEFANの話となって、彼女がグループ時代の曲から1986年のMIAMI SOUND MACHINEの『Conga』のON AIRでした。
「C/D USA」のTOP 3の発表を挟んで、ラストのリクエスト曲は、解散を認めたOASISで1995年の『Wonderwall』でした。OASISは嫌いじゃないけど、この番組で取り上げるのには中途半端ななってしまう'90'sのヒット曲なので、ノーコメントとします。
次回は、EPGによると、ゲストはニュートン・フォークナー。内容説明の方は、ギタリスト大特集!世界のオルタナ、ブルース、ソウル部門を代表する3人の超絶テクは必見!さらに1984年11月3日の全米チャートをプレイバック!とあります。→この様子では、またもレギュラー・メニューとは違うようですね。尚、1984/11/3付けのBillboardのチャートでは、シングルはBILLY OCEANの『Caribbean Queen』が1週目の1位(2週連続1位を記録することになる。)、アルバムはPRINCEの「PURPLE RAIN」が14週目の1位でした。(24週連続1位を記録することになる。)
(What's the Story) Morning Glory?
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1995/10/05
- メディア: CD
琉神マブヤー#10 [特撮]
週3の放送だから、もう10話に到達ということで、本当に早いですね。で、今回の物語は物語が急展開を見せることになった物語であり、残り3話が楽しみになってきました。特に、謎の男として現れた新雷と叶が兄弟だという告げたことで、物語の雰囲気が一気に変わりました。しかもその正体がオニヒトデービルだということで、のんびりとした雰囲気が完全に消えました。
また、今回の叶は、やたらと力が入って力んでいたということ、紅亜がいなくなった叶の後をつけていくということ、というように、これまでとは少し違った所が随所にありました。→「起承転結」の「転」という物語ですね。
何だかんだでオニヒトデービルと対峙するマブヤー。そして必殺技を繰り出そうとするが、オニヒトデービルもそれと同じ技を使って相打ちに、その衝撃が思いも掛けない所に波及して、叶を追ってきた紅亜が倒れてしまった。すかさず、ケンに紅亜を任せる叶(マブヤー)。ここでケンが紅亜を抱いて安全なところに連れて行くというのは、紅亜にしたらただの犬にしか見えないことを思ったら、犬がクレフを運ぶという凄い離れ業をやっていることになるのでしょうね...
結局、今回は決着が付かず、逆に力んでいたマブヤーの方が力尽きてしまった。で、オニヒトデービルが正体を現して「お前は俺の弟だ」と告げた。→完全に今までののんびりした要素が無い終わり方でした。(ただ、兄弟だったという展開の作品「○○」が思い出されますが...)
また、ケンが紅亜を運んでいくのをマングーチュがつけていて、そして岩次郎の工房に侵入。そしてこれまでにマブヤーが回収したマブイストーンを発見したということで、いままでのマブイストーンを巡る攻防が残り1個というところで一気に逆転したことになりました。
今回の物語は、ある意味では一気に風呂敷を転げた物語ということになるが、残り3話でちゃんと決着を付けてくれるでしょうね。(某マンネリ変身ヒーローのように、広げた風呂敷を畳むことが出来ないゴミ作品とは違うでしょうし...)
ケータイ刑事銭形泪35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]
8回目となる「銭形泪・2nd.22話」(通算では35話)の「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件」の「裏ネタ編」ですが、今回は海王星団のアジトを探る段階で出てきたものである「鳩」について、「伝書鳩」について、そして餌として与えていた「ポップコーン」についてと、高村さんがこれで呼んでと言っていた「ニックネーム」について記します。
尚、約3年2ヶ月前のBS-i(当時)での再放送時に記した本編について記した記事(「改訂版」となります。)の前半(=Aパート)は「ここをクリック」、後半(=Bパートと鑑識メモ)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「鳩」:漢字では「鴿」と表記する場合もある。(中国語では「鴿子」と表記して「鳩」とは表記しない。)ハト目ハト科の鳥の総称である。また、「平和のシンボル」として知られている鳥でもある。
世界では約300種類が生息していて、世界中に分布している。主にカワラバト類、アオバト類、カンムリバト類、オオハシバト類の4つに分類される。
穀類や木の実などを食べる草食性の鳥であるが、孵化したばかりの赤ちゃん鳩には「ピジョンコルク」と呼ばれるミルクを親鳥が与えると言うことが知られている。(親鳥が半分消化したものを与える。)
翼長は20cm前後というのが一般的であるが、雀よりやや大きいという小形の品種や、ニワトリ程度の大きさになる大型の品種もある。また、寿命は10~20年と言われている。孵化して半年ほどで一人前の成鳥となり、2~3年の頃が最も充実した年頃となる。(人間で言うと10代後半から20代前半という時期になる。)また、10歳ぐらいまでは繁殖能力がある。
人間との関わりは古く、古代エジプトやギリシャで通信用として使われていたとされている。また、旧約聖書のノアの方舟の一節にも登場している。(鳩がオリーブの葉をくわえて戻って来たことから、乃愛は洪水が引き始めたとしったという逸話がある。)
また、食用としても古くから利用されていて、乾燥した土地でも成長することから、中近東の乾燥地帯では古くから食用にされていた。また、中国やフランスでは伝統的な鳩料理があることで知られている。日本でも一部(キジバト)は食用にされているが、一般的な食材とはなっていない。また、卵も同様で、鳩を食するという国では食材として使われるが、日本のように食材として殆ど利用されていない国では卵も食用とされていない。(日本では、消費量が微量であることから価格が高く、高級食材となっている。)
日本では、神社のおつかいとして親しまれた鳥ということもあって、身近な鳥の一つであった。「八幡様の鳩」として知られていたこともあって、食用にはされず、比較的大事にされてきた鳥である。
中国では、鳥を放つと幸運が訪れる、という民間信仰があった、祭事や祝い事がある場合、鳩を放つという習慣があった。(現在でもあるが、都市部ではドバトの問題から放鳥を禁止している所もあるので、全国的にとはいかない。)→日本でも同様の事が行われているが、中国の習慣を真似たものである。(近年では、やはりドバトの問題もあって、見かけることが少なくなってきましたが...)
英語では、飼育されている鳩を「Pigeon」、飼育されていない野性の鳩やドバトを「Dove」と言い、ドイツ語では「Taube」、フランス語では「Pigeon」(英語と同じスペルで発音も同じであるが、アクセントの位置が異なっている。)、イタリア語では「Piccione」、スペイン語では「Paloma」(名古屋に本社があるガス器具メーカーのパロマはこの単語から来ている。)、中国語では「鴿子」と言う。
尚、後述する「伝書鳩」は、全ての鳩を利用することは出来ず、特定の種類の鳩を訓練することで使えるようになるものである。(何処にでもいる野生の鳩(所謂「ドバト」)と伝書鳩の頭部を見ると、伝書鳩の方が大きく、脳が発達している事が分かる。)
「伝書鳩」:鳩の中でもカワラバトを改良した鳩であり、翼長は20cm~25cm程度である。鳩には帰巣本能が高いという性質があり、これを訓練で鍛えることで、遠隔地から元の鳩舎に戻るという性質を利用したものである。また、鳩の飛翔能力が高いことも利用される利用の一つである。特に帰巣本能については、1000km以上離れていても巣に戻ることが出来る、と言われていて、実際、1000km以上離れた地点を帰還した鳩というのもたくさんいる。
鳩の寿命は10~20年と言われているが、伝書鳩はそれよりも短いと言われていて、軍用でよく働いた伝書鳩は5~6年で死んでしまったと言われている。(→人間でいったら20代後半から30代前半で死んでしまったと炒ってよろしいかと...ある意味では過労死ということかもしれません。)
使い方は、通信文を紙に記し、それを書簡と呼ばれる小さな金属製の筒に入れ、それを伝書鳩の足に取り付ける。また、マイクロフィルム、薬と言った小物であれば、鳩の背中に持たせて運ばせるということもされた。
一般的には100~200km程度離れた距離から放つというのが一般的な利用のされ方であった。(100kmならば2時間もあれば十分到着し、200kmでも3時間程度で到着する。)但し、途中で猛禽類などに襲われたりして、戻ってこない場合もある。(第二次大戦で、イギリス軍が大量のの伝書鳩を使っていたが、ドイツはそれに対抗するために猛禽類の鳥(鷹)を使って伝書鳩を襲わせたという事を行っている。)
伝書鳩の歴史は古く、古代エジプトやギリシャで、通信用として使用されていた記録が残っている。また、ローマ帝国では色々と利用されていた記録が残っている。古代国家だけでなく、その後も軍事用の通信手段として利用されるということが長く続いていて、19世紀には通信手段の主役という存在になる。また、その利用は無線が発明され、広く利用されるようになっても使われていて、第二次大戦でもかなりの伝書鳩が利用されていた。(特に、書面の通信だけでなく、マイクロフィルムや薬と言った小物であれば運搬も可能ということで、無線には無い特徴を有していたことも、長く利用されていた理由である。)
日本での利用は江戸時代の後半になってからであり、ヨーロッパで改良された伝書鳩が輸入されて、京阪神での商業連絡用として利用されていたという記録が残っている。本格的に利用されたのは。明治以降で、軍用鳩として利用されたことで、品種改良なども行われていた。また、同時に、報道機関でも伝書鳩を利用していた時期があった。
戦後は、電気通信網の発達もあって、伝書鳩の利用は減少し、現在では使われることは無くなっているが、それと同時に伝書鳩を使った「鳩レース」が行われる用になって、「レース鳩」として使われるようになっている。(レース鳩も伝書鳩と同様に訓練された鳩であって、ドバトとは品種が異なっているのは言うまでもない。また、レース鳩は鳩舎でしか餌を食べることを知らないため、鳩舎に戻れなかったら飢え死にする。)→数少ないレース鳩を取り上げた漫画として飯森広一の「レース鳩0777(アラシ)」という作品(1878年~1981年、チャンピオン・コミックスでは全14巻)があるが、これを読むとレース鳩についてや鳩レースについて、または日本軍が使っていた伝書鳩に関しても少しであるが理解することが出来ます。
「ポップコーン」:スナック菓子の一つであり、トウモロコシを使ったものである。また、ジャンクフードの一つとしても知られている。(映画館でのお菓子というと、一番にポップコーンが来ますね。)英語では「Popcorn」と言う。
トウモロコシの中でも爆裂種のトウモロコシの実を干したものを使い、炒って爆裂させたものに、塩やバターなどの味を付けたものである。(キャラメルなどの甘い味付けも一般的に行われている。)ある意味では、日本にある米を使ったポン菓子のトウモロコシ版といっても良い。→尚、茹でたり焼いたりして食べるスイートコーンと呼ばれる種類のトウモロコシの実は、表皮が柔らかいため、ポップコーンとしては向いていない。
日本には幕末にあったとされているが、広く知られるものではなかった。広く知られるようになったのは、第二次大戦終了後、占領軍として日本にやってきたアメリカ兵たちが食べていたことから、それが広がったものである。その後、縁日で綿飴とともに広く販売されるお菓子となり、映画館で販売されている代表的な菓子となっている。
映画館で販売されているのは、アメリカでの影響を受けたものである。アメリカでは、映画館に於いて、作品がつまらなかった場合、ブーイングが行われ、何かを投げるという習慣(?)があるが、ポップコーンだと、例え人に当たっても痛くなく、怪我をするということが無いためである。(当然、そのまま食べることが出来るのは言うまでもない。)→アメリカ文化がそのまま日本に入ってきたものの典型的な一例である。但し、日本では映画館で投げるということは行われないですが...
ポップコーンは簡単に作ることが出来るため、現在では様々な形で販売されている。加工済のものを袋詰めにして販売されているのは言うまでもなく、映画館や縁日ではその場で加工して販売されている。(できたてで暖かいものが食べられる。)また、販売時は加工前であって、食べる直前に自分で加熱して、その場で作るというものも販売されている。(アルミ製のフライパンのような形をした容器に入ったものと、電子レンジで調理するものとがある。いずれもが加熱されることでトウモロコシが爆裂してポップコーンが出来上がる。)
ちなみに、ポップコーンは塩、バター、キャラメルなどをたっぷり使っているためであり、それ以外の材料はトウモロコシなので澱粉質のみということになり、ジャンクフードの定義である「高カロリー、低栄養価でビタミンやミネラルを含んでいない食品」ということに見事にマッチしているためである。近年では、味付けの際に使用するものに工夫がされていて、低カロリーというポップコーンもあることにはあります。
「ニックネーム」:親しみを込めて使用される名前であって、本名ではない名前の一つである。別の言い方をすると「あだ名」または「愛称」のことである。(一応、「通称」もこれに近いが、「通称」の場合は親しみを込めることがないものもあるので、微妙にニュアンスは異なっていることになる。)尚、英語では「Nickname」と言う。そう言えば高村さんは発音に五月蠅くて、【níknèim】と何度も強調していましたね。
これにはいくつかの付け方がある。人の場合は、本名から、身体の特徴から、関係するものごとから、関係したエピソードから、性格から、特技、趣味、嗜好品などから、広く普及している似ているものから、というような様々なものから付けられる。→高村さんの「バーボン刑事」は嗜好品から来ているのは説明の必要は無いですね。
ハトの大研究―古代から人とともに生きてきた鳥 (PHPノンフィクション)
- 作者: 国松 俊英
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
AIKYU NO TOMO (愛鳩の友) 2009年 11月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 愛鳩の友社
- 発売日: 2009/10/14
- メディア: 雑誌
ヴォライユ料理大全―鶏、鴨、鳩、うずら、ほろほろ鳥、うさぎの活用術が一冊で学べる (旭屋出版MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 旭屋出版
- 発売日: 2008/11
- メディア: 大型本
- 作者: 宇田川 竜男
- 出版社/メーカー: 鶴書房
- 発売日: 1965
- メディア: -
レース鳩0777〈第1巻〉 (1978年) (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 飯森 広一
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1978/08
- メディア: -
レース鳩0777〈第14巻〉 (1981年) (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 飯森 広一
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1981/01
- メディア: -
なるほど・ザ・「あだ名」―知りたかった博学知識 ぴったりの愛称、ニックネームはこうしてついた (KAWADE夢文庫)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1994/02
- メディア: 文庫
「犬」(その1) [映画(邦画)]
懐かしの邦画ヒーローシリーズの第38弾として取り上げる作品は、前回取り上げた「悪名」シリーズで人気が出た田宮二郎の単独主演シリーズとなった「犬」シリーズです。1964年から1967年までの間に大映京都が全9作を製作したシリーズである。
主人公の鴨井大介は拳銃・コルトを愛するお調子者であるが、拳銃の腕前だけは人並み外れたものを持っている。そんな彼が事件に巻き込まれながらも、コルトの曲撃ちで窮地を乗り越えていくというのがパターンであるが、漫画チックなその作風が'60'sという時代に不思議とマッチしていて、娯楽映画として楽しませてくれる作品群となっている。
また、コメディ・リリーフという所では天知茂が出演しているのだが、ニヒルなイメージのある天知茂がこういう演技を見せるのは珍しく、この点でもポイントとなっている。
尚、本シリーズは人気があったものの、田宮二郎が大映を退社したことで終了となったものであって、シリーズ終盤の作品でも極端にクオリティが落ちることなく楽しむことが出来る作品である。
初回となる今回は、シリーズのおさらいです。本シリーズ作品は以下の通りである。
シリーズ第1作「宿無し犬」(1964年)、シリーズ第2作「喧嘩犬」(1964年)、シリーズ第3作「ごろつき犬」(1965年)、シリーズ第4作「暴れ犬」(1965年)、シリーズ第5作「鉄砲犬」(1965年)、シリーズ第6作「続鉄砲犬」(1966年)、シリーズ第7作「野良犬」(1966年)、シリーズ第8作「早射ち犬」(1967年)、シリーズ第9作「勝負犬」(1967年)。
次回からは、それぞれの作品について、順番に記していくことにします。
本シリーズはDVD化されていません。
POLICE『LIVE!』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1995年にリリースされた2枚組のライヴ・アルバムである。が、1979年(ボストン)と1983年(アトランタ)の全く別物のライヴであり、2枚のライヴ・アルバムの2 in 1の様な感じがする構成となっている。また、4年という歳月の間に彼らの変化ということも感じられ、特に同じ曲ではその違いを知ることが出来るので、なかなか面白いライヴ・アルバムと言うことが出来る。
収録曲は、各DISCに15曲ずつの全30曲である。DISC 1の収録曲は以下の通りである。『Next To You』『So Lonely』『Truth Hits Everybody』『Walking On The Moon』『Hole In My Life』『Fall Out』『Bring On The Night』『Message In A Bottle』『Bed's Too Big Without You』『Peanuts』『Roxanne』『Can't Stand Losing You』『Landlord』『Born In The 50's』『Be My Girl/Sally』。
続いてDISC 2の収録曲は以下の通りである。『Synchronicity I』『Synchronicity II』『Walking In Your Footsteps』『Message In A Bottle』『O My God』『De Do Do Do, De Da Da Da』『Wrapped Around Your Finger』『Tea In The Sahara』『Spirits In The Material World』『King Of Pain』『Don't Stand So Close To Me』『Every Breath You Take』『Roxanne』『Can't Stand Losing You』『So Lonely』。
DISC 1の'79年のライヴでは、彼らの初期の定番曲を、しかも彼らもまだ若く、ちょっと貴重なものをたっぷり味わうことが出来る。一方、DISC 2では、大ヒット・アルバム「SYNCHRONICITY」からの曲が中心となり、そこにお馴染みの曲が加わっているということで、今となっては彼らのライヴらしさをたっぷりと感じることが出来る。また、お馴染みの定番曲の方では円熟味が出ているだけに、これはこれで色々と楽しむことが出来る。
特に、'70'sのPOLICEを聴くことが出来るというのが貴重な所であり、現在でも新鮮さを感じる事が出来る。それだけに、近年の再結成でしかPOLICEを知らないという方にもしっかりと聴いてもらいたいライヴである。
ケータイ刑事銭形泪35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]
7回目となる「銭形泪・2nd.22話」(通算では35話)の「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件」の「裏ネタ編」ですが、今回はこの物語で3度目の登場となった荒畑任五郎に関することとして、収監されていたので「刑務所」について、刑務所なのに意外とこれが手薄だった「看守」について、海王星団の仲間から公呼ばれているということから「裏切り者」について、そしてこれを暗号に使用していたということから「惑星」について記します。尚、「刑務所」については「泪・26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 4」で、「惑星」については「泪・26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして加筆しました。また、「看守」については「泪・29話(2nd.16話)[裏ネタ編]PART 9」で「刑務官」として記したものを参考にしています。
尚、約3年2ヶ月前のBS-i(当時)での再放送時に記した本編について記した記事(「改訂版」となります。)の前半(=Aパート)は「ここをクリック」、後半(=Bパートと鑑識メモ)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「刑務所」:英語では「Prison」または「Jail」と言う。自由刑(懲役、禁固、拘留のように、受刑者の身体を拘束することで自由を奪う刑罰のこと)に処せられた者を監禁収容するための施設であり、監獄の一種である。また、国によっては死刑囚を収容する施設でもある。(日本では、死刑囚は刑務所ではなくて留置所に収容され、拘置所は未決拘禁者(被疑者や刑事被告人で、刑が未確定の人のこと)と死刑確定者を収容する施設である。)
刑務所は懲役刑が確定した者を監禁収容する場所であることから、刑を執行する場所としての機能がある。また、死刑囚も収容する国では、その執行も行われるので、やはり刑を執行する場所と言うことが出来る。
刑務所が登場したのは、刑罰として拘禁が行われるようになってからのことであって、13世紀頃のことである。但し、当時の刑務所は修道院などを利用して拘禁を行っていたことが多く、現在のような「刑務所」というものではなく「留置所」といった方がよい施設であった。
現在のような収容施設としての刑務所は、16世紀になって登場したものであって、ロンドンのブライトウェル宮殿、ロンドン塔、アムステルダムの懲治場、フランスのバスティーユ城塞などが知られている。また、植民地に流刑するというような刑罰が増えていき、受刑者を監禁する施設が増えていくことにもなった。しかし19世紀になると、刑罰の中心は自由刑となり、これによって一段と収容施設(=刑務所)が必要になり、一段と刑務所の数が増えていくことになった。
刑務所の制度には2種類があって、アメリカで採用されている「独居拘禁制(オーバーン制)」と、ヨーロッパで採用されている「共同拘禁制(ペンシルベニア制)」がある。(前者は独居房に受刑者を1人ずつ収容するもので、後者は数人を1つの単位として収容するものである。アメリカが前者というのは、個人主義の国らしい所である。日本は基本的に後者であるが、前者もある。)
現在の日本には、刑務所、少年刑務所(「少年院」と呼ばれる施設とは別である。「少年院」は家庭裁判所から保護処分として装置された少年を収容する施設であり、主に16才に満たない者を収容し、矯正教育が行われる施設であり、「少年刑務所」は少年法によって懲役、または禁固刑を受けた16歳以上20才未満(満26才まで収容可能)の少年を収容する刑務所である。)がある。尚、女子を収容する「少年刑務所」(「少女刑務所」と言うべきでしょうね...)は存在せず、成人女性を収容する刑務所に収容されることになる。また、「女子少年院」と呼ばれる施設があり、16才未満の少女が収容されるが、「女子少年院」という呼び名は通称であって、法的にはそのような名称の施設は存在しない。
また、2007年から使用されるようになったPFI方式を採用した刑務所(所謂「民間刑務所」と呼ばれているもの)を「社会復帰促進センター」と呼んでいるが、施設としては刑務所と同じである。更に、医療刑務所と呼ばれる医療処置が必要な収容者を収容する刑務所や、重大な交通違反/交通事故で収監された受刑者を収容した交通刑務所があるが、これらも基本的には刑務所と同じである。
日本の刑務所は法務省の施設等機関とされていて、法務省矯正局(矯正管区)が所管している。
「看守」:刑務所に勤める刑務官の階級の一つであるが、一般には刑務官と同等の言葉として使われている。刑務官の階級は7つあって、上から順番に「矯正監」「矯正長」「矯正副長」「看守長」「副看守長」「看守部長」「看守」である。よって、「看守」というのは一番下の階級である。尚、刑務所長は「矯正監」若しくは「矯正長」であって、「矯正副長」までがおおむね幹部と呼ばれる役職となる。また「看守長」が課長クラスということになる。
「刑務官」は、刑務所、少年刑務所、拘置所に勤務する法務事務官のことである。(早い話、刑務所に勤めている人のことである。但し、刑務所に勤めている全ての職員ではない。)刑務官は国家公務員である。
刑務所の刑務官は、受刑者への改善指導や矯正教育を通じて社会復帰の実現を助けるという職務がある。一方、拘置所の刑務官は、勾留中の被疑者/被告人の逃走や罪証隠滅を防止すること、及び刑事施設の保安警備の任務に当たる、と言うのが職務である。
時々耳にすることのあるニュースとして、刑務官が受刑者に対して暴行を加えた、とか、不正な処遇を行った、というものが伝わってくるが、刑務官は権力を持っていて、受刑者は全く持っていないことから、支配するという意識が芽生えてくる、ということが指摘されている。「さそり」に於いても、劇中で刑務官が受刑者のことを人間扱いしていないという描写がある。そのようなことを行う刑務官は一部であろうが、イメージとしては悪いというものが定着している。
「裏切り者」:「裏切り」という行為を行った者のことである。英語では「Traitor」「Betrayer」などと呼ばれる。また、日本語では「反逆者」「売国奴」などと呼ばれることもある。
「裏切り」とは、敵対関係にある相手側に寝返ること、または約束(国家間の場合では、同盟や条約も含まれる。)を守らずに味方だった仲間の遣ろうとしていることを邪魔したり、阻止したりする行為のことである。
歴史上で有名な「裏切り者」として知られているのは、イエス・キリストの弟子の一人で十二使徒の1人であるイスカリオテのユダ、関ヶ原の合戦で西郡から東軍に寝返った小早川秀秋たちが知られている。特にユダの場合は、キリストを裏切ったということから、世界的にも「裏切り者」の代名詞として知られている。(但し、反キリスト教の信奉者の中では英雄扱いされていることもある。→1つの事象でも、立場が変わるとそのようになるものです。)
上記以外でも、戦争中の二重スパイなども、敵国と内通していて、相手に有利な常包を流すということで、「裏切り者」の代表的なものとして知られている。また、東西冷戦下で、東側から西側に、または西側から東側に亡命した人も、それぞれの陣営からすると「裏切り者」と見なされていた。
「裏切り者」に対しては、元の組織からすると、敵に対して有利な情報を提供する存在になるだけに、抹殺しようとするのは良くあることである。また、的から裏切りって味方になった者に対しても、再び寝返って裏切るかも知れないということから、周囲からは警戒されることになる。
また、日本の忍者が、忍者を止めて民間人になること、またはそういう人を「抜け忍」と呼ぶが、これは敵に寝返るということはしていなくても、元の忍者集団からすると「裏切り者」扱いされる。
「惑星」:この物語は2004年に製作されたものなので、当時と現在(2006年以降)では「惑星」の定義が変わっている。2006年までは、太陽系には9つの惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)があるとされていたが、この中の「冥王星」が2006年に「惑星」ではなく「準惑星」(2006年の時点では、当初は「矮惑星」と呼ばれる事もあったが、結局は「準惑星」と呼ばれる事になった。ちなみに英語では「Dwarf Planet」と言う。また、現時点(2009/10)では、準惑星は、冥王星、エリス、ケレス、マケマケ、ハウメアの5つである。)ということになったため、現在は水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つである。
この定義の変更によって、2003年に発見された当時は「第10番惑星か?」とも言われたエリスなども「準惑星」となったことで、太陽系の新惑星の発見ということは、おそらく無くなったと言っていいでしょうね。→SF小説などでは、第10番惑星が舞台になった作品もあるだけに...
また、海王星団の暗号は、太陽を「0」にして、「1」から「9」の数字を水星から順番に当てはめていたが、「冥王星」が惑星でなくなった現在、「9」を表すものはどうなったのでしょうか?ちょっと気になるところです。(そのまま「冥王星」を使っているのかも知れませんが...)
「惑星」は、他の言い方としては「遊星」というものがある。映画のタイトルでは「惑星」ではなくて「遊星」という言葉を使ったものがいくつかある。(例えば「遊星からの物体X」「遊星よりの物体X」「遊星王子」などがある。また、アニメ作品でも「遊星仮面」「遊星少年パピイ」などがある。)また、英語では「Planet」と言う。
現在の「惑星」の定義は2006年に定められたものであり、恒星の周りを回る天体の内、褐色矮星の理論的下限質量程度よりも低質量のものを指している。但し、太陽の周りを回る天体については、「その軌道周辺で他の天体を一掃してしまっているもの」という定義が加わる。よって、太陽系の惑星の定義は「太陽の周りを回る天体の内、褐色矮星の理論的下限質量程度よりも低質量のものであり、かつ、その軌道周辺で他の天体を一掃してしまっているもの」である。(太陽系以外では、追加された定義は当てはめないことになっているで、「恒星の周りを回る天体の内、褐色矮星の理論的下限質量程度よりも低質量のもの」である。そのため、冥王星と全く同じ条件の星があったとしたら、太陽系では「準惑星」となるだ、太陽系以外では「惑星」と扱われることになる。→そういう星は現時点では発見されていないが、もし発見されたら、条件を揃えるべき、ということになって、その時点で太陽系以外の惑星についての定義が改訂されるものと思われる。)
太陽系の8つの惑星は、その構造から「地球型惑星(固体惑星)」「木星型惑星(巨大ガス惑星)」「天王星型惑星(巨大氷惑星)」に分けられる。(地球型惑星は水金地火の4つ、木星型惑星は木土の2つ、天王星型惑星は天海の2つである。)また、地球よりも内側にある水金を「内惑星」、火星から外の5つを「外惑星」と呼ぶ。
太陽系以外の惑星も、現在はいくつか発見されている。(惑星を有する太陽以外の恒星が発見されている。)太陽系の最大惑星である木星よりも大きい(質量の大きい)ものも発見されている。→今後、更に発見されていくと、新たな「惑星」の定義がされることもあり得るでしょうね。また「準惑星」のように新たな名称(分類)の定義がされて、それに分類されるものも出てくることも予想される。
ところで、「惑星」と言うと、イギリスの作曲家であるグスターヴ・ホルストが作曲した「組曲『惑星』」が知られている。7つの楽章からなる組曲で、地球を除く7つの惑星の名前が各楽章に付けられている。(第1楽章から順番に火星、金星、水星、木星、土星、天王星、海王星である。)
この曲には「冥王星」が無いが、これは作曲された時には「冥王星」は発見されていなかったためである。発見された跡も、ホルストは存命中であったが、「冥王星」を組曲に追加することはしなかった。しかし、ホルストは作曲しなかったが、ホルストの専門家たちが「冥王星」を組曲に追加しようとする試みが行われ、2000年に製作されて追加された。(この時、第7楽章「海王星」(この曲は「フェードアウトするクラシック音楽」としても知られている曲である。)のエンディングを少し書き換えている。)
「冥王星」が「惑星」では無くなった時に、話題となったものの、ホルストの作曲したものではないということから、「組曲『惑星』」としては認めないという意見が多く、「組曲『惑星』」はあくまでもホルストが作曲した7つの楽章からなるものとされている。
これを考えると、ホルストが「冥王星」を作曲しなかったのは、「新惑星」として発見された「冥王星」を惑星とは認めなかったとか、いずれは「惑星」ではなくなるという予感があったとか、今となっては色々と考えられるところでもありますね。
ちなみに、ホルストの「組曲『惑星』」は、泪お姉ちゃまこと黒川芽以さんが出演している「名曲探偵アマデウス」でも取り上げられました。(ファイルNo.043です。)
↓参考まで
図解 知られざる刑務所のすべて―元刑務官が明かす、実録・獄中生活マニュアル
- 作者: 坂本 敏夫
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
オイレンブルクスコア ホルスト/組曲「惑星」 (オイレンブルク・スコア)
- 作者: ホルスト
- 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
- 発売日: 2006/05/22
- メディア: 楽譜
OGTー232 ホルスト 惑星 (Ongaku no tomo miniature scores)
- 作者: ホルスト
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2000/11/14
- メディア: 楽譜
- アーティスト: ラトル(サイモン),ホルスト,サーリアホ,ピンチャー,ターネイジ,ディーン,マシューズ,グリトン(ロビン),グリットン(ロビン),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/08/23
- メディア: CD
「悪名」(その14) [映画(邦画)]
懐かしの邦画ヒーロー作品第37弾として長々と記してきた「悪名」シリーズも今回で終わりとなります。今回は、シリーズ作品としては扱われていないが、21世紀になってリメイクされた作品について記します。
「悪名」
ビデオ化された時に「悪名 蘇る大和魂」と改題されている。作品データを記しておくと、2001年のシネマパラダイスの作品で、時間は118分、原作は今東光、監督は和泉聖治、脚本は高田宏治、撮影は江原祥二、美術は原田哲男、音楽は義野裕明である。そして出演は、的場浩司、東幹久、さとう珠緒、遠藤久美子、櫻井淳子、トミーズ雅、前田耕陽、山本昌平、石倉英彦、梓陽子、夏山千景、高木三四郎、日高正人、青田典子、千葉真一、夏樹陽子、睦五郎、松田敏幸、森麻衣子、伊藤高、河内家菊水丸、三島ゆりこ、武蔵拳、園英子、武智大輔、工藤俊作、大場耕、浪花勇二、元村悠、増田未亜、石橋奈美、辰己圭太、中田リサ、宮川不二夫、たちである。また中野英雄は特別出演となっている。
物語はシリーズ第1作であり、特にこれという所はない。物語の時代設定は昭和初期で、朝吉の設定には特に大きな変化はない。大阪・八尾の朝吉が金貸しの女房・お千代と有馬温泉に駆け落ちをして、そこで弟分となるモートルの貞と運命的な出会いをする。その後、お千代と別れて松島で元看護婦・お絹と所帯を持つことになる。松島ではシルクハットの親分が乗っ取りを企んでいた。更に、娼妓・琴糸の身請けをしようとする朝吉だったが、シルクハットの親分と小倉組との対立が激化して、お千代の頼みもあって立ち上がるが、色々と邪魔が入って...最終的には因島の女親分・麻生の力を借りて小倉組をぶっ潰す朝吉、というものである。
「悪名2 荒ぶる喧嘩魂」
こちらはオリジナルビデオ作品ということで劇場公開にはなっていない作品である。2001年のの作品で、時間は85分、原作は今東光、監督は和泉聖治、脚本は高田宏治、撮影は江原祥二、美術は原田哲男、音楽は義野裕明である。そして出演は、的場浩司、東幹久、さとう珠緒、遠藤久美子、櫻井淳子、トミーズ雅、前田耕陽、山本昌平、石倉英彦、梓陽子、夏山千景、高木三四郎、日高正人、青田典子、千葉真一、中野英雄、たちである。
この2作品は、かつての日本映画のリメイクはやりで製作されたこともあるが、リメイク映画に良くあるものの範疇でしかない作品でした。もう少し昭和初期の雰囲気でも出していてくれたら良かったのに..
ということで、あくまでも「悪名」シリーズのリメイクを試みただけであって、当然の如く、シリーズ作品としては見なされない。(番外編としても扱われることすらないですね...)こういう作品が製作されるということは、あらためて「悪名」シリーズの面白さが評価されたということであって、「悪名」シリーズの名前を高めることに貢献するだけのものでした。
ケータイ刑事銭形舞13話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
「銭形舞[裏ネタ編]」の増補を行っているが、早くも最終回となる第13話の「しりとり連続殺人事件」に突入です。(BS-TBSの再放送も終了となります。尚、後は「銭形泪」の再放送となります。)今回はサブタイトルにある言葉から「しりとり」についてと、犯人が現場に残していた「挑戦状」について、被害者の手に記していた「PM」について、犯人が犯行を行う時にこれを聴いていたということから「苗字」について記します。尚、「挑戦状」については「泪・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして更に加筆を行いました。
また、この物語について過去に記した記事(改訂版の方です)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「しりとり」:言葉遊びの1つであり、単語を次々と語って行く遊びである。複数の人がいると何処でも簡単にできる遊びである。
細かいローカルルールなどもあるが、基本は、前の人が言った言葉の最後の1音が頭にくる単語を言って、これを次の人に繋いでいくものである。(これは原語の種類を問わずに同じである。)また、日本語のしりとりの場合は最後の文字が「ん」を言った人が負けになる。また、これまでに出てきた単語を繰り返して使っても負けになる。(但し、誰からも指摘されなければそのまま続けられる。)
ルールが別れるのは、長音、拗音、促音、濁音、半濁音が最後に来た場合であって、文字通りとする場合と置き換えが認められる場合がある。(これって、結構揉めるところである。)また、言って良い単語に限定を付ける場合もよく見られる。
応用したものとしては、後ろの2文字を続けるものや、前の人が言った頭に来た文字が最後にくる言葉を言うというように、より高度なものがある。
英語などのアルファベットを使用する言語でのしりとりは、単語の最後の文字が頭に来るような単語を受け継いでいく場合と、単語の最後の音節の発音を受け継いでいく場合とがある。
いずれにしても、頭の体操になるものである。尚、「ケータイ刑事」に於いては、同じ言葉遊びである「回文」の方が主流である。
「挑戦状」:「挑戦」とは、相手に挑むことであり、英語では「Challenge」という。で、何事かを相手に挑戦する場合、挑戦を挑む者がその相手に対して、その旨を伝えるための告知書(書状)のことを「挑戦状」と言う。挑戦することを相手にわざわざ伝える必要は無いのだが、突然挑戦すると、相手が万全ではない慈愛もあって、「卑怯」と言われることがあるため、対等に戦うために、挑む日時や場所を指定するためにも、挑戦状が送られる。
尚、これは世界各国で見られるものであるが、日本では毛筆で記されたものが正式なものとされている。(歴史を振り返ると、昔は毛筆しかなかったためであるが、それが現在でも受け継がれているということである。)
また、仇討ちの御赦免状も、ある意味では挑戦状の一種と言うことが出来る。が、近年では書状ではなく、映像を使ったものなども含んで「挑戦状」と言うようになっている。(よって、写真やビデオ映像信号を記録したビデオテープ、または映像ディスクなども含まれることになる。)→「ケータイ刑事」では映像の「挑戦状」というと怪人十面相(以下、八面相、六面相、5面相)のビデオテープ、怪人3面相のDVDでお馴染みでありますね。(書状の挑戦状は多数あります。)
尚、犯罪に絡んだ場合は、特に警察に対して挑むという意思が記されていなくても、反社会的な行為を行うと予告した時点で「社会に対しての「挑戦」」ということになるので、「挑戦状」と呼ばれる。よって、犯罪予告状は全て「挑戦状」ということになる。→怪盗ルパンなどでもお馴染みであるが、「ケータイ刑事」でも怪盗マリンをはじめ、多数登場します。
近年では、ネット上の掲示板やブログなどに殺人予告などの犯行予告を書き込む輩がいるが、これも立派な「挑戦状」である。尚、こういう行為は、実際に犯行をする意思はなく、単に悪戯目的で書き込んでも立派な犯罪行為となる。(そのため、ニュースで「掲示板に殺人予告を書き込んで逮捕」というものを時々耳にする。)
「PM」:一般的には「午後」(ラテン語の「Post Meridiem」の略である。)を意味する略語として認識されているが、これ意外にも多数の意味がある。(この物語では「Perfect Murderer」の略でした。)
略語ということでは、首相を意味する「Prime Minister」、アメリカのタバコ・メーカー、またはその商品である「Philip Morris」、自動拳銃のマカロフ「Pistolet Makarova」、位相変調のことである「Phase Modulation」、ビジネスの世界の「Project Management」、管理職の「Project Manager」、選手兼任監督の「Playing Manager」などがある。また、元素記号でも「Pm」というものがあって、これは原子番号61の元素である。(金属元素である。)
「午後」のことを「PM」と言うが、これは「正午」の後、という意味である。(「午前」は「正午」の前という意味である。)また、「正午」の「午」は現在では使われない十二支で時刻を表した場合の「午(うま)の刻」の丁度の時刻という意味である。(「午の刻」というと前後1時間ずつの2時間という幅があって、午前11時から午後1時を指す。)
12時制で時刻を表記すると、日本語では「午前/午後」が必要となり、英語でも時刻の後に「a.m. / p.m.」の表記がされるが、合理的に表記するのであれば、24時制を使用すべきである。これは特に12時代の時刻表記の場合、意味として矛盾が生じているためでもある。例えば午後12時30分は正午の30分後であるが、「午後」の本来の意味は「正午の後」ということであり、「午後12時30分」は正午の12時間30分後、すなわち真夜中の0時30分を意味することになる。一応、12時制を使用する場合では、「12時」とせずに「0時」とすればこの問題は解決できることになる。→鉄道をはじめ、交通機関のダイヤは24時制を使用しているため、こういう問題もなく都合がよい。
また、放送局の時間は24時制でも特殊なものを使っている。朝の番組が開始する時間を起点として、昔は6時から始まって、深夜の時間帯は24時、25時、…と呼んで、29時59分の次が6時となった。近年では早朝の番組開始時間が繰り上がっていて、4時代、または5時代からその日の放送が始まっているため、起点とする時間は4時というのが一般的になっている。(1日は4時から27時59分ということになる。)
「苗字」:「名字」と表記される場合もある。また「姓」と言うこともある。その家の名前のことであり、民放では「氏(うじ)」と呼ばれている。
日本での歴史を振り返ると、古代から氏族制度として存在していたものであるが、制度としては律令制度が確立してから定着したものである。この時は「苗字」と「本姓」とが別物ということになっている。(苗字と本姓が同じという場合も勿論ある。)日本では飛鳥時代以後は律令制度によるものとされ、それ以前は氏族制度としての苗字とされている。但し、その当時は貴族や豪族などの有力者のみのものであって、全ての人民が苗字を使っていたものではない。(庶民でも本姓は持っていたが苗字は持っていなかった。)その後、武士の登場で、武士も苗字を用いる。そして鎌倉時代以降は貴族を含めた支配者層のものであった。日本史に登場している武士の名前がやたらと長いのは、苗字、通称、本姓、名前を列挙していたためである。(庶民はそこまでのことはしないで本姓と名前ぐらいであって、苗字は持っていない。)
明治になって1870年に「平民苗字許可令」が出て平民も苗字を名乗ることが許されるようになる。これによって本姓を苗字として使うという動きがあったのだが、公家出身者の多くは「藤原」、武士の出身者の多くは「源」と言うようになってしまい、1871年に「姓尸不称令」が出て、本姓は名乗らなくなった。(現在では「苗字」と「本姓」が同じものと思われているが、それは誤りであって、「苗字」と「本姓」は別物である。ただ、「本姓」は使用していないだけのことである。)そして1875年の「平民苗字必称義務令」によって誰もが苗字を持つことになった。
現在、日本では約30万の苗字があるとされている。また、日本人で多い苗字は「佐藤」「鈴木」「高橋」「田中」「渡辺」「伊藤」「山本」「中村」「小林」「加藤」がベスト10である。(「佐藤」は全国で200万人弱がいる。また9位の「小林」まではそれぞれ100万人以上いる。)
また、世界一多い苗字は「李」とされていて、中国だけでも1億人以上いるとされている。(韓国、北朝鮮、台湾、ベトナムにもいることを考えると、日本の人口以上の「李」さんがいることでしょう。)また、英語圏では「Smith」が最も多い苗字である。(約300万人とされている。)
↓いくつか
米国シガレット産業の覇者―R・J・レイノルズ社とフィリップ・モリス社の攻防
- 作者: 山口 一臣
- 出版社/メーカー: 千倉書房
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
名曲探偵アマデウス#47 リスト「「巡礼の年・第3年」から『エステ荘の噴水』」 [ドラマ]
今回取り上げられた曲はリストの「「巡礼の年 第3年」から『エステ荘の噴水』」でした。前回がショパンの曲が取り上げられていて、その中でリストとの友情物語について話が出てきていたが、そういう所もあってのリストの登場ということですかね。(なかなか考えた番組構成ということが出来ますね。)
今回、一番大きかったのは、所長が依頼を受けた時に「これは名曲探偵始まって以来の、…」と言っている所で「名曲探偵始まって以来の」という台詞を省略していたという所でした。また、カノンさんもいつもと少し様子が違ってもの思いにふける乙女という所が出ていましたね。
また、今回はリストの曲としては2曲目と言うことになるが、前に取り上げられた「ラ・カンパネラ」(ファイルNo.017、BS-hiでは2008/11/10放送、地上波でも2009/4/3に放送されました。)が少し出てきていたが、以前に取り上げられた曲になるとカノンさんはしっかりと頭に入っていているようでした。また、1942年の映画「カサブランカ」の有名な台詞や名曲『As Time Gies By』が流れるなど、クラシック音楽ではないものの、ピアノの名曲を使っている所はちょっと憎い演出でした。ちなみに、劇中に出てきた「君の瞳に乾杯」という台詞は、原語では「Here's looking at you, kid.」であり、これは名翻訳としても知られている。
冒頭では、カノンさんが舞い上がって事務所に戻っていく。所長は顔色一つ変えないでカノンさんの妄想を聴いている。で、カノンさんが話した男が事務所にやってくると、てっきり自分をデートに誘いに来たものと思っていたが、所長に用事があると分かると「こっち(ホモ)?」と言ったり、依頼人だと分かると「お客さん」と言って態度が変わるのも面白い所でした。
依頼人は恋愛小説家の恋野巧で、20歳の差がある新しい彼女を誘っても上手く行かず、「エステ荘の噴水」を聴けといわれて聴いたが、何を言いたいのか分からず、相談にやってきたのだった。これに、曲名を知ったカノンさんがエステティック・サロンのことを口にするが、実にストレートな発想ですね。(銭形泪ちゃんの黄金コンピとなる高村さんはエステサロンに熱心に通っていただけに...)
が、カノンさんの良いところは、直ぐに「エステ荘」の事を文献で調べている所である。知らないこと、分からないことがあったら、直ぐに調べるというのは勉強熱心で良いことです。(最近では「インターネット」や「電子辞書」という便利なツールがあるのに、カノンさんは書籍を使っているというのは、やっぱり貧乏探偵事務所ということですかね...)
カノンさんが調べたエステ荘についての解説も当然行われていて、この曲がリストの晩年の曲ということで曲調が違うということから、『ラ・カンパネラ』を口にするカノンさん。で、それとの違いの解説もありました。
また、『エステ荘の噴水』が他の音楽家たちにも大きな影響を与えたということから、ラヴェルの『水の戯れ』との比較が行われたというのも良かったところでした。また、この曲で取り入れられている数々の技法についての解説も分かりやすかったですね。ただ、『エステ荘の噴水』は「巡礼の年 第3年」の中の1曲ということも説明されていたが、「巡礼の年 第3年」についての解説が少なかったのはちょっと残念でした。(『エステ荘の噴水』の前後1曲ずつの2曲がちらっと出ただけでした。)
依頼人が「女落とすテクニック」としてカノンさんに対して口にした殺し文句「君の瞳に乾杯」に対してカノンさんはとろけていたが、所長は「映画「カサブランカ」でハンフリー・ボーガードが言った台詞じゃありませんか」と言ってパクリということを指摘するというように、全く違った反応だったのも面白い所でした。(しかもカノンさんは手を話されて床に倒れて「痛~い」と、すっかり玩具になっていましたし...)
所長はいつも人生相談の様なことを説いているが、今回は結構ボロクソに言っていていたが、こういう所長は珍しいですね。(カノンさんに対してならば、結構ボロクソに言っているが、依頼人に呈してというのは珍しい。)が、これは悪口ではなくて、分析結果であり、叱咤激励ということにもなるので、カノンさんに対するものとは全く別次元のものですけどね...
で、曲の説明から、依頼人の質問である、彼女のメッセージを説くと、依頼人は自分の気持ちを小説にぶつけると言い、新たな気持ちにさせたが、本当に所長って人生相談を上手く解決するものですね。で、依頼人と握手して見送る所長だったが、カノンさんは依頼人と握手したときに軽く手にキスされたことで、すっかりとろけちゃって、ここでも所長とは好対照な反応をしていて、面白い所でした。
今回は、所長とカノンさんの態度が好対照だった所がいくつかあったが、これ以外では、所長が依頼人の小説のことをボロクソに言ったことから、依頼人がムカッと来て所長を追いかけ、所長は早足で事務所内を逃げ回っていたが、カノンさんはそういう雑音に気を取られることなく曲の楽譜をずっと見ていて、楽譜にある文字を発見し、それを冷静に口にしていました。→結果的に、逃げる所長を助けることになったが、こういう所も所長とカノンさんのコンビの奥の深いところでした。
今回のドラマ部分は36分強、曲の演奏は約7分、ラストのオチが1分弱という構成でした。ということで、ドラマ部分がやや長い構成でした。
ラストのオチの部分は、「大変ですよ」と言ってカノンさんが事務所にやってくる。で、写真週刊誌「ザ・シャッター」を手にしていて、依頼人だった恋野巧のデート現場がスクープされている、と言う。所長はその写真週刊誌を手にして「何だって?」と言って開く。で、記事を見ると「新しい恋人はなんと20歳年上の熟女!」という記事が載っていた。「20歳違いって年上だったんですね」とカノンさんが言うと所長は「こんな恋もありっちゃありかも...」と、ここでも対照的な反応をしていた。(ここでも『As Time Goes By』のピアノのメロディがバックに流れていて、とても印象に残るエンディングでした。)
今回のカノンさんはちょっとおとなしい感じであったが、それでも豊かな表情はしっかりと魅せてくれている。それよりも今回は所長との反応と好対照だったのをはじめ、クラシック音楽ではない『As Time Goes By』を使ったり、以前に取り上げた『ラ・カンパネラ』や比較の曲が出てきて説明したり、ラストのオチも意表を突いたもの(20歳年上)というように、演出的にも色々な技法を使っていて、この曲と同じような多彩な技法を使っていた物語となったのが印象的でした。
次回、来週11/1の放送は再放送となって、ファイルNo.043のホルスト「組曲『惑星』」です。で、11/8はファイルNo.048・ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」、11/15はファイルNo.049・プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、11/22はファイルNo.050・ヤナーチェク「シンフォニエッタ」と続きます。また、今週の火曜朝と土曜昼のBS-hiの再放送、及び金曜朝のBS-2は今回のファイルNo.047・リスト「「巡礼の年・第3年」から『エステ荘の噴水』」で、金曜の地上波はファイルNo.046・ショパン「練習曲集 作品10」です。
カサブランカ (名作映画完全セリフ集スクリーンプレイ・シリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: フォーインスクリーンプレイ事業部
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
As Time Goes By スタンダード・コレクション VOL.2 時の過ぎゆくままに
- アーティスト: スウィート・ジャズ・トリオ
- 出版社/メーカー: アミューズ
- 発売日: 2007/01/17
- メディア: CD
こおろぎ'73『スーパーベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2006年にリリースされた企画シリーズの一つである。彼らのグループ名にある「'73」というのは、結成された年と思われているが、彼らのデビューしたのは1972年11月である。(CMソングである『花咲じいさん』でデビューしている。)'70年代のアニメ作品の主題歌というと、コロムビア四天王と呼ばれる4人(堀江美都子、水木一郎、ささきいさお、大杉久美子)が圧倒的な数を謳っているが、彼らは四天王のバックコーラスを数多く務めているので、実はアニソンとしても数多くの曲を歌っている。しかしコーラスということなので、その曲はメインとなるシンガーの曲として認識されている。よって、彼らがメインとなって歌っている曲は、その割りには少ないのだが、確実に存在している。しかも、これが一癖も二癖もあるような作品というのも面白い所である。本ベスト盤は、そんな彼らがメインで歌った曲を中心に選曲されているということなので、実に貴重な内容の曲が集まっている。
収録曲は以下の全25曲である。『がんばれドカベン』『ぼくらそろって一週間』『元祖天才バカボンの春』『花の係長』『とびだせ!マシーン飛竜』『これでいいのか』『剣人・男意気』『いつの日か』『ふんすい』『がんばれゴンベ』『おれたちゃクロダコブラザーズ』『おじゃまんが山田くん』『おじゃまむしの歌』『正義の使者だぜドテラマン』『ジョークDE猛ダッシュ』『やえもんマーチ』『のんびり自転車』『がんばれ! レッドビッキーズ』『好きさ好きさレッドビッキーズ』『花咲じいさん』『ホッホの人生』『僕は3丁目の電柱です』『こおろぎ'73のおべんとうばこのうた』『地球をどんどん』『それゆけバンバン』。
彼らの歌う曲は隠れた名曲と呼ばれるものが多いのだが、なかなか面白い作品の主題歌を内っていることが良く分かる。また、終盤はアニソンではなくてCMソングなども含まれているので、実に貴重なアルバムになっている。
マニアックなアニソン・ファンとしてら、是非とも手元に置いておきたいベスト盤である。
- アーティスト: 山本正之,丘灯至夫,松山貫之,谷穂ちろる,浦川しのぶ,中山千夏,水島新司,酒井睦雄,クロード・ダン
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: CD
メタル侍#4 [ドラマ]
前回で出っさんに気があることを告白した平八親分を受けて、その続きとなる物語。キャラクタとして出てきたものをしっかりと活かした物語となった今回の物語でした。
出っさんを追いかける平八親分、が、出っさんは逃げ回る。で、江戸から東海道を経て、備前を経由して四国、再び本州に戻って山陽道から九州を回り、山陰道、北陸を経て越後からは佐渡を回り、東北を回って太平洋岸を下って房総半島を通ってから江戸に戻ってくるという日本一周(蝦夷には行っていない。)を逃げ回った出っさん。久しぶりに江戸に戻ってきておたふくに行くと、おみつは松五郎に怒られて店を飛び出して行方不明になっていた。(そのため、おたふくは閑古鳥が鳴いていた。)
で、おもつを探しに出た出っさんは、町中でおみつを見かけ後をつけた。すると、おみつはなんとやくざの羽無手羅一家の2代目親分となって、縄張りを守っていた。が、羽無手羅一家の縄張りを越後屋が狙っていて、押しかけてきた。
越後屋は出っさんたちの姿を見ると「あいつらは...」と気づいていたが、出っさんたちは「何処かで見たような…」と感じただけだった、
何だかんだでやられた平八親分は越後屋一味に拉致されていくが、おみつと出っさんは無事だった。しかし、平八が拉致されたことには気づかなかった。
平八はいつものように拷問を受けていた。で、耐えられなくなって「オイラの貞はお奉行様のものだ」と寝返った。一方、おみつと出っさんは「あいつらは越後屋だ」と思い出し、平八を救いに行こうとしておみつは飛び出して行った。が、出っさんは戻って来た平八が薬を入れたお茶を飲まされて眠らされてしまい、平八から迫られる。が、何とかして逃れた。
その頃、越後屋では「越後屋、お主も悪じゃのう」「いやいや、お奉行様には敵いません」と行って高笑いをしていて、捕らえたおみつをものにしようとしていた。(おみつは何とナース姿をしていた。)で、お医者さんゴッコでおみつを我がものにしようとしていた所に出っさんが殴り込んできた。いつもの名乗りを語っている途中で、越後屋の手下たちが襲ってくる。「最後まで聴けよ」という出っさんだったが、メタル侍に変身して、一味を退治した。
いつものように千両箱をひっくり返して命乞いをするお奉行。更に今回は生け花、羽無手羅一家、おみつも付けると言っていたが、メタル侍が天誅を下した。また、おみつはメタル侍に「ベタぼれ」と言っていた。
おみつは「やくざなんて出来ない」といっておたふくに戻って来た。で、元の看板娘に戻ったが、「まずは熱燗ね」と頼んでいたおみつだった。
越後屋の方が学習効果が出ていたが、出っさんたちの方には学習効果が出ていないで物語が進んでいったのがポイントでした。また、本作のような定番の台詞の所で、最後までそれを言わせずに攻撃を仕掛けてくるというのは、変身ヒーロー作品を見ていても感じていたことであるだけに、それをやってくれたというのは面白い所であり、楽しい所でした。(が、こういう型破りはメジャーになれないものというのが残念なのですが...)
4話にもなると、パターンも完全に分かっているだけに、それを押し進めるか、変化球ににするという2通りがあるが、変化球にしたということで、今後、更にどんな変化を見せてくれるか期待が膨らみます。多くの定番の物語を大量に製作している東映・太秦映画村であるが、なかなかやってくれますね。第5次「ケータイ刑事」が終わり、BS-TBSドラマが消滅した土曜日夜のお楽しみとしては、期待以上の作品となっていて、その穴を十分埋めてお釣りが来るだけのものになっていますね。ということで、年内は土曜夜の唯一のお楽しみとして楽しめます。
↓第5次「ケータイ刑事」はこの作品です。
ケータイ刑事銭形泪35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]
6回目となる「銭形泪・2nd.22話」(通算では35話)の「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件」の「裏ネタ編」は、海王星団にまつわる事柄として、メンバーがこれを纏っていたと言うことから「マント」について、意外と簡単に発見された「アジト」について、武器として手にしていた「ヌンチャク」について、「トンファー」について、そしてこれは武器にはならないが、やはり手に持っていた「テニスラケット」について記します。尚、「マント」については「泪・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 4」で、「アジト」については「舞・11話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして更に加筆を行いました。
尚、約3年2ヶ月前のBS-i(当時)での再放送時に記した本編について記した記事(「改訂版」となります。)の前半(=Aパート)は「ここをクリック」、後半(=Bパートと鑑識メモ)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「マント」:衣服の一種であり、ゆったりとした外套のことである。日本においては、外套の中でも袖のないもののみを指して言うが、フランスでは袖のあるもの含んでいて、外套のことを全て「マント」と呼んでいる。
元々はフランス語の「Manteau」から来ていて、英語では「Cloak」または「Cape」と呼ばれる。(一応、「Claok」と「Cape」には違いがあって、丈の長さに応じて名称が異なっている。「Claok」は丈の長いもの、「Cape」は丈の短いものを指しているが、どの程度の長さでこれらを分けるかははっきりと決まっていない。)
日本にマントが入って来たのは、明治の頭であって、防寒具として入ってきた。しかも、軍隊で使用するものであった。そのためもあって厚手の毛織物で作られていたものが使用された。これが防寒具として好評だったこともあって、次第に広がっていき、男女関係なく着用されるものとなった。
マントの歴史は古く、狩猟時代に獲物の毛皮を防寒具として着用したものがその起源とされている。その後、古代ローマやギリシャでは、四角い布を体に巻くようにして使われるようになり、これが発展して皇帝や王族が着用する飾りの付いた豪華なマントが登場する。これによって、マントは「防寒具」ではなく「権威」を象徴するものとなった。そして王族貴族の間では、より豪華なものが作られていき、役割は大きく変わったものになった。
一方、庶民の間では装飾が施されることもなく防寒具として使われ続けられる。しかし、近代になって袖のある防寒具(所謂「コート」、「オーバー」と言われるものである。)が登場すると、マントは防寒具としての地位をそれらに取って代わられるようになり、廃れていくことになった。それと共に、この時期に、「マント」はフィクションの世界で、魔法使い、ドラキュラなどが身につけるものとして登場し、主に悪役キャラが身に纏うアイテムとして色々な物語に登場することになる。その後も魔女、怪盗ルパン、怪人二十面相たちに受け継がれていき、ダークなものを象徴するものになった。
一方、スーパーマンが空を飛ぶためのアイテムとして「マント」を使ったことから、「マント」のイメージが変わっていくことになり、特殊能力を象徴するものになる。(魔法使いが着用しているということからの発想の飛躍と思われる。)現在では、善玉、悪玉のいずれにも着用されるアイテムとなったが、平凡なキャラではなく、特別な能力を持つキャラクターであったり、権力を持ったキャラクターなどが、それぞれのイメージを表すように広く使われている。→元々、身分の高い階層が着用していたものであるため、マントの着用は権威の象徴でもあり、悪玉キャラでもボス格のようなキャラクターが、また魔女や魔法使いのような普通のキャラにはない能力を持つキャラクターを木綿出せるアイテムということになった。
尚、正義のヒーローということでは、スーパーマン、バットマン、快傑ゾロ、月光仮面、パーマン、ゴレンジャーなどが「マント」を使用している。(スーパーマン、バットマン、パーマンはこれで空を飛ぶが、それ以外のヒーローは空を飛ばない。但し、ゴレンジャーは別のアイテム(バーディ)を装備していて、それによって飛行が可能となっている。)
尚、「マント」は防寒具であることから、冬の季語であるのは言うまでもない。
「アジト」:現在では複数の意味があって、隠れ家、秘密基地、煽動指導部、アジテーティング・ポイントのことである。英語では「Safe House」「Fastness」「Hideout」等の言い方がある。
元々はロシア語の「Agitpunkt」や英語の「Agitating Point」から来ている言葉であり、それを省略した言い方がいつの間にか名詞となったものである。ロシア語では、労働争議や政治的なストライキを密かに指導するための煽動指導部を意味する言葉である。また、英語では地下運動家たちの隠れ家という意味であった。これらは、その存在を秘密にする必要があるものであり、表向きには知られていないものである。(ロシア(特に革命後のソ連)では、存在が分かると反政府勢力として拘束されることになる。アメリカでも逮捕される。)そのため、表向きに出来ない地下組織や秘密組織(秘密結社を含む)の活動拠点も指すようになる。更に、ヒーロー作品でも、悪の組織の隠れ家や基地は、表向きには何処にあるのか分からないということから、いつの間にか、この言い方が使われることが定着することになった。
特に、悪の組織の秘密基地のことを「アジト」と言うように定着させたのはヒーロー番組の「仮面ライダー」である。敵の怪人の秘密基地が登場し、「ショッカーのアジト」と番組内でも呼ばれていて、「アジト」ほ「悪の秘密基地」いうイメージが定着した。
現実世界でも、秘密結社、諜報機関、過激派の秘密の活動拠点という意味で一般的に使われる言葉となっているが、スパイの世界では、「隠れ家」という意味の英語から、「セーフハウス」という言い方が一般的である。そして、敵対する組織の隠れ家の類のものを「アジト」と言うことが多い。
また、近年では、元々の意味である「隠れ家」と言う意味に着目して、ひっそりとした穴場的な存在となる飲食店やクラブなどのちょっとした店のことを言うようになった。(この場合は、悪の組織というものは全く関係無いのは言うまでもない。)
「ヌンチャク」:沖縄の古武術の武器であり、2本の30cm程度の同じ長さの棒を紐で繋いだものである。(鎖というイメージがあるが、元々は紐である。)特に大きさの決まりはないが、一般的な長さは20cm強から50cm弱で、棒の太さは20mmから40mm程度である。
使用される棒は木製で、樫や椎などが使われていたが、現在では赤樫、柳なども使用されている。まさ、プラスチック製のものやラバーが付いたものも存在する。また、ライトが内蔵されたアクリル製のものもある。(これは武器としてではなく、ヌンチャクをデモンストレーションする際に使用したりする見せるためのものと言って良い。)
一方、2本の棒を連結するのに使う紐は、アダンの木根、シュロ、馬の尾、人間の頭髪などが用いられていたが、鎖を使ったものも増えている。
起源については諸説があってはっきりとしていないが、沖縄では馬具の「ムーゲー」から発生したという説がよく知られている。(他にもいくつかあって、中国から伝わったという説や、麦や稲の脱穀用具である「車棒(くるまんぼう)」から発生したという説などがある。)
尚、中国の武器である「梢子棍」がヌンチャクと似ているが、これは木製、または金属製の棍棒を鎖や縄で繋いだものであるが、2本の棒の長さは異なっていて、この点がヌンチャクと異なっている。(尚、長い方の棒を手に持って用いるものである。)
ヌンチャクが十六知られるようになったのは、1973年のブルース・リー主演映画「燃えよドラゴン」で使われたためである。このため、ヌンチャクは中国の武器と思われているが、これは誤りである。
「トンファー」:沖縄の古武術の武器であり、40cm~50cm程度の木の棒の中央から少し端に寄った所に、垂直に握り棒となる短い棒が取り付けられたものである。左右それぞれの手に1つずつ、合計2個をペアにして使用するのが基本である。使い方は、握り棒を持った状態では、腕から肘を覆うようにして構え、その状態で相手の攻撃を受ける防具として使用する。また、そこから180度回転させて持った状態では、相手を攻撃する棒として扱う。尚、これらの状態は、握り棒を回転させることで(手首を返して半回転することで対応可能である。)切り替えられるので、瞬間的に防御から攻撃に、或いは攻撃から防御に切り替えることが出来る。尚、攻撃に使用する際には、回転させながら使うということも、勿論可能である。
現在では、日本の警察でも特殊警棒として採用されているのをはじめ、欧米の警察でも警官が携行する警棒の一つとして採用されている所がある。(但し、トンファーは角柱と言うのが基本であるが、欧米の警察では丸棒に変形されているのが一般的であり、「トンファーバトン」と呼ばれている。)特に、腕の防御に使用することが出来るという所が高く評価されていて、打撃系武器としてよりも護身具として使えることが採用理由となっている。尚、欧米では2本を一組として使用するのではなく、1本を使用するというのが基本になっている。
元々は木製であるが、警察が採用しているものはアルミ、ジュラルミン、ポリカーボネードなどの素材を使ったものが主流になっている。また、警官が携行することを考慮して、収縮式トンファーも存在していて、実用化されている。
「ヌンチャク」と同様に、カンフー映画のヒットで世界的に知られるようになったこともあって、中国の武器というイメージがあるが、これは誤りである。
「テニスラケット」:テニスで使用する道具で、これを使ってボールを打つ。一般的には「ラケット」と言うが、テニス以外でも、バトミントンや卓球で使用するものも「ラケット」と言うので、あえて「テニスラケット」と言うことにしました。(卓球のラケットとは構造も大きさも大きく異なるが、バトミントンのラケットとは、サイズの違いはあるが、構造的には同じである。)
握るためのグリップ部分と、輪になっているヘッド部分があり、これらを繋いだような構造となっている。(グリップとヘッドの繋ぎの部分をスロートと呼ぶ。)そしてヘッド部分にはガットと呼ばれる紐が格子状になるように張られていて、この部分でボールを打つ。
材質は、木材が使われるのが基本であるが、近年はより軽量化することを目的として、チタンなどが使われていたり、カーボンやセラミックなどが使われているものもある。また、ガットは牛の腸から作られているものが多かったが、近年では化学繊維(ポリエステルやナイロンなど)で作られたものが主流となっている。尚、珍しいものとしては、ソフトテニスで鯨の筋をガットに使用していたことがある。(牛の腸を使っていたのは、反発力を高めると言われている。現代では湿気に強うと言うことが化学繊維が使われる理由となっている。)
テニスをプレイするための道具であって、海王星団のメンバーの用に武器として使用するのは正しい使い方ではないのは言うまでもない。これを手にしていたことを考えると、海王星団にはテニスが趣味という人間がいるということも考えられるが、こういうものしかないという意味では、国家を天部草セルという大きな野望を持っているものの、実は貧乏秘密結社ということなんですかね...
が、考えてみたら、相手を殴打するということでは、テニスラケットはグリップという手に馴染みやすい部分があるため、アイデアとしたら悪くは無いですね。但し、ヘッドでボールを打つために設計されたものであるため、人を殴るのに使用すると、本来の設計された部位とは異なる場所で殴打したり、テニスボールを打つ時とは違った衝撃がラケットに加えられることになるので、壊れてしまう可能性も十分にあります。まあ、いざという時(暴漢に襲われた時など)には護身具として使用するのには悪くは無いとは思いますが...
↓いくつか
CALFLEX(カルフレックス)一般用硬式テニスラケット CX-470
- 出版社/メーカー: (株) サクライ貿易
- メディア: その他
「MAXIMUM RISK」 [映画(洋画)]
表題の作品は1996年の映画「マキシマム・リスク」である。香港のリンゴ・セムをハリウッドに招いたJ.C.ヴァン・ダム主演のアクション作品である。が、リンゴ・ラム監督作品としたら何かと内容のない作品であり、製作費を投入してもダメなものはダメという見本のような作品になってしまった。→お金を掛けすぎたB級アクション作品といったところですね。
作品データを記しておくと、時間は100分、監督はリンゴ・ラム、脚本はラリー・ファーガソン、撮影はアレクサンダー・グラジンスキー、音楽はロバート・フォークである。そして出演は、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、ナターシャ・ヘンストリッジ、ジャン・ユーグ・アングラード、ザック・グルニエ、ポール・ベン・ヴィクター、フランク・センジャー、ステファノス・ミルトサカキス、ステファーヌ・オードラン、たちである。
南仏のある港町でミカエルという男が謎の死を遂げた。刑事のアランは、ミカエルが自分と瓜二つということで驚くが、ミカエルは幼い頃に養子に出された敵別れをした双子の弟だと知らされる。ミカエルはロシアのマフィアを裏切って、ニューヨークから兄のアランに会いに来たということが分かり、アランは詳しく調べ始めることにして、ニューヨークに渡った。そしてミカエルの恋人・アレックスと出会うアラン。が、アレックスはミカエルと思ってしまう。また、ロシアのマフィアはFBIを巡る陰謀に関係していて、マフィアもアランをミカエルと思い、アランはその陰謀に巻き込まれていくことになり...
余りにもありふれた内容のアクション作品であり、ストーリーの方は今一つである。まあ、それなりのアクション・シーンを見せているので、そんなものかということで納得してしまう。が、リンゴ・ラム監督作品ということから期待すると、完全に肩すかしを食らうことになる。(まあ、ハリウッドの水が会わなかったということですね。香港に戻ると傑作を発表していますから...)監督の名前を忘れて、J.C.ヴァン・ダム主演作品としてB級アクション映画として楽しむのがよろしいかと...
尚、後にリンゴ・ラム監督は、本作撮影時、製作費が余りにも多額であること、更に余りの制約の多さにうんざりしたという旨の発言をしているが、そういうことは諸に画面に出てしまっている。やはり、愛称というものがあるということを教えてくれる作品でもある。
ケータイ刑事銭形舞12話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]
「銭形舞[裏ネタ編]」の第12話「金利・手数料は当方が負担します! ~通販番組殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回で打ち止めです。今回はこの物語の中で出てきた食べ物に関係するものということから、「羊羹」について、「鰹節」について、そして再現実験の時に使われた「わさび」についてと「辛子」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(改訂版の方です)は「ここをクリック」してご覧下さい。
「羊羹」:和菓子の一つであって、棹ものと呼ばれるものである。基本的には、小豆を使った餡を寒天で固めた菓子である。主に、小麦粉をまぜて蒸し固めた「蒸し羊羹」、煮溶かした寒天を用いて固めた「水羊羹」、練り固めた「練り羊羹」がある。棹ものであるため、数える時は「1棹」「2棹」…、と数える。(「本」や「個」ではありません。)尚、英語では「Sweet Bean Jelly」という。
元々は中国の料理であって、羊の羹であった。日本に入ってきたのは鎌倉時代から室町時代であり、禅僧が日本に持ち込んだものである。しかし、禅宗では肉食が戒律で禁じられていたこともあって、ヒツジの肉を小豆に変えたものが原形となる。また、甘みを付けるために甘葛が使われていた。尚、この時の羊羹は小麦粉を混ぜて作った蒸し羊羹であった。(更に、小豆を他の穀物に変えたものが「ういろう」となり、芋を用いたものが「芋羊羹」として誕生している。)
また、当時は貴重品であった砂糖を使ったものもあったが、これは高級品であった。やがて、江戸時代になって、砂糖(黒砂糖)が普及するようになると、砂糖を用いたものが一般的になって、甘葛は使われなくなった。
また、安土桃山時代には、寒天に小豆で作った餡を混ぜて、それを練り固めた「練り羊羹」が誕生している。更に、幕末になると、寒天を減らして水分を多くした「水羊羹」が生まれ、現在に至る3種類の羊羹が揃ったことになる。
基本は小豆を使ったものであるが、日本各地ではその土地の名産品を餡に混ぜた羊羹も生まれている。(例えば、栗羊羹、柿羊羹、ユリ羊羹など。)また、20世紀になってからは、果物を混ぜた羊羹も生まれている。現代では、砂糖を減らして甘みを抑えた羊羹も作られている。
「鰹節」:カツオ(鰹)から作った保存食品である。だし汁を取るのに使用されたり、削ったものを他の食品に掛けて一緒に食べるのに使われる。
何種類かの鰹節があるが、基本は鰹の肉を茹でて、それを乾燥させたものである。(製造工程の違いによって、異なるものになる。)茹でて乾燥させたものを「なまり節」、なまり節を燻製処理した「荒節」、荒節にカビを付けて水分を抜き、更に熟成させた「枯節」がある。また、大きい鰹の肉を3枚におろし、更に二つ割りにするが、背側を「雄節」、腹側を「雌節」と呼び、小さい鰹を腹と背に割らずに二つ割りにしたものを「亀節」と言う。これらはある程度の大きさの固まりであるが、それほ薄く削ったものを「削り節」と言う。
荒節を削ったものをだし汁を取るのに利用するのが一般的であるが、高級料亭などでは「枯節」を削ったものをだし汁を取るのに使用しているところもある。
また、削り節を佃煮にしたり、醤油であえたものは「おかか」と呼ばれていて、おにぎりの具として古くからあるものである。
鰹節の歴史は古く、鰹を食用としていたのは、日本では縄文時代の頃からである。(縄文時代の遺跡から出土している。但し、当時は鰹節としてではない。)鰹を干したものは5世紀頃に既に存在してとされるが、飛鳥時代には干し鰹が献納されていた記録があり、利用されていたことが分かっている。
その後、室町時代には削り節が存在していたことが分かっている。(但し、今で言うなまり節である。)
荒節以降の鰹節は、江戸時代になってから登場している。燻製方法が発明されて荒節が登場した。また、土佐藩では鰹節にカビが生えることに悩まされていたが、そのカビを利用して乾燥させる方法が考案されて、枯節が登場した。(どうしても生えてしまうカビを逆に利用することで、これが味がよいとされて、高級品を生み出すことになった。→何が幸いするのか分からないものですね。)
「わさび」:漢字で表記すると「山葵」、アブラナ科の多年草である。原産地は日本で、ほぼ日本全土に分布している。食用となるものである。渓流のほとり等に自生もするが、食用と言うことで多くが栽培されている。
殺菌効果を持っていて薬草として使用されるだけでなく、強い刺激性のある香味を持っていて、和食の香辛料としても利用されている。現在では世界的にも香辛料「Wasabi」として知られている。
地下茎は肥厚した円柱の形をしていて、これが香辛料として食用となる。葉っぱはハート型をで、これも食用となる。花は白い色をしていて、4弁の小さなものが春になると咲く。
奈良時代には既に薬草としての利用があり、室町時代には薬味としての利用されていた。が、この時は自生しているものを利用するという形であり、貴重品であった。江戸時代になってから静岡で栽培されるようになり、普及するようになり、寿司や蕎麦の薬味として一般的なものになった。
尚、「わさび」「山葵」「土山葵「葉山葵」「山葵田」「山葵沢」などは全て春の季語である。
「辛子」:「芥子」と表記されることもある。アブラナ科の一年草または二年草であるカラシナの種子から作られる香辛料である。英語では「Mastard」と言うが、和辛子と洋辛子あって、日本では洋辛子のことを「マスタード」、和辛子のことを「辛子」と呼んで区別するのが一般的である。
カラシナは中央アジア原産であり、日本には奈良時代末期から平安時代初期に中国を経由して入ってきたものである。食用としても利用されていて、ザーサイはその一例であるが、日本では漬け物に加工されることが多い。また、種子は辛子になる。尚、「芥子」と表記されることもあるが、「芥子」の元々の意味はカラシナの種子のことである。(「芥」は植物のカラシナを意味している。)尚、「カラシナ」「芥子菜」「芥菜」は全て春の季語である。
「辛子」と呼ばれる香辛料は、「和辛子」と「洋辛子」があるが、和辛子は種子の粒のままであって、すり潰して使用する。(水分を加えることで香と辛味が出る。)洋辛子は種子をすり潰した粉末に酢や水、小麦粉などを混ぜて練ったものである。また、カラシナの近縁の黒辛子、白辛子の種子を使うことが多い。また、マスタードとして販売されているものの中には、練り合わせるときに甘みを加えたり、加熱して辛味を抑えたものもある。
歴史は古く、洋辛子は中央アジアから広がり、古代エジプトやギリシャ、古代中国などの王国で既に利用されていた。エジプトでは種子を挽いて利用していて、ギリシャではすり潰して使用していた。これがローマに伝わり、蜂蜜や酢を使って練って利用していた。また、薬用として湿布薬としての利用もされていた。
但し、香辛料として広く普及するようになったのは18世紀になってからで、油を絞ってから粉末にする製法が発明されてからであり、それ以前は王侯貴族のもの、または薬用であった。
日本では奈良時代末期に入ってきたが、当初はカラシナの葉を薬味として利用していた。種子を利用するようになったのは室町時代になってからのことである。
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