ケータイ刑事銭形雷16話[改訂版] [ケータイ刑事]
まずは、劇場版「ケータイ刑事THE MOVIE 2」に関する新情報から。3/10の新宿トーア、3/11の動物園前シネフェスタ&シネラリーベでの舞台挨拶が決まりました。尚、現時点では時間や誰が出るということは発表されていません。あと一ヶ月ちょっと、近づいてきましたね。(MBSの放送では、去年のようにチケットプレゼントを期待していますが、今回はまだありませんでした。)
では今回の物語の方へ。第16話「推理王は誰だ? ~名探偵の助手殺人事件」であるが、この物語はちょっと曰く付きの物語でもある。というのは、これがBS-iで放送されたのは2006/4/15だったが、この時、プロ野球中継の延長によって、放送時間が10分繰り下がり、その関係のテロップが表示されたのである。今回のMBSの放送ではそう言うことはないので、余計なテロップもないのですけど...
で、物語の方は名探偵の助手が集合というもので、これも「ケー刑事」の世界ではお約束の一つであって、楽しい所です。(が、名探偵といってもパロディの名探偵の助手なので、かなり怪しい連中ですけど...)
今回のゲストは、「ケー刑事」ではすっかりお馴染みの林和義さん(実は、彼は毎回声は登場しています。主題歌の中でのナレーション「銭形雷、17歳。…」というのは林さんですから。)、そして、「雷」ではゲストとしての回数が伸びた滝本ゆにさん。(佐々木浩久監督の奥さんということもあって、声がかかるのが多いのでしょうね。)また、大堀さんは柴田束志ではなく今回はその怪しげな助手・ワドソンということで登場します。
この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行っているためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)ということで、いつものように長文&(今更ながらの)ネタバレありで、本編に行きます。
警視庁。トミーが事件の推理をしている。ホワイトボードには「アラスカ準急大爆破事件」「合わせみそ殺人事件」「台湾カラテ対ハブ殺人事件」という3つの事件が記されている。(右端には「岡野天才!サイコー」ということまで赤字でしっかりと書いてある。)で、推理からズバリ犯人を言うトミー。(だけど、事件の推理をしているのにどうして雷ちゃんの姿がないの?)で、トミーが「犯人はズバリ、みそかつさんだ!」と言うと、離れた所でホワイトボードに背を向けて座っていた雷ちゃんが「そうだ、そうだ!」と言うと、手にした焼き芋を見て「やっぱりもう一本買っていこう」と言っている。(あれっ?事件の謎を解いているんじゃなかったの?)→前回から一段と「焼き芋好き」が強調された雷ちゃんですが、今回も焼き芋から離れられない雷ちゃんでした。
で、トミーは「銭形くん、いつからそこにいたんですか?」と尋ねると、雷ちゃんは「あっ、岡野さん、何やってたんですか?」と逆にトミーに尋ねる。(お互いの存在に気づいていなかったの?)すると「ご覧の通り、推理の練習ですよ」と答えるトミー。(ということは、3つの事件の謎を解いていたのではなかったのですね。)これに「練習?何を今更」とちょっと小馬鹿にしたように呟く雷ちゃん。(またまた雷ちゃんのキャラが泪ちゃんに近づきました。)するとトミーはスキップをしながら雷ちゃんの所にやってくると「こんなものがねぇ、来ちゃったんだよ」と言って、封筒と手紙を雷ちゃんに見せる。封筒には「招待状」とあり、それは名探偵の会から送られてきたものだった。手紙を手にした雷ちゃんが文面を読んでくれる。「岡野富夫様。あなたは栄えある第1回推理王グランプリに見事ノミネートました」ということで、雷ちゃんは「何で私ではなく岡野さんなんですかね?」と、ご立腹で、ふくれっ面を見せる。(→雷ちゃんじゃなくトミーがノミネートというのにはちゃんとオチがありますよ。)トミーは腕時計を見て「もう、こんな時間だ。受賞式に遅れるといけないな」と言うと雷ちゃんの焼き芋の1本を半分に折って、それを持って「銭形くんもついてきていいよ」と言うと、会場に向かった。で、焼き芋を取られたということで慌てて立ち上がり後を追う雷ちゃんは「待ってくださいよ。返してください。食べ物の恨みは怖いですよ」と言ってトミーに着いていきました。(→本気で雷ちゃんを怒らせると稲妻
を落とされて、どうなっても知りませんよ、トミーさん。)
「第1回推理王グランプリ授賞式」の会場(150人は入れるような何処かのホールである)。式典が始まった。司会を務めるのは、車椅子に乗った名探偵の会会長・吉澤秀一(よしざわ・しゅういち)であった。が、客席にいるのは、雷ちゃんと何処かの少女の二人だけで、雷ちゃんはその少女に焼き芋をあげて「食べる?食べると綺麗になるよ」と言っている。(そういえば、舞ちゃんは「焼き芋を食べると胸が大きくなる」と信じていましたが、雷ちゃんは「綺麗になる」と信じているんでしょうね。)そんな雷ちゃんは式典の方には興味がない様子であった。司会の吉澤はその様子が目に入るとため息をつくも、式典を進行させる。
ノミネートされた人を紹介する吉澤。エントリー・ナンバー1番、イギリスからお越し頂きました名(迷)探偵・ジャーロック・ボームズの助手・ワドソンさん(ボームズの格好をしている...)。それを見た雷ちゃんは「どう見ても日本人でしょう。て言うか柴田さんですよね」と突っ込むが、「私はリバプール生まれの…」とそれに言葉を返すワドソンだったが、途中で彼に向けられたスポットライトが消されてしまった。続いてエントリー・ナンバー2番、ロス市警が生んだ推理の鬼・刑事ボロンコのかみさんことミセス・ボロンコ(買い物かごを手にしていて、その中には長ネギが入っている「ケー刑事」ではお馴染みのごく一般的なそこら辺にいる普通の主婦にしか見えません。尚、雷ちゃんは何も言いませんでした。)続いてエントリー・ナンバー3番、警視庁からお越しの警部補の岡野富夫さん。テロップで「警部補」と出るが、「補」の文字を払いのけると、「東大法学部卒業のこの私の名推理を思えば…」といつものように長々と語り始めるも、途中で切られる。尚、客席の雷ちゃんは
寝ていました。そしてエントリー・ナンバー4番、ドケチ小五郎の助手・小林中年(こばやし・ちゅうねん)。しかし、彼はその場におらず、誰もいない椅子にスポットライトが照らされた。で、「小林さん、小林さん」と小林を捜す会長。そこに「大変だ!会長、大変だ!」と叫びながら、客席の奥から舞台に駆け上がってくる男、彼は名探偵の会副会長・山崎学であり、舞台に登ろうとしたところで躓くのはお約束です。「山崎くん、何事かね?」と会長が問うと、山崎は会長の耳元で囁くように手を添えると、大きな声で「小林中年が殺された」と言う。で、驚く3人のノミネート者と雷ちゃん。すかさず雷ちゃんの携帯から「警視庁から入電中」。第1回推理王グランプリの授賞式会場で殺人事件発生。被害者は小林中年。直ちに捜査を開始せよ。
小林は会場の外で殺されていた。ということで、雷ちゃん、トミー、ワドソン、ボロンコ、吉澤、山崎が小林の死体を囲んで調べている。そこに柴田束志が登場すると、「お待たせしました、報告します」と言って検死結果の報告をする。「死因は絞殺、死亡推定時刻は午前11時、今から約1時間前となります」と報告すると消えていった。(この時、雷ちゃんはワドソンを手にしたルーペでじっくりと見ていました。)吉澤会長は「まさかこんな時にこんなことが起こるなんて...」とぼやくが、トミーが「会長、ご心配なく。ここには世界の推理王が揃っています。皆さん、授賞式は一旦お預けと言うことにして、ここはひとつ」と提案するが、ミセス・ボロンコとワドソンも直ぐに承知して、3人(トミー、ワドソン、ボロンコ)で事件を解決すると宣言する。しかも「推理王の名にかけて...」とポーズまで決める3人、威勢だけはいいんですけど...で、投げやりな口調で「心強い」という吉澤会長(目が笑っている...)は雷ちゃんに対して「助手の方もヨロシクお願いします」と言う。すると雷ちゃんは「私、助手じゃなくて…」と言い出すが、それを遮るようにトミーがしゃしゃり出て「まあまあまあ、良いじゃないか助手で、なあ、銭形くん」と言う。が、「銭形」と言う所にみんなは反応し、「銭形さんでしたか」ということで一気にスター扱いとなる雷ちゃん。「知っているんですか?」と言う雷ちゃんに対して「もちろんですよ」とトミー以外のみんな。(→やはり「銭形」の名前は広く知られているということですね。まあ、伝説の四姉妹と雷ちゃんの活躍がありますからね...)で「あなたがいてくれれば百人力だ」と言う吉澤会長。しかしトミーは「私がいれば千人力ですよ、会長。二人合わせて千百人」と、アピール(この場合は雷ちゃんが1099人だと言うことは誰もが分かっています)するも、相手にされず、山崎が吉澤の車椅子を押して建物の中に入っていこうとする。(ここで、お約束の小ネタとして、扉の前のスロープが上れなく、何度も勢いを付けて車椅子を押す山崎。やっぱりこういう所は「ケー刑事」です。)
捜査の方はトミーが主導権を握り、「まずは」犯人の足取りだなぁ」と言って方角を確かめるが、雷ちゃんが口を開き「この建物は出入り口以外、周りを全て丘と建物で囲まれています」と言うが、トミーが口を挟み「だから...、つまり...」と言うが、後が出てこない。で、雷ちゃんが「つまり、犯行に及ぶには必ずあの裏口を通る必要があるんです」と言ってくれる。で、トミーは「そう、あの裏口を」と調子を合わせるが「そうと決まれば...」と、またも後が続かない。で、雷ちゃんが「まずは封鎖できる出入り口を全て封鎖しましょう」と言うと、「私が今言おうとしたことを言うんじゃない」と調子の良いトミー。が、その後どうするのかが出てこない、で、咳をして雷ちゃんに託すという形で誤魔化しました。で、雷ちゃんが「監視カメラの映像をチェックするんです」と言う。するとトミーがまたも出しゃばり、「今ね、私の喉に引っかかって出そうになったことを助手の銭形くんが言ってくれました」と持って行こうとする。で「有り難う助手くん」と言って雷ちゃんの肩をポンと叩くが、雷ちゃんは「だから助手じゃないと言ってるのに~」とカメラ目線でアピールしました。(そんなことは言わなくても誰でも分かっていますよ、雷ちゃん。)
場所を移動して監視カメラの映像をチェックするためにビデオの再生を始める一同。時間は10:59:53から再生が始まる。「もうすぐ犯行時刻の11時です」と言う雷ちゃん。これにトミーが「よーし、犯人の顔、ばっちり拝んでやるからな~」と力が入っている。で、時間が11:00:02を過ぎた所で画面が突然真っ暗になった。トミーはテレビをたたき出すが「壊れますよ~」と雷ちゃん。で、監視カメラの所に移動した一同。雷ちゃんが「キャップがはめられてました」と言ってカメラからキャップを回収した。これを受けて、「さては犯人がやったのね」とボロンコが言うとワドソンも同意し、トミーは「用意周到だなぁ。これは計画的犯行だぞ。犯人はなかなか尻尾を出しませんよ...」と言い出する(→それぐらいのことは誰でも簡単に分かります。でも、3人とも大まじめで言っているから面白いのですけど...)そんな中、雷ちゃんは死体のあった場所から少し離れた所に何かを見つけ、そこに駆け寄り、拾い上げると「何でしょう、これ?」と言う。と、3人が直ぐに駆け寄ってくる。(この時トミーはワドソンに突き飛ばされるという小ネタもありました。)で、ボロンコがそれを見ると「あらぁ、MDバッチじゃない」と言う。(小林中年が団長を務めていた「中年探偵団」のバッチです。→「少年探偵団・BD」が元ネタというのは直ぐに分かりますが、こういう所もやっぱり「ケー刑事」です)遺体から離れた場所にMDバッチが落ちていたため、これは小林が落とした物なのか疑問に思う雷ちゃん。
が、更に別のものを発見すると「そういうことか」と言い、犯人はこの場所を通って現場に行ったということに気づいた。というのは、ここに来るまでに土が出ているところがあり、そこに2本の平行した轍を見つけたためであった。ということで、小林は別の場所で殺され、遺体を運ぶ際にMDバッチを落とした、と推理する。するとワドソンが「遺体を運ぶときは台車か何かを使って?」と言うが、「台車を使ったら犯人の足跡が付くはずよ」とボロンコ。現場には轍はあったが足跡はなかったのである。で、雷ちゃんは、犯人は車輪の付いたものに乗って移動したと考える。するとトミーが閃き、笑いながらカメラに寄ってくると、「謎は解けたよ、ジャクソンくん」そして走って建物の中に駆け込み、みんなには「付いてきたまえ」と自信満々であった。
会議室に入ってきた一同。吉澤は「私が犯人だと言うのか?」とトミーに言ってちょっと不機嫌な表情をする。「そうと決まったわけではありませんが、一応念のために、タイヤの幅を計らせていただけますか」と言って、吉澤の乗っている車椅子のタイヤの幅を計ろうとする。(トミーの考えはこれで分かりましたね。)で、ノギスを取り出したワドソンが計ると3.5cmであり、轍の幅と一致した。これに吉澤はタイヤはある程度規格が定められているものであり、それだけで犯人扱いというのは、と不満を口にする。で、トミーが犯行時間の11時に何をしていたかを尋ねる。「この部屋で推理小説を読んでいましたよ」と答える吉澤だったが、一人でいたということで証人はいなかった。で、「取り調べの準備だ!」とトミーがワドソンとボロンコに言う。すると「ラジャー」と言って、ワドソンとボロンコは部屋の端から机を移動させ始める。(この時、出前持ちがやってきてカツ丼をちゃんと置いていくというネタまでありました。(いつ注文したのでしょうか?))しかし雷ちゃんは首をかしげていて、相手にしないで、一人で外に出て、轍を調べていた。(「現場百回」ですからね。)
雷ちゃんが轍を調べていると、「銭形くん、こんな所にいたのか」といってトミーがやってくる。が、トミーの方には一切目を移さない雷ちゃん。「推理王の取り調べ、見てなくていいのか。勉強になりますよ」というトミーだったが、相手にしない雷ちゃんは「この轍、何か変なんですよね」と言う。というのは、左右で轍の深さが違っていたのだった。で、トミーが指で左右の轍の深さを測ってみる。で「確かに」とトミー。が、「そんなことより、もっと凄いものを発見したぞ」と言って、その場所から少し離れた所を指さすトミー。で、そこに移動すると、そこでは轍が平行に走っておらず、小木の手前で「X」の字のように交差していた。で、トミーは「今度こそ、謎は解けたよ、ニクソンくん」と口にすると、笑いながら会議室に走っていった
。で、雷ちゃんは「ヤバイ」と言って、慌ててトミーの後を追った。
会議室。ホワイトボードには「取り調べ」と大きく書いてあり、ワドソンとボロンコが吉澤に話を聞いていた。そこにトミーが笑いながら入ってくる。するとワドソンとボロンコは立ち上がりトミーの側にやってくる。「なかなか吐きませんよ」「本当に犯人なのかしら」とトミーの考えである吉澤犯人説に疑問を投げかける。するとトミーは「会長が犯人?見当違いも甚だしいなぁ」と言いだす。そして「山崎さん」と指をさすトミーだったが、そこに雷ちゃんが駆け込んできて「岡野さん」と言って、それを制止させようする。しかしトミーは雷ちゃんに向かって「我が助手よ、向学のためによく見ておきたまえ」と自信たっぷりで、山崎の履歴を語り始める。(スーツの内ポケットから山崎の履歴書を取り出す。赤坂短期雑伎高等学校卒業(短大なら分かるけど、短期高校って何?)(S56/3)、ドリマックス引っ越センター入社(S60/4)、そこを退社(H4-5)、はぐれ大サーカス入団(H4/7)、引退(H8/5)後、名探偵の会に入会(H10/4)という経歴。)で、はぐれ大サーカスにいた頃の得意技は一輪車であり、更に、山崎は今も通勤や移動手段に一輪車を使っている(駐車場代が不要で維持費もかからないので重宝すると言ってました)ということで、山崎が小林中年を殺した犯人だという。遺体を背負って現場に向かい、遺体を置いて現場を立ち去ったということで、行きと帰りで2本の轍が出来、深さが違うことも説明できる、とトミー。これに「なるほど、流石冴えてますね、ミスター岡野」とワドソン、「うちの旦那なんかめじゃないわ」とボロンコは納得してトミーを褒め称える。で
Vサインまでするトミー。
が「言いがかりですよ」と山崎は反論する。どうしてわざわざそんな手の込んだことをするのか、と反論するが、「ここからは私が」とワドソンがトミーを遮り語り始める。「あなたはおそらく次期会長の座を狙っていたんでしょう」。続いてワドソンを突き飛ばしてボロンコが「あなたは会長に殺人の汚名を着せ、失脚させてしまおうと考えた。だから現場にあたかも車椅子で遺体を運んだような痕跡を残した」と続ける。そして締めはトミーで「上手く騙したつもりでしょうが、あなたは一つだけ決定的なミスを犯してしまった。それは轍が木を挟み込むようにクロスして付いていました。これは車椅子では絶対に出来ないことです」と言って自画自賛して笑うトミー。(→予想通りの推理でした。しかも3人の絶妙のコンビプレーがGOOD!)で、吉澤会長も「なるほど」とその説明に納得する。これに、山崎(おでこに「
怒り」マークが...)が「僕が犯人ならねぇ、タイヤに泥が付いているはずでしょう。一輪車調べてみたらいいじゃないの」と言うが、山崎の一輪車をトミーは確保していて、それを手にして「ほら、泥が付いていますよ」、ワドソンが「3.5cm、轍の幅と完全に一致ですね」と続く。そしてトミーが「決まりですね。観念しなさい」と告げる。吉澤は「山崎くん、失望したよ」と言うと、ワドソンとボロンコによって連れて行かれる山崎。トミーは会長に「先ほどは失礼しました」と言って詫びを入れる。が、「濡れ衣が晴れて良かったです」と気にしていなかった。で、トミーが車椅子を押して会議室から出て行く。この時会長は「これにて一件落着」と口にした。で、雷ちゃんは、この一連の謎解きに一切口を出さず、山崎の一輪車をじっくりと観察していて、また吉澤会長が目の前を通っていった時には、会長の膝上にある膝掛けをじっと見つめていた。で「よどむ、悪の天気」(ここでAパート終了。経過時間は17分半弱でした。で、Bパートは8分強と言うことになります。→BS-iの放送時、野球延長の繰り下がりに対応していなければ、本編はここまでしか録画できなかったということになります。)
雷ちゃんは一人が管理室にいて、「先ほどのビデオをもう一度見てもらえますか」と頼み、再度確認する。で、犯行前と犯行後の現場に違いがあることに気づいた。で、「そうか」と声を上げると「謎は解けたよ、ワトソンくん」
その頃、会長と3人の助手は式典の方を再開していた。で、舞台上に並んでいる3人。「第1回推理王グランプリは…」と、客席には誰もいないのに進行する吉澤会長。「受賞者は…」(ここで一応、音楽が流れる)「お三方全員です」と発表する。で、3人は「えっ?」で、吉澤会長はその理由を語る。偶然起きた事件に見事に対応した。そういった臨機応変な姿勢は名探偵に欠かせないものだ、ということでした。で「これからも益々推理に磨きを掛けてください」と言ってトロフィーを3人に渡そうと舞台中央に車椅子で移動し、「おめでとう」と言って渡そうとする。その時、雷雲かせ現れ、稲妻が走った。「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まり「私の稲妻でしびれなさい!」で稲妻が落とされたのは吉澤会長だった。で、煙を噴く会長。そしてこの時の衝撃でトロフィーがバラバラになり、それを見た3人は「トロフィーが...」とそれぞがバラバラになったトロフィーを手に持って嘆く。
雷ちゃんはそちらに気を取られることなく「あなたが真犯人ですね、吉澤会長」と言語る。3人の助手たちは「どういうこと?」で、雷ちゃんの説明が始まる。「あの轍は一輪車ではなく、やっぱり車椅子の跡だったんです」という事から始める。吉澤は当初、自分が犯人扱いされるように仕向け、その後山崎が吉澤をはめようとしているように見せかけた。が、吉澤は現場の轍が木をまたいでいたことを盾に「車椅子じゃ不可能だ」と反論する。これに「普通に考えればそうですね。でも、吉澤さんなら出来ます」と断言する雷ちゃん。すると吉澤は右足のズボンをめくり、義足であるということを示し「この通り、不自由な足でどうやって?」と問う。これに「あなたは車椅子で片輪走行をしたんです」と言う雷ちゃん。(また、突拍子も無いことを...)これに3人の助手たちも驚き、トミーは「そんなことが出来るの?」と尋ねる。で、雷ちゃんは「コツは入りますが不可能ではありませんむと言うと車椅子に乗り、片輪走行を披露する。(CG合成とはいえ、いとも簡単にやってしまう雷ちゃん。運動神経は抜群ですね。→この後、雷ちゃんの運動神経が抜群ということが役立つ物語もあります。)
で、雷ちゃんは「とまあ、私に出来るくらいですから、吉澤さんにとってはもっと簡単なはずです」と言う。これに「どうして?」とハモる3人助手たち。で、吉澤は名探偵の会を作る前、アンドリウ雑伎団(世界一過酷と言われているとのこと)にいた、と雷ちゃんは語る。で、それを素直に認める吉澤。で、修行を積んだが、大怪我をして車椅子生活になったのだった。が、「しかしねぇ、だからといって私が殺人を犯したという証拠はあるんですか?」と激しい口調になって反論する。これに「あります」ときっぱりと言い切る雷ちゃん。
雷ちゃんは監視カメラの映像を録画したビデオを見せる。まずは犯行前の映像(時刻は11:00)、続いて犯行後の映像(時刻は14:05)を見せる。で、「さっきとの違い、分かりました?」と尋ねる。で、トミーがテレビに寄ってきて画面を見ると「う~ん、分かった。このマーキングだな」と自信たっぷりに言う。(これは誰でも気づく違いですが、そういうのは「違い」とは言いません。)雷ちゃんは「それだけじゃないですよ。この岩をよく見て下さい」と言って、画面に映っている岩を指摘する。改めて犯行前の映像にすると、その岩は確かに無かった。で、雷ちゃんの説明は続く。小林中年はあまりにも小柄で体重が軽かったので、重しになる物が必要となり、岩を使って吉澤は狙い通りの深い轍を作った。そして遺体を放置した後、岩を何処かに隠して片輪走行で戻るはずだった。が、重しを使うことは予定外であり、その処理に思いの外に時間がかかってしまい、岩を現場にそのまま残して立ち去った。これに吉澤は「私が岩を使ったという決定的証拠はあるんですか?」と犯行を認めず、再度反論する。で「はい、その裏返しになった膝掛けです」ときっぱりと言う雷ちゃん。するとトミーが吉澤の元に駆け寄り、膝の上にあった膝掛けを手にし、広げてみる。すると膝掛けの表側には苔が付いていた。雷ちゃんは「その苔からはあの岩と同じ成文が検出されるはずです」と言う。すると「お見事、流石銭形さんだ」と負けを認める吉澤会長。
雷ちゃんは「でも、動機だけが分かりませんでした。小林中年に何か恨みでもあったんですか?」と動機を尋ねる。これに「いや、殺すのは誰でもよかったんです。彼は運が悪かっただけだ」と吉澤。吉澤には推理小説を読むぐらいしか楽しみが無く、いつか本物の探偵に挑戦したい、自分のトリックで世界中の名探偵を翻弄したいと思うようになった。しかし自信がなかったので「名探偵」ではなく(トミーたちのような)「助手のそのまた助手、それも中の下ぐらいの方々」を選んだのだった。それを聴いたトミー、ボロンコ、ワドソンはヘナヘナと力が抜けてしまった。が、そこに雷ちゃんが来たということで、「日本一、いや世界一の推理王である雷ちゃんに負けるのなら本望だ」と吉澤。(→これで雷ちゃんではなくトミーに招待状が届いた理由が分かりました。でも、いつから雷ちゃんは「推理王」になったんでしょうか?また、伝説の四姉妹はそれぞれ「クイーン」の称号を持っていますが、雷ちゃんにはありません。そういう称号を与えるつもりだったの?)→自己中毒の恐ろしい動機でした。
で、怒りのトミーは犯人逮捕の際、「小林中年殺害容疑で逮捕する」と、これはいつもの逮捕劇のように吉澤に手錠をかけるが、更に「これはミセスの分だ」「ワドソンさん、あなたの分も行きますよ」と言って3つも手錠をかけました。(ミセスの分という手錠はピンク色の手錠だけど、そんなカラフルな手錠ってあるの?どうみても玩具にしか見えないのですが...)これに喜ぶワドソンとボロンコ。しかし雷ちゃんは呆れ顔でした...
事件解決後、雷ちゃんとトミーは某朱色の電車が走る鉄道路線沿いの道を歩いている。「我ながら良い推理が出来たと思ったのになぁ~」とぼやくトミー。(確かに今までの頓珍漢な推理よりはまともな推理でしたが、犯人の仕掛けた罠に見事にはまりましたからねぇ。)で、「やはり銭形くんには適わないかぁ~」と続ける。(適うのだったら、少なくとも「警部補」に降格せずにもっと華々しい活躍をしていると思いますが...)しかし雷ちゃんは「いいじゃないですか、競い合っている訳じゃなんですし」とフォローしてくれる。しかしトミーは「君は世界一の推理王だよ、それに比べこの私は助手の助手、しかも中の下だよ」と言って、吉澤会長の言葉に相当なショックを受けていた。雷ちゃんは「私、岡野さんのことを助手だなんて思っていませんよ。」と言う。「じゃあ、何なの?」と尋ねるトミーに「岡野さんは私の大切なパートナーです」と良いことを言ってくれました。で、「パートナーか、そうだよな」と笑いながら喜んでいるトミーでした。(やっぱりトミーは単純です。しっかりとトミーの操縦法を身につけている雷ちゃんでした。)
今回の物語は「ケー刑事」ならではのパロディ精神と、お馴染みの大がかりなネタが詰まった物語でした。「車椅子の片輪走行」なんて発想は「ケー刑事」ならではですね。まあ、四輪自動車ならば片輪走行というのはアクション映画によく出てきますが、車椅子と言うのは... それにしても、雷ちゃんとトミーのポジションもようやく固まり、軌道に乗ってきました。また、この後の「銭形雷」の物語では、ワドソンとミセス・ボロンコの再登場はありませんでしたが、6代目以降の物語で再登場はあるのでしょうか?(鑑識のキャスティングにもよりますが、ミセス・ボロンコの再登場はありそうな気もします。)
次回の物語は、第17話「ミステリー作家は二度死ぬ!? ~江戸川サンポ殺人事件」である。この名前は当然、あの有名なミステリー作家の名前をもじったものであり、劇中にその作家の作品をもじった作品名も当然のように出てきます。ということで、乱歩に関して予習をしておきましょう。
鑑識メモ。「柴田束志の鑑識メモ」と出るが、直ぐに「ワドソン」という文字が「柴田束志」の上に来て、今回は「ワドソンの鑑識メモ」となった。で、雑伎団もビックリの妙技をお見せするよ、と言う。そして「このツボからヘビ出てくるよ」と言って床に置き、「ヘビ、出てくるよ、ヘビ、出てくるよ」何度も言うが、ヘビはいっこうに出てこない。「何故出てこない?」と言って左手をツボの中に入れるワドソン。「噛まれた」更に「手が抜けない」とある種のお約束のネタを披露しました。で、ワドソンはいつしかテレビ画面のものとなっていて、その画面を消されてしまいました。(でも、あの方は出てこなかったので、誰が消したの?)
↓焼き芋大好き・シスターズ
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
↓今回の元ネタ集
↓正しく乗りましょう
↓「片輪走行」で思い出した作品。(タンクローリーの片輪走行が出てきます)
↓悪用してはいけません。(あくまで玩具です。)
IRON EAGLE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1985年の映画「アイアン・イーグル」である。本作は、ストーリーとしたら大したことはないものだが、登場する戦闘機のアクションが見所たっぷりで、シリーズ化されて、合計4作品が生まれている。(1988年の「メタル・ブルー」、1991年の「エイセス/大空の誓い」、1995年の「アイアン・イーグル4」)戦闘機のアクションと言えば「トップガン」も一応そのジャンルに入れることが出来るが、本作の方が先であり、戦闘機のちょっとしたブームを呼び起こすことになった。
映画データを記しておくと、監督はシドニー・J・フューリー、脚本はケヴィン・エルダーズとシドニー・J・フューリーの2人、撮影はアダム・グリーンバーグ、音楽はベイジル・ポールドゥリスである。そして出演は、ルイス・ゴセット・Jr.、ジェイソン・ゲドリック、デヴィッド・スーシェ、ティム・トマーソン、ラリー・B・スコット、キャロライン・ラガーフェルト、ジェリー・レヴィン、ロビー・リスト、マイケル・ボーウェン、ボビー・ジャコビー、メロラ・ハーディン、デヴィッド・グリーンリー、ショウニー・スミスたちである。
物語は、突拍子もない展開で進んでいき、映画ならではというものであるが、そこは空を舞う戦闘機(F-16)のアクションがあるので許せてしまう。(このように、大きな見所がある作品というのは徳でもある。)18歳の高校生・ダグ。彼は空軍大佐である父のようなパイロットになることを夢見ていた。ある日、ダグの父は中東でテスト飛行中に撃墜されて敵の捕虜となり、死刑判決を受けてしまった。で、父を救出するべく、ダグは父の友人たちの協力で飛行訓練をして、無断でF-16戦闘機に乗って救出に向かった...
で、サントラ盤に注目すると、なかなかカッコイイナンバーが集まっている。物語が突拍子もないものとなっているが、音楽の方は実にイカすものであり、映画本編よりもかえって楽しむことが出来るものである。
そのサントラ盤に収録されているのは以下の全10曲である。『One Vision』『Iron Eagle (Never Say Die)』『These Are The Good Times』『Maniac House』『Intense』『Hide In The Rainbow』『It's Too Late』『Road Of The Gypsy』『Love Can Make You Cry』『This Raging Fire』。
テンポ良く、カッコイイ曲というのは聴いていても気持ちが良くなってくるものである。本作に限っては、映画本編よりもサントラ盤の方を大いに堪能し、それから映画を見るということでよろしいかと...(まあ、色々な楽しみ方がありますからね...)
↑サントラ盤 | 映画DVD ↓
「IN LIKE FLINT」 [映画(洋画)]
表題の作品は1967年に製作された「電撃フリント・アタック作戦」で、これはシリーズ第2作である。(第1作は「電撃フリントGO!GO作戦」)'60'sは「007」シリーズの大ヒットを受けて、スパイ・アクション作品が多く生まれた時代であり、傑作から駄作まで、色々と生まれたが、本シリーズはそんな中でも人気が高いシリーズである。このジャンルの作品としたら王道を行く設定の作品ということで、目新しさはないが、娯楽作品としては大いに楽しませてくれる。特に、主演のJ.コバーンのキャラが生きている。
本作の監督はゴードン・ダグラス、脚本はハル・フィンバーグ、音楽はジェリー・ゴールドスミス、出演は、ジェームズ・コバーン、リー・J・コッブ、ジーン・ヘイル、アンナ・リー、アンドリュー・ダガン、ハンナ・ランディー、トッティ・エイムズ、イヴォンヌ・クレイグ、スティーヴ・イーナット、ハーブ・エデルマンたちである。
敵は世界の要人たちをすり替えて世界征服を企む女だけの組織・アマゾン団である。で、アメリカ大統領をそっくりのニセモノとすり替える。更に、事件の背後にはソ連の陰謀も隠されていたということで、スパイ映画には描かすことの出来ない東西対立というネタがベースにあり、しかもお楽しみの美女が次々と登場してくれるということで、たまらなく嬉しくなる。また、ちょっとエロティックなお遊びもあり、サービス精神旺盛なところを見せてくれる。(ということなので、真面目に考えて本作を見ると馬鹿を見る事になる。)
本作は、何も考えずに大いに楽しむための作品、つまり、娯楽映画の典型的な作品の一つである。こういう作品も時には良いもんです。が、トータルではやはり007・James Bondの魅力には勝てません...ということで、本シリーズはここで打ち止めでした。(後にTVシリーズは生まれましたが、劇場版は2本だけでした。)
IRISH ROVERS『THE UNICORN』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1967年に発表された彼らの2nd.アルバムである。彼らはカナダ出身のグループで、結成は1963年、レコード・デヴューを果たしたのは1966年ということで、結成から40年以上の歳月が流れたが、未だに現役として活動している。本アルバムは、そんな彼らの最初のヒット・アルバムでもあり、Billboardのアルバム・チャートで最高位24位、1968年の年間アルバム・チャートでは59位にランクインした。
収録されているのは以下の全11曲である。『The Unicorn』『Bonnie Kellswater』『Orange And Green』『Hiring Fair』『Bridgit Flynn』『Come In』『Goodbye Mrs. Durkin』『Pat Of Mullingar』『Wind That Shakes The Corn』『First Love In Life』『Black Velvet Band』。
この中からはやはりアルバム・タイトル・ナンバーでもある『The Unicorn』がお薦め。年間シングル・チャートのTOP 100に入るようなヒットにはならなかったが、彼らのスタイルが広く認められることになった曲でもあり、初期の彼らの代表曲でもある。また、それ以外の曲では『Orange And Green』『Goodbye Mrs. Durkin』『Black Velvet Band』といったところをお薦め曲としてピックアップしておく。いずれもが聴きやすい曲であって、心を和ませてくれる。また、如何にも'60'sらしいものであり、こういうグループが長く活動を続けているというのはいいもんですね~。
デビルシャドー#4 [特撮]
4話のサブタイトルは「魔神剣」であるが、物語の方は大きく動くことになった。また、主演の阿井莉沙、いい表情を見せるようになった。(やはり、主役をやると伸びるものです。)
例によって、前回までの簡単なあらすじが頭に入る。拉致された源三、木田は澪に悪魔の話をした。ということで今回の物語のスタートです。
源三に魔神剣の在処を問う榊。薔薇十字団を追放されて18年、ということから話す榊。そんな榊は源三のことを評価していた。善と悪の均衡こそが真の平和へと繋がると説いたためであった。が、那美は榊を葬ろうとしたということを恨みに思っていた。そんな榊は以前から更に力を付けたことで、今では薔薇十字団の力で葬ることが出来ない、と語り、無駄な争いはしたくない、と脅しを掛けると、改めて魔神剣の行方を問う。しかし源三は頑なに語ろうとしなかった。で、悪魔の力で源三の体の内部から痛めつける。それによって血を吐く源三。それでも魔神剣の行方を語らない。で、「少し痛い思いをしてもらいますよ」と榊は言うと、拷問している部屋を出て行った。で、榊と入れ変わって入ってきたのは佐久間だった。
源三の様子を探ろうと出掛けていった涼子を重岡が後を付けている。が、見失ってしまう。そんな重岡の背後から涼子が襲い、銃を向ける。涼子は気づいていたのだった。で、重岡は潜り込んだのは事実だと認めるが、それは榊と接触するためで、思いは涼子たちと同じだと言う。そして「信用しろ、総長の所に案内する」と告げる。が、涼子は銃を下ろさなかった。で、木田と連絡し、総長の無事が最優先と言うことで、重岡を(一応)信用して木田が合流することになる。
澪はその
電話を側で聴いていて、「私も連れてって」と言うが「危険な目に会うかも知れません」と木田は言うと、「ここで待っていてください、総長は必ず連れ戻しますから」と澪と水穂を残して出掛けていった。
その頃、源三は佐久間のパンチを何発も食らって拷問されていた。佐久間は源三に噛みつくことまでするが「殺さずにいたぶるのは難しいなぁ」ということで、とにかく魔神剣の行方を吐かせようとしていた。しかし、源三は口を割らなかった。
澪は悪魔払いの道具を身につけて出掛ける準備をしていた。で、水穂がそれを止めようとする。澪は「何か胸騒ぎがする」と言って、いてもたってもいられなかった。(気持ちはよく分かります。)そんな澪の気持ちを察して水穂は「怖いな」と言うと、澪に信じていることを語る。「悪魔と戦った十字団の戦士は死んだら精霊になるらしい。悪魔を倒したら精霊たちが甦るという話だ。悪魔と戦うのは死んだお母さんを甦らせたいからなんだ」と戦う理由を語る。そんな話をしている二人の所に本城美沙が現れる。「神崎源三さんのご家族の方ですね」と切り出し、「総長の様態が悪化しまして...」と告げる。澪も水穂も本城美沙の顔を知らないということもあって、「あなたは誰なの?」と問う。「本城美沙、私も薔薇十字団の一人よ」と言って、二人を信用させてまんまと連れ出した。
木田が運転する車
に重岡と涼子が乗っていて、重岡の案内で総長の下に向かっていた。が、涼子は重岡に銃を向けたままであった。木田も「本当に総長の所に向かっているのかね」と完全には信じていなかった。
佐久間が榊に報告しに来る。「なかなかしぶとい奴で、まだ吐きません」と報告する。すると榊は思念で佐久間を責める。源三は血反吐を吐いてグロッキー。そこに切人が姿を現す。で、「このままでは危険を伴う。薔薇十字団は壊滅する。そして澪も」と告げる。で、源三に動いてもらおうと呼びかけると姿を消した。
美沙の車
がある建物に到着、車から降りる美沙、澪、水穂。「こんな所に本当におじいちゃんはいるの?」と疑問を口にした澪だったが「みんないるわよ」と美沙。で、美沙の後に続いて建物に入っていく。(人を本当に疑うことのない澪。この辺りが高校生ですね。)建物は寂れたもので、人の気配はありそうにないものだったが、廊下を進んでいく美沙の後に続く澪と水穂。突然、行く手の廊下が煙に包まれる。美沙は「動かないで、時期に収まるから」と平然と言うとねそのまま先に進んでいった。が煙によって視界が悪く、澪と水穂ははぐれてしまう。
その頃、重岡の案内で涼子と木田もある建物に到着し、中に入った。が、涼子は「こんな堂々と入ってきて大丈夫?」と問う。これに「ここは移転後の建物だ。今は榊たちしかいない。尋問にはうってつけの場所だ」と答える重岡。(大人の涼子は、やはり重岡を疑っています。)で、奥に進んでいく3人。で、ある部屋の前で立ち止まると「この部屋だ」と言う。で、その部屋の扉を開けて中に入る重岡、銃を構えて後に続く涼子と木田。
中に入ると、そこには榊と佐久間がいた。「話をしよう」と言う榊の言葉を受けて「騙したわね」と口にする涼子。「騙した訳じゃない。俺もここに来るのは初めてなんだ」と言う(おいおい、そんなこと言ったら、涼子の思うつぼですよ。)と、榊の方に歩み寄り「榊様、私が情報を流した重岡です」と言う。(これで涼子は完全に事態を理解しちゃいました。)榊は重岡を見ると「魔神剣の情報はどこから掴んだ?」と問う。しかし、目をそらして何も答えない重岡。で「まあいい」と榊。涼子は銃を榊に向けると「総長は何処?」と問う。これに榊は源三から魔神剣の行方を聞き出して欲しいと頼む。そしてその後は仲間に加わればいい、と誘う。が、涼子はそんな話には耳を傾けない。そうしていると、突然
爆発が起こったようで、建物が大きく揺れる。バランスを崩す涼子たち。やがて揺れが収まると、涼子は榊に向けて一発銃を放つ。が、手をかざした榊の前で弾は止まり、その場に落ちる。そこに入口の扉が開き、源三が凄い形相で入ってきた。
澪は煙の中、水穂を捜していた。で、配電室にやってきた。「水穂、何処なの、水穂」と何度も口にする澪。その様子を悪魔の化身が見つめていた。で、煙の中、人影に気づいた澪。ゆっくりと歩み寄ろうとする。また、その人影もゆっくりと澪の方にやってくる。で、その人影は水穂だった。が、水穂は突然澪に襲いかかった。様子がおかしい水穂に「どうしたの」と呼びかける澪。しかし水穂は再度澪に襲いかかってきた。その攻撃をかわす澪は、悪魔払いの短剣を手にした。「目を覚まして、水穂!」と呼びかける澪だったが、またまた水穂は襲ってくる。で、それを受けて澪も反撃に出る。キック一発で水穂を吹き飛ばすと「悪魔を倒してお母さんに会うんじゃなかったの?」必死に呼びかける澪。そして「どこなの、本城さん?」と叫ぶ。が、またも水穂が攻撃してくる。で、それをかわした澪は悪魔払いの呪文を唱え始める。澪の呪文によって水穂は体の自由が利かなくなり、攻撃できない状態に...
源三はついに動くことを決したようです。次回のサブタイトルは「覚醒」ということなので、いよいよ澪に力が目覚めると言うことでしょうね。現状ならば大して脅威とも思えない澪を気にする榊と切人の動向を考えたら、澪に秘められた力というのは強大なものだと思われるが、それが動き出したら、いよいよアクションを見せてくれることでしょう。これまでは説明が多かった物語ですが、やっと動き出したと言うことで、これからが楽しみです。
↓これとは全く違う表情を見せてくれます。
↓神と悪魔の力の均衡ということから、こういうものを...
ヤルタ会談の意義―三大国の外交と新しい力の均衡 (1977年)
- 作者: 遠藤 晴久
- 出版社/メーカー: 桐原書店
- 発売日: 1977/07
- メディア: -
- 作者: アジア経済研究所
- 出版社/メーカー: アジア経済研究所 アジア経済出版会
- 発売日: 1976
- メディア: -
↓澪はこれなんでしょうね...
救世主(メシア)は日本に現われる―地球大破局を救うのは誰か?
- 作者: 広瀬 謙次郎
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1983/01
- メディア: 新書
↓こういう物語ではこのような拷問は出てきません。
IAN GILLAN『GILLAN'S INN』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは2006年に発表された彼のデヴュー40周年を記念したセルフ・カヴァーアルバムである。(日本盤は今年になってリリースされたばかりである。→CD+DVDという2枚組)彼がこれまで在籍した数々のバンドでの曲、ソロとなってからの曲を全て新たに収録し直したものであり、これに豪華アーティスト達が参加している。ということで、'60'sから始まる彼の長いキャリアにおけるあの名ボーカルをたっぷりと堪能することが出来る。
尚、ここで取り上げたのはアメリカ盤であり、デュアル・ディスクということで1枚のDISCが2層になっていて、CDレイヤーとDVDレイヤーとなっているため、場所をかさばらずに済むというメリットがある。最近のアルバムは、CD+DVDという2枚組というものが増えていて、ケースが厚くなるという傾向がある(1枚ものの厚みのケースに2枚収録というのもありますけど...)が、このように1枚のDISCに収録してしまい、普通のケースと同じというのはちょっと嬉しい配慮でもある。
収録されているのは以下の全14曲である。(ここではDVDレイヤーの曲は省略する。また、日本盤には1曲のボーナス・トラックがあるようです。)『Unchain Your Brain』『Bluesy Blue Sea』『Day Late And A Dollar Short』『Hang Me Out To Dry』『Men Of War』『When A Blind Man Cries』『Sugar Plum』『Trashed』『No Worries』『Smoke On The Water』『No Laughing In Heaven』『Speed King』『Loving On Borrowed Time』『I'll Be Your Baby Tonight』。
収録曲はいずれもがお馴染みの曲であるので、改めて言う必要は無いであろう。全ての曲を収録し直したということなので、ボーカルの方は円熟味を増したものとなっていて、かつての名曲が新たなものとなっている。しかも、演奏している顔ぶれが非常に豪華と言うことで、彼の人脈の広さを改めて感じることが出来る。
ハード・ロックがお好きな方にとっては、本アルバムは必須のアルバムですね。尚、日本盤のボーナス・トラックも嬉しい所であるが、DUAL DISCというUS盤の方がコレクターとしたら嬉しい所でもある。(但し、一部のプレーヤーでは再生できない可能性もあるようなので、ご注意を。)
↑US盤(Dual Disc) |JP盤(CD+DVD) ↓
- アーティスト: イアン・ギラン, ジョー・サトリアーニ, ヤニック・ガース, ウリ・ジョン・ロート&ロニー・ジェイムズ・ディオ, スティーヴ・モーズ&ジョン・レズニック, ジェフ・ヒーリー&ジョン・ロード
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2007/01/10
- メディア: CD
HUMAN DRAMA『WORLD INSIDE』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1992年に発表された彼らの2nd.アルバムである。彼らのサウンドというと、どことなくプログレ系のエッセンスを感じるものであって、アルバム・コンセプトに沿ったスケールの大きなサウンドを聴かせてくれているが、本アルバムではゴシック調のサウンドを展開していて、'70'sのプログレを彷彿させてくれるところが嬉しい所である。(何せ、「プログレ」というのは'80'sになると急速に衰退して、'80's後半ではほぼ絶滅してしまいましたからね...)が、彼らはアメリカ出身のグループであり、「プログレ」と言うと、やはりイギリス系というイメージがあるが、やはりアメリカのバンドらしい所もあるのが彼らのサウンドである。
収録曲は以下の全15曲である。『World Inside I: Nothing Ever Changes/The Enemy/Here I Will Stay』『World Inside II』『My Skin』『Tears』『Look Into A Stranger's Eyes』『This Tangled Web』『Winters Life』『Fascination And Fear』『Million Years』『Color Me Red』『Father Sing』『Sound Of The Rain』『Voices』『Fading Away』『Times Square』。
本アルバムでは、アルバム・タイトルにあるように、二部構成の大作であるアルバム・タイトル・ナンバーにつきる。静と動のバランス、奥行き感のあるスケールの大きなサウンド、アコースティック系を中心としたサウンドは、'70'sのプログレを彷彿させてくれる。こういうサウンドが'90'sに生まれてくるのだから、面白いところでもある。
と言って、プログレがお好きな方だけをターゲットとしている訳では無く、ヨーロッパ指向のサウンドは肩を張らずにリラックスして聴くことをさせてくれるものでもある。そして、じっくりと聴き込めば、そのおくにある味わいを更に感じることが出来る。じっくりと聴いてもらいたいアルバムである。
HUNDRA(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は、1984年のスペインとイギリスの合作である「ハンドラ」である。この作品は、セクシー・アクション作品と言われるもので、現代とはかけ離れた時代を舞台に、セクシーなお姉ちゃんが剣を武器に大活躍する娯楽作品である。特に、「アマゾネス」がこのジャンルでは有名であるが、そういう娯楽作品であること以外には特に目玉がない。ということで、一にも二にも、主演女優の魅力が頼りである。が、本作は、音楽を担当したのがあのエンニオ・モリコーネということで、「+α」がある作品である。マット・シンバーが原作、脚本、監督を務めているが、脚本はジョン・ゴフとの共作である。撮影はジョン・カブレラ、音楽はエンニオ・モリコーネというのが主なスタッフで、出演は、ローレン・ランドン、ラミロ・オリヴェロス、タマーラ、ジョン・ガファリたちである。尚、主演のローレン・ランドンは1981年の「カリフォルニア・ドールズ」という作品では女子プロレスラーを演じていて、アクションの方は心得たものである。
物語は、このジャンルの作品ではオーソドックスなものであり、取り立てて目新しさはないが、やはりツボは心得たものであって、見せるところはしっかりと見せてくれる。(まあ、これが無ければただの駄作と言うことで終わってしまいますが...)
女だけの武装集団を率いる金髪の戦士・ハンドラ。この部族には、生殖のためには男と交わるが、生まれた男児は捨てるという掟があった。(典型的なアマゾネスの掟を持った部族であり、女性だけの部族である。)そんな中、ハンドラは狩りに出掛けた間に部族のものが皆殺しにされるということが起こった。唯一人生き残った妹と一緒にハンドラは雄牛の町に出て行くが、その町は女を奴隷として扱う男が支配する町であった...
サントラ盤に収録されているのは、以下の全15曲である。『Chase』『Hundra's Love Theme』『Hundra's War Theme』『Magical Change』『Slaughter In The Village』『Chrysula, The Wise One』『By The Sea』『Wild Bunch』『You're Free』『Love Temple』『Bow To The Bull』『Hundra's Return』『Defeat』『Funny Man』『Hundra's Revenge』。
西部劇音楽で有名なモリコーネの音楽というのは、スケールが大きく、一聴の価値がある。映画の方は、このジャンルの作品のお約束となるシーンはしっかりとあるので、(一応は)安心して楽しむことが出来るものである。映画ファンであれば、本作はサントラ盤に注目して接するのが妥当なところであり、映画の方は何も考えずに楽しむ娯楽作品ということで接するのがよろしいかと...(時にはこういう映画もいいものです)
- アーティスト: Ennio Morricone
- 出版社/メーカー: Laserlight
- 発売日: 1997/06/17
- メディア: CD
↓DVDは出ておらず、ビデオです。
ケータイ刑事銭形零16話(2nd.3話)[改訂版] [ケータイ刑事]
今回の物語は第16話(2nd.3話)の「時限爆弾装置の解除キーを探せ!? ~銭形零探偵団VS怪人六面相事件」である。「泪・2nd.5話」に「怪人十面相」として登場した怪人さんが「零・1st.4話」で「怪人八面相」として再登場したが、今度は「怪人六面相」としてまたまた零ちゃんに挑戦してきたというのですから、嬉しい所です。(この後、更に「銭形雷」にも挑戦してくる怪人さん、その都度、顔がバレタ数だけ減らしてくるのだから、律儀な怪人さんです。)が、今回は以前と違っている部分が多々あります。まず、パートナーが五代さんということで、怪人さんの物語では五代さんは初めてです。また、怪人さんも、以前の失敗から学んでいる所もあって、やってくれます。
また、今回の舞台は、銭形姉妹の母校である青葉台学園初等部で、青葉台学園についても明らかになることがあります。「愛・1/2話」の冒頭で、青葉台学園から下校する愛ちゃんがあり、劇場版の「THE MOVIE」では泪ちゃんが進路面談を受けていましたが、シリーズ中で青葉台学園が登場したのはそれだけですから、初等部とは言っても、その一部が明らかになるというのは嬉しい所です。
ゲストの白木みのるさん、この後、「恋する日曜日・ニュータイプ」で、伝説の超能力者・みのるとしてこの枠にレギュラーとして戻ってきてくれましたが、これも嬉しいところです。
尚、本記事のタイトルに「[改訂版]」とあるのは、「銭形零」は全話過去に一度記しているが、その時の記事をベースに加筆&修正を行ったために「[改訂版]」としています。(以前に記した記事をご覧く場合は、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、(いつもより長めの)長文&今更ながらのネタバレありで本編に行きます。
警視庁、「平面ベクトル線形結合」「ソリトンの代理」という数学関係の専門書と一緒に「細杉数代の占い大特集 ポロリ言うわよ!」(もちろん、あの人をもじっているのは分かりますよね。また、この雑誌の記事に「フォーチュンパイの秘密…」というのがある。「泪・1st.9話」にも「フォーチュンパイ」というのが出てきただけに、やっぱり「ケー刑事・ワールド」は繋がっています。)が置いてあり、それを手にする五代さん。が、専門書は開かず、占い本を見て「あいつもガキだね~」と言っている。柴田さんは「流行ってますからね~」と無難な反応です。で、その本を開いて「五代さんは何座でしたっけ~?」と直ぐにのめり込む柴田さんです。五代さんはテーブルの上にあるみかんを食べ始め、「山羊座」ということを口にする。(テーブルの上には箱ティッシュが置いてあるが、「警視庁備品」とマジックで書いてある。→そこまでしなくても良いと思うのですけど...)で、柴田さんが「山羊座」の占いを見て「今日はラッキーデーです。邪魔が入ることなく欲しい物が手に入るでしょう」と記事を読み上げる。で、五代さんは腕時計が手に入る(実は時計をなくしたのでした。)と思い、ニタニタ顔に。「そう上手くはいかないでしょう」と言う柴田さんの言う通りですよ。
そうしていると「お待ちどおさまです。鰻です」と言って、鰻屋の出前持ちが入ってきた。そして、大きなお重、続いて小さいお重をテーブルの上に置く。五代さんは「お前頼んだの?と柴田さんに尋ねるが「いえ」と言う返事。すると「お代は戴いていますんで」という出前持ち。割り箸を置くと「失礼しま~す」と言って出て行った。が、二人とも頼んだ覚えがなく、柴田さんは「零ちゃんじゃないですか」と言うと、五代さんは「あいつが俺たちに」と言って零ちゃんが自分たちに奢ってくれたものと勝手に解釈した。→この展開はあの展開ですが、五代さんと柴田さんは共に初体験ですからね...
その頃、零ちゃんは空腹でお腹を鳴らしながら廊下にしゃがみ込んでいて「お昼ご飯、何食べようかなぁ」と言っていた。が、そんな零ちゃんの目の前を「忙しい、忙しい」と言いながら鰻屋の出前持ちが通っていった
。で、「出前」と閃く零ちゃんでした。
五代さんと柴田さんはどっちが大きい方を食べるのかということでやりとりを始めていて、柴田さんに目を閉じさせた間に大きい方を自分のにしてしまった五代さん。(柴田さんの予感通り、こうするというのは分かっていましたが...)で、渋々小さいお重の蓋を開けた柴田さん。が、中には腕時計が入っていた。で、五代さんは「俺の誕生日プレゼント
だ」と言ってその腕時計を柴田さんの手から奪うと同時に、お重の方も交換し「食べなさいよ」と柴田さんに大きいお重を渡す。で、五代さんは「当たるね、占いは」とご機嫌で、その腕時計を早速はめる。柴田さんは「恐るべき、星占い」と感心していました。→柴田さんのことだから、こうなると今度は占いマニアの道へと歩み出すかもしれませんね。で、五代さんは「銭形のサプライズだ」と言ってすっかりご機嫌になっている。
そこに零ちゃんがやってきて、「出前取ったんですか?」と言う。が、五代さんは「お前が取ったんだろう。鰻重の蓋を取ったらプレゼント
だなんてお洒落」と言って、零ちゃんに感心する。ここで零ちゃんは鰻重を見て、大きさが違うということで「まさか、この展開は...?」と漏らし、柴田さんの所に駆け寄る。手を合わせてこれから食べようとしていた柴田さんから大きなお重を奪い、蓋を取る零ちゃん。すると中に「銭形零様」と書かれたビデオテープが入っていた。(やっぱり零ちゃんはちゃんと覚えていました。)それを見ると「やっぱり」と言う零ちゃん。「誰から?」と問う五代さんに「怪人六面相からです」と言う零ちゃん。→数が減っているということまでちゃんと分かっている零ちゃんでした。
そのビデオテープをデッキに入れて再生を始める。すると、あの高笑いと共に、まずは「私はかの有名な怪人六面相だ」と名乗り、「銭形零くん、プレゼントの腕時計ははめてみたかね」と言う。五代さんが既にはめているということで「これか?」と言う五代さんに「レレレ」と零ちゃん。すると六面相は「その腕時計は半径2kmを吹き飛ばす威力を持った時限爆弾
だ」と告げる。で、零ちゃんにチャンスを与えると言って、自分と対決して勝ったら時限爆弾の解除キーの在処を教えると告げる。そして「もしも負けたらドッカン
だ」と続け、五代さんは驚く。で、「本日、午後3時、銭形くんが去年までランドセルを背負って通っていた小学校へ来たまえ」と場所を指定すると再び高笑い。これに零ちゃんは「バカにしている」とオカンムリ。(でも、前回は「銭形家のみそっかす」と言っていた怪人六面相(当時は八面相)が「銭形零くん」と言ったのだから、少しは格が上がっています...)五代さんは腕時計が外れないと言ってどうしよう、と慌てているが、零ちゃんは「とにかく現場に行きましょう」と言う。が、「柴田さんは現場に来なくていいです。」と続ける零ちゃん。「BS-iの予算では、一人二役は無理なんです。後で連絡します」とその理由を言う零ちゃん。→流石は低予算作品、こういう自虐ネタは本シリーズならではのものですね。)で、お待ちかねの「警視庁から入電中」と入電が入り、怪人六面相から警視庁へ挑戦状と爆弾装置が送られる事件発生。直ちに現場に急行せよ。
現場となった青葉台学園初等部にやってきた零ちゃんと五代さん。零ちゃんは「生徒や近所の住民は既に避難しました。現場にはもう誰もいないはずです」と言う零ちゃん。→素早い対応ということも出来ますが、低予算作品のための人件費節約策の口実とも言うことができるが、流石は「ケー刑事」やってくれます。
が、五代さんは校門の前に立っている二人に気がつき「あれは?」と言う。→そうです、「怪人○面相」と言えば忘れてならない「名探偵」もとい「迷探偵」のあの方たち、名探偵・ボームズと名探偵・銀田一の姿があった。零ちゃんは「あなたたちの所にも挑戦状が?」と尋ねると「イエス」ということで「時限爆弾の解除キーを見つけに来ました」とボームズ、「我々もやられっぱなしでは食うに困るんです。…」と銀田一。(でも、それはあなた達が「迷探偵」であって事件を解決できないためですよ。)で、お約束の展開で、ボームズは「名探偵が3人も揃った」と言うが、「いえ、4人です」という五代さん。しかし零ちゃんが「私たちは刑事です。探偵ではありません」と窘める。(泪お姉ちゃまと同じことを言った零ちゃんですが、やっぱり姉妹ですね。)で、挑戦状が届いたかと確かめるボームズと銀田一。ビデオには「銭形零様」ということで、五代さんは勘定に入っていない、というお約束のネタを。更に時限爆弾の場所を尋ねたボームズに、「恥ずかしながらこの五代巡査部長が、怪人六面相から送られてきたこの腕時計を時限爆弾と知らずにはめてしまって...」と事情を説明する零ちゃん。すると「そんなマヌケが警視庁にいるのか」と銀田一とボームズは五代さんをバカにする。零ちゃんは「ええ、そうなんです」と五代さんを睨む。で、零ちゃんをご主人様として反省猿のポーズをする五代さん。で、銀田一は、警察を助けたとなったら汚名返上できる、ということで、これはチャンスと言い、ボームズも手柄を立てるのだ、と俄然やる気が出てきました。
みんながそういうコントをしていると「あのう、すんません」と言う声がする。すると零ちゃんの表情が変わり、嬉しそうに「あっ、校長先生」と駆け寄る。(零ちゃんの方が背が高いので、校長先生を見下ろす零ちゃん。)これに「銭形くん、銭形零ちゃん」と返す校長。で、久しぶりの再会となりました。(現れたのは青葉台学園初等部・依田(よだ)校長でした。→身長が低いこととこの名前は「スター・ウォーズ」のヨーダですね。しかも、右手の人差し指には包帯が巻かれているし、杖を手にしている所もヨーダです。)が、銀田一はすかさず「あなたが六面相ですね」と校長に言う。(これって、今までのパターンとは言うものの、いきなり言いますかねぇ?)ボームズも「包帯と杖は怪しい」と言い、銀田一が、六面相はいつも関係者のふりをして現れる、と説明する。これに依田校長は「そんなことを言っている自分だって変装している疑いではないか」と銀田一に言い返すのは流石です。(更に、ボームズにも同じことを言う。)
そうしていると、その時、五代さんの腕の時限爆弾から大きな音がした。「何だ何だ」と慌てる五代さんは時限爆弾を見ると、残り時間30分からのカウントダウンが始まった。それを見た零ちゃんは「カウントダウンしている」と漏らすが、その時、あの高笑いが響いた。「諸君、ゲームのスタートだ」と言うと、日本にある李の三宝(「泪・2nd.5話」のターゲット)、露の三宝(「零・1st.4話」のターゲット)、瑠の三宝(今回のターゲット)にちなんで三問の難題を出題し、全問正解すれば時限爆弾の解除キーの在処を教える、制限時間は30分、と語る。で、五代さんが腕時計爆弾を見て「残り29分21秒」と言うが、こんなに細かかったですか、五代さんって?で、六面相は、「まずは理科室に行け」と指示を出した。
残り時間は26分と少し、理科室にやってきた一同。「黒板に書かれた問題を解け」と六面相の声が流れる。で、黒板には「1939」という数字が書かれている。で、一同は考え始めるが、五代さんが真っ先に「校長だったら問題の答え分かるでしょう、私の命がかかってるんだから」と言うが、「私にそんなことを言われても、分からん」と返す校長。これを受けて「このてなもんやが!」と銀田一が突っ込む。(依田校長を演じているのが白木みのるさんですからね...こういう所は流石は「ケー刑事」ですね。))五代さんは残り時間のことばかり気にしている。が、「分かった」と校長。「1939年ということは、第二次世界大戦の年です」と言う。(確かに、ドイツ軍のポーランド侵攻によって第二次大戦が始まったのは1939年です。尚、真珠湾攻撃は1941年ですが、これは「太平洋戦争」と言います。→やっぱり「ケー刑事」は勉強にもなります。)ボームズは直ぐに「それだ!」と言うが、銀田一は「第二次大戦がどうしたの?」と問う。校長は「分からないの...」と答え、結局、全く役に立たない一同。そうしていると零ちゃんが閃いたようで「待ってください」と言う。
六面相は全問正解すると解除キーのありかにたどり着けると言っていたことから、答えは場所を表していると考え、「1939」と書かれた黒板を左右に開ける。するとその裏にあった黒板には8行10列の行列が2つ、更に積分の式と行列式が書かれていて、定数kを求める問題が書かれている。(こんなの、まともに解こうとしたら数時間はかかるぞ...)ボームズは「何だこれは」、銀田一は「目眩が...」と行って完全にお手上げ、依田校長も「見なかったことにしましょう」と言って諦めるが、零ちゃんの暗算コンピューターはフル回転を始める。一方、ボームズは「分かった」と言ってその珍推理を語る。最初の「1939」から「一休さんQ」(=一休さんにカメラマンがQ)、そこから「茶室」と導く。(「泪・2nd.24話」で世界史を勉強している泪ちゃんに、1939年の出来事を「一休サンキュー」と柴田さんが言っていましたね...)
そこに「福島県」(中央部に湖(猪苗代湖ですね))が書かれた大きな円形のメンコ状のものが降ってくる。さらに、矢が飛んできて、五代さん、ボームズ、銀田一、校長の順におでこに矢の吸盤が当たり、それぞれ「や」「い」「ゆ」「え」と言うが、零ちゃんは身をかわし、矢を手で受け止める。「何だこれは?」と言う銀田一は「弓矢が1、2、3、4、5本」と言うと、五代さんが「分かったような気がする」と言って、説明する。「福島県、弓が五本→福島・弓五→ふくしま・ゆみこ(イチローの奥さん)」更に、イチローが最多安打の新記録を出したときのインタヴューで「妻の弓子と愛犬のイッキュウのおかげだ」と言った。「イッキュウ・サンキュウ」ということから、イチローの背番号は「51」ということで、「5階の1号教室です」と答えという。が、間髪入れずに零ちゃんが「そんな教室はありません」と一蹴し、「行きますよ」と言ってみんなを連れて行く。
零ちゃんがみんなを連れて行った場所は廊下にある創立66周年記念の銅像の前だった。で「答えはこの中です」と言う零ちゃん。そして説明を始める。青葉台学園初等部の創立は1939年で、ここにある銅像は今年(2005年です。)創立66周年(銅像のプレートには「SINCE 1933 創立66周年記念」とある。)を記念して作られたものった。(66周年って、普通は60周年とか65周年を祝うと思いますけど...まあ、6のぞろ目ということでよしとしましょう。)銅像には白い布が被せられていて、しかも鎖がしっかりと巻かれていて、鍵がかけられている。(何でこんな事してあるのでしょうか?)零ちゃんは校長に「先生、鍵を」と言って鎖を解いてもらうことにした。で、校長が鍵を開ける。その間に五代さんが零ちゃんを引っ張っていくとそっと尋ねる。「さっきの黒板の計算式、答え分かったのか?」間髪入れずに「66でした」と答える零ちゃん。(本当かなぁ?でも、あんな式、解くのは面倒だし、零ちゃんを信用します。)校長先生は「流石、銭形くん、大正解だ」と言う。→こう言うということは、答えを知っていたの?(ということは、やっぱり六面相だという疑いが...)が、五代さんも手を挙げて「じゃあ先生、僕も正解です」と言って、ここは1階、廊下ということで「イチ・ロー」とアピールする。しかし「何たるこじつけ」と一蹴してしまう校長先生でした。(銀田一も「外でフリスビーでもしていろ」と追い払う。)
で、鍵を開けて布をめくると銅像があり、その両耳にはパンの耳がついていた。「銅像の耳にパンの耳」だが、この意味が分からない一同。そこに「2問目だ」という六面相の声が響く。零ちゃんは「これが問題?」と訳が分からない。で、五代さんが親父ギャグを口にするが、銀田一がとてつもないことに気づいた。六面相の声が響いていたということは「放送室だ」ということで、放送室のある2階に行こうとする銀田一とボームズ。しかし零ちゃんは「放送室にいるわけないじゃないですか。バレバレですよ」と言うが、「トリックは案外簡単な所に隠されているものなんですよ」と銀田一、「その通り、灯台もと暗しと言うでしょう」と校長、更にボームズも加わって「そうなので~す」と言う3人。で、零ちゃんはちょっと複雑な表情を見せて「分かりました。名(ここでは絶対に「迷」と零ちゃんは思っている...)探偵のお二人がそこまで言うのなら、急ぎましょう」と言って放送室に行くことを承知した。で、みんなは放送室に向かう。(銀田一は自分の意見が通ったと言うことで大喜びしている。)
放送室の前にやってきた一同。「放送中」というランプが点灯している。みんなが中に入っていくと六面相の高笑いの声がする。が、そこに六面相の姿は無く、「残り時間は19分22秒だ」と言う声がテープに録音されていて、それが再生されていた。で、大口を開けて何も言葉が出ない銀田一だった。
放送室から出てくると、零ちゃんは「だから言ったじゃないですか、子供だましもいいところ」と銀田一を戒める。で「じゃあ、もう何も言わない」といじける銀田一。で、ボームズがフォローする。「たまにはこういうこともあるのです。」ここまでならフォローと言えるが、続けて「多摩にはニュータウンもあるのです」(で、多摩ニュータウンの説明が字幕で出る。→これが「ケー刑事」テイストです。)更に「そして失敗は聖子の娘はSAYAKA」(SAYAKAについても説明の字幕が出る。)が、五代さんは「そんなことより、あと19分を切っているんだよ、19分」と時間のことで頭がいっぱいでした。
すると今度はボームズが閃き、立ち上がると「分かった、謎は解けたよ、ワトソンくん」と言う。すると零ちゃんが素早く反応して「止めてください、それは銭形家の専売特許だと言ってるじゃないですか」(確かに前にも零ちゃんは同じことを言いました。)が、五代さんは零ちゃんにも「そんなことより、19分を切ってるんだ、19分を」と言うだけだった。こういう外野の声を無視してボームズは推理を語る。「パンはイースト菌から作られる。イーストは東、耳は端、東端の教室です」と言う。更に、五代さんも「分かった!」と言い、「パンと言えば調理実習、調理実習と言えば家庭科の教室だよ」と答えを言う。しかし校長先生は「それもちょっと単純すぎるねぇ」と聞き入れなかった。零ちゃんは少し考えてから口を開き「銅像の耳にパンの耳、学校内で耳を使う場所と言えば、音楽室」と言う。で、みんなは零ちゃんの考えに従って音楽室に向かった。
音楽室にやってきた一同。黒板には「第3問」と書いてある。ということでそれを見た零ちゃんが「正解!やっぱりここだった」と言う。校長先生は「銭形くん、よくできました。」と言う。(でも、益々校長=六面相という疑惑が...)で、零ちゃんが「はい」と言って敬礼するのが可愛い過ぎるぞ~。すると今度はボームズが「先生、私も正解です」と言い出した。というのは、この音楽室は東端の教室だったのである。しかし校長先生は腕組みをして「何たる偶然」と切り捨てた。更に五代さんも負けておらず、「先生、俺も正解です。音楽室のすぐそこに家庭科教室があります」と言って窓の方を指さす。が、「広~い中庭挟んでいます」と零ちゃんが直ぐに言う。これに「君、細かいことを言うもんじゃないよ」と言う五代さん。校長先生は「まあまあ、どんな答えでも近くまではたどり着けるもんや。例え難問といえども」と言って「間違っている」とは決して言いません。(教育者というのはこういう所がなければいけません。でも、中庭があるのだったら、10点中2点が良いところでしょうね。)校長先生の言葉を受けて零ちゃんは目を閉じて考えると「増せり、悪の数字」(ここでAパート終了。経過時間は17分を過ぎたところです。ということは、Bパートは8分半弱と言うことになります。)
残り時間は11分を切った所だった。(10:50を割りました。)音楽室にカチカチとメトロノームの音が響いている。で、五代さんが「先生。それ、止めてくださいよ」と注意する。実は校長先生がメトロノームをいじっていたのでした。五代さん、相当焦っている様子です。ボームズがギターを持って、銀田一はトライアングルを手にしていて「♪次の問題はどこ~」とシャンソン風に歌っている。(結構のんびりしている迷探偵さんです。)で、銀田一が楽譜を目にすると、「これは?」と声を上げる。で、みんなは銀田一の側に集まる。すると「スポーツ納豆」というものがあった。ボームズが「分かった!」と自信たっぷりに「給食室だ」と言う。しかし校長先生が間髪入れずに「うちは給食センターから運ばれてくるので、給食室はありません」と言う。(ボームズさん、撃沈です。)すると「8分を切った」と五代さんが腕時計爆弾を見て言う。すると銀田一はボームズにそっと近づき、「ねえねえ、ボームズくん、二人で逃げよう」と言いだした。これに「ナイス・アイデア」と返すボームズ。が、ちょっと気兼ねする銀田一。しかし零ちゃんは「いいですよ。校長先生も行ってください」と言う。校長先生は「そんな~ぁ」と心配顔をするが、銀田一とボームズは「お言葉に甘えて」と言って去っていこうとする。が、五代さんが「待ちたまえ」と言って二人を呼び止めた。「ここから半径2kmの圏外に脱出するには、時速15km/hで走らなければ無理だ。残念ながら君たち、諦めるしかないな」と言う。(あれ、いつもの五代さんらしくないぞ...)零ちゃんはそんな五代さんを睨むように見ていて、必死になって考える。校長先生は「手遅れなのか?」と言って五代さんの元にやってくる。銀田一は「こうなったら、銭形零さんと一緒に戦うよ」と言う。が、零ちゃんはそういう外野の声に耳を貸さずにひたすら考えている。銀田一、ボームズ、五代さん、校長先生も「納豆、納豆...」と口にしながら考える。
で、銀田一が「納豆と言えば...」と言うと、ボームズが「粘る」、校長先生が「臭い」と口にする。で、これらから「トイレ
」と五代さん。で、一同はトイレに走っていく。男子トイレを調べる五代さん、銀田一とボームズは女子トイレを調べる。が、何もない。で、「ブッブー!」と六面相の声が響いた。五代さんは再び腕時計爆弾を見て「5分を切った」と言う。零ちゃんは「あとはあそこしかありません」と言うと走り出して校舎の外に出た。「答えは校門です」と言う零ちゃん。走りながら「何で校門なの?」と尋ねる銀田一に、やはり走りながら答える零ちゃん。「納豆」と言えば「水戸納豆」、「水戸」といえば「水戸黄門」という理屈でした。で、校長先生は「銭形くん、よくできましたよ~」
残り時間は「22秒」になっている。校門の前にやってきた零ちゃんと五代さん。再び腕時計爆弾を見て「15秒前」と叫ぶ五代さん。零ちゃんは「キーは何処?」と必死に捜す。で、校門脇の植え込みの端に1枚のチケットを発見した零ちゃんはそれを手にすると「謎は解けたよ、ワトソンくん」と同時に時間は「00:00」。爆発に備えて屈み込む男衆4人だったが、爆発は起こらなかった。そこに零ちゃんが落ち着いた口調で「皆さん、もう大丈夫です」と言って発見したチケットを見せる。それは東京から水戸への切符(指定席券)であった。(大塩鉄道のビッグソルト大塩号 8号車2番A度、¥2500 とある。→ここではお馴染みの数字である「28」をばらして使っていますね。でも「A度」って「A席」の印刷ミスですよね...尚、JRで東京から水戸までは、常磐線経由で¥2210でした。このチケットはビッグソルト大塩号の指定席券ということを考えたら、JRよりも若干割安と言えますね。)
すると、五代さんの腕時計爆弾がアラーム音を発し、時間が120分に再セットされた。「どういうこちだ?」と問うボームズに、零ちゃんは「このチケットを使って水戸まで2時間。爆弾のキーは水戸にあるということじゃないですか」と言う。で、銀田一が「急ぎましょう」と言うが、五代さんは「待て、俺一人で行く。危険すぎる。これ以上みんなには迷惑かけられない」と言うと、一人で学校の外に向かって歩き出した。すると零ちゃんは「逃げる気ですか?」と言う。で、立ち止まる五代さん。零ちゃんは問題を出す。「茨城県水戸市の一世帯当たりの年間の納豆消費量11,330g、グラム0.6円とすると年間消費額はいくらになるでしょう」という問題だったが、答えられない五代さん。で、鐘の音が響くと、銭形ストラップが飛んでくる。で、チェーンが五代さんを捕らえた。「午前零時の鐘の声。…」零ちゃんの口上が始まり「わらわの暗算、解いてみよ!」でチェーンを引く零ちゃん。すると五代さんは大回転して、その場に倒れ込む。
零ちゃんが「あなたが怪人六面相ですね」と言う。すると五代さんはゆっくりと立ち上がり「おい、銭形、何を言ってるんだ。この時計が警視庁に届けられた時、お前と俺、一緒にいたじゃないか。いつすり替わるって言うんだ」と言うが、「あなたは最初から五代さんに変装していたんです。その腕時計を着ける前、鰻屋の出前持ちが来る前に」と返す零ちゃん。五代さんは「俺が六面相とすり替わったというのなら、あの鰻屋は誰なんだ?」と尋ねるが、笑みを浮かべた零ちゃんは「五代さん」と言うと、本物の五代さんと柴田さんがその鰻屋の出前持ちを逮捕していて、側に歩いてくる。それを見て驚くボームズ、銀田一、依田校長。
本物の五代さんが「共犯者は逮捕した」と言うと「さあ、行くぞ」と言って柴田さんが連行していった。更に「それから瑠の秘宝も警察が確保しました」と零ちゃんが語る。そして「残念でしたね」と笑顔で六面相に言う零ちゃんがまた可愛い!で、六面相が変装した五代さんは「くっそ~」。零ちゃんの説明は続き、「怪人六面相の目的は、私たちを小学校から出さないこと。その30分の間に小学校の裏手の美術館にある瑠の三宝を盗み出そうとしていたんです」すると「バレテいたのか」と言葉を返すニセ五代さん。で、零ちゃんが指示をして五代さんがニセモノに手錠を掛ける。が、手錠を掛けた右手がまたも抜ける。で
慌てる五代さん。零ちゃんも「また?」と驚く。(零ちゃんは一度経験しているのだから、手を打っておかなきゃ...)で、ニセの五代さんは笑い出してから顔を剥いで正体を現す。が、ここでまたも「ジャストモーメント」と言って着替え始める六面相。(これはお約束です。)マントまで羽織り、着替え終わるとすかさず飛び上がった。で、小学校の屋上に移動した。(これって、もの凄い跳躍力です。間違いなしに陸上競技の棒高跳びで世界新記録が出せますね。)
六面相は屋上から見下ろすと、零ちゃんに「何故私が六面相だと分かったのか?」と尋ねる。これに「教えません、企業秘密です」と零ちゃんは両手の指でバッテンを作って返す。すると「ドケチめ」と六面相。(こうなると、子供の喧嘩ですね...)零ちゃんは「このまま足を洗いなさい」と言うが、「そういう訳にはいかないな。私にはあと5つ顔が残っているのだよ」と言うと高笑い。そして「さらばだ、諸君。またいつか会いましょう」と言って消えてしまう。零ちゃんは「消えた...」と呟くだけでした。→次に登場するときは「怪人五面相」となって現れることになる怪人さんだが、この後零ちゃんに対して三度目の挑戦はありません。で「銭形雷・1st.24話」に登場し、雷ちゃんに挑みます。(その時、ボームズと銀田一の再登場がちょっと面白いことになっています。)
事件解決後の夜の町。零ちゃんと五代さんが歩いている。五代さんは、今日は非番だったが急に呼び出されたということをぶつくさと漏らしている。で、零ちゃんがニセモノだと言うことを直ぐに見破った理由を零ちゃんに尋ねる五代さん。これに零ちゃんは「柴田さんから、昨日は五代さんと飲みに行ったと聞いてましたから」と答える。が、「それってどういうこと?」と訳が分からない五代さんは更に問う。すると「五代さんって、飲んだ翌日って、凄くお酒臭いんです。だけど今日は凄く良い匂いがしたんですよ」と答える。更に「迷探偵たちが逃げようとした時、時速15km/hじゃないと無理だなんて、本物の五代さんがそんなに速く計算できるわけが無いじゃないですか。それで確信したんです」と説明してくれる零ちゃん。これに「待ちなさいよ、あなた、僕のこと、バカにしてません?」と返す五代さん。すると「やっぱり五代さんがいないと...私たちは名コンビですから」と零ちゃんはそれなりにフォローするが、「迷コンビ」の間違いだと思いますが...(泪お姉ちゃまのように、生意気なことを口にする零ちゃんですね。で、泪お姉ちゃまのように話を食べ物の方に持って行こうとして)「そう言えば占いに書いてあったなぁ」と占いの事を口にする。「大切な人のおめでたい日を祝ってあげると幸せになれるって」ということで「五代さん、誕生日おめでとうございます」と言う零ちゃんはお辞儀をする。これに「ありがとう」とすっかりご機嫌な五代さん。で「鰻、食べに生きましょう」と零ちゃん。ご機嫌の五代さんは「いいですね。レッツ・鰻。奢ります」ということで、零ちゃんは鰻をゲットしました。が、「本当は、祝ってあげると美味しいものにありつけると書いてあったんだけどね」と五代さんに聞こえないようにばらした零ちゃんでした。
今回の物語は、3度目の登場となった怪人さんですが、色々と学習していて、バレた顔は1つだけでした。犯罪をしようとしていると言うことは評価できませんが、過去からしっかりと学ぶと言うところだけは評価できます。やっぱりただの泥棒とは違う怪人さんでした。(まあ、同じ失敗をしないということで、このように過去から学ぶと言うことは大事なことです。→「教訓」まである「ケー刑事」、最高です!!)
次回は第17話(2nd.4話)「おっちょこちょいなミステイク ~放送事故殺人事件」ということで、TBSの「銭形泪」の放送の時に実際に起こった放送事故を元ネタとしている物語である。(1st.4話を放送するはずだったのが、2nd.4話が放送された。)というとで、「放送事故」となったら普通は大問題になるのですが、こういうところまでネタにしてしまうのは「ケー刑事」ならではです。更に、劇中ドラマとして「理想の刑事」というものが登場するが、パロディ精神も健在です。
鑑識メモ。零ちゃん出題の問題の答えを言う柴田さん。(今回の問題は簡単な計算だけということで、易しい問題でした。)「11,330グラム×0.6円で、答えは6798円でした」と機械的に一気に話した柴田さんは、「今日は零ちゃんの小学校で怪人六面相との因縁の対決。小学校と言えば縦笛」と行って縦笛を見せると「当時の私のあだ名は「縦笛の貴公子」でした」と言うと縦笛で演奏を始める。曲は「チューリップ」だったが、直ぐにメロディが外れてしまって... で、それを見ていたあの方は携帯を閉じてしまいました。
スター・ウォーズ トリロジー リミテッド・エディション (初回限定生産)
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: DVD
スター・ウォーズ 新コンプリート・セット (Amazon.co.jp仕様)
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2006/09/13
- メディア: DVD
何度でも足を運びたくなるいい店好きな店―蕎麦・鮨・鰻・天ぷら・酒
- 作者:
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
ヒトラーが勝利する世界―歴史家たちが検証する第二次大戦・60の“IF”
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
電王#1 [特撮]
とりあえずl話ということで、全く期待していない中で見ました。が、予想を通り越した酷さで、「これ、何?」という酷さだけしか残っていない。(と言うことなので、BGMも選ばず、物語の筋にツッコミを入れる気力も失せてしまった。)
まずは、これってコメディ作品なんですか?(→コメディにしたら笑えない低レベルでしたが...)それから、これって素人が制作した自主製作作品なの?(→出演者の演技力があまりにも低すぎる。演技経験が殆ど無いと言っても、目を覆いたくなるだけでした。)更に、登場人物の基本設定があまりにも極端な設定で、お笑い作品と言わずして何というのでしょうか?あまりにも行きすぎたヘタレキャラだったら、本来の対象年齢であるお子様たちもバカにして相手にしないだけである。「バカ」をやると楽しいということはあるが、「行きすぎたバカ」となると白けさせるだけである。(こんなのに「OK」を出した制作陣、何を考えているのか...スポンサーは玩具が売れれば良いとしか考えていないので、論外。)結局、大きなお友達がグッズを買ってくれることに期待ということですかねぇ。こんな姿勢では言い作品が生まれるなんてあり得ない。→それに気づかないオバカ・スタッフ。ここ数年盛り上がった特撮ヒーロー作品が縮小されていく原因の一つはここにもありますね。
演技力に関しては、演技経験が殆ど無い人が起用されるのがこの枠の特徴であり、1年間という時間を掛けて育てていくという考えがあることは分かっている。よって、初回からしばらくは目をつぶるのだが、今回のキャストはそれにしてもあまりにもレベルが低すぎる。(だからこそ、育て甲斐ははあるのでしょうが...)完全に学芸会である。低予算のC級、D級の自主製作作品の出演者の方がもっと良い演技をしていますよ。これでは見ていてもイライラが蓄積するだけであって、キャラに惹かれるということは全くなく、物語を楽しむのは不可能である。(一応、「アギト」の真魚ちゃんを引っ張ってきて、「これで許してください」と言っているように感じるだけでした。)で、こういう悪循環に入ると、それなりの役者さんなら、オファーがあっても断るでしょう。(喜んで快諾するのは京本政樹ぐらいでは?)
で、それをCGの多用による映像で誤魔化そうというのだから、これはこれでまたもドツボにハマる道を進んでいる。CGの技術は日進月歩であり、あっという間に陳腐化してしまう。で、ゴミと同じように捨てられるだけである。(ということは「電王」は単なる時間枠潰しの作品ということになる。)
売りの一つとした「電車」であるが、「銀河鉄道物語」のパクリと思っていたら、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」までもパクっていた。まあ、素人にはそれなりに受けるだろうが、放送終了と共に忘れ去られるだけの全く内容の無いもので、評価出来るような代物ではない。
そんな中で、目新しさと言えば、怪人をフルCGとして、上半身と下半身を上下入れ替えて登場させたということぐらいだろうか。(でも、これもホラー作品の世界などでは既に用いられていて、やはりパクリの一つでしかない。)
「響鬼」の30話以降、完全に狂ってしまった制作陣であるが、もはや何をやっても悪循環という泥沼から抜けられず、もがき苦しんでいるだけ。こうなると全員入れ替えても回復は無理、道は「ライダー休止」しかないですね。「最初からクライマックスだぜ!」というキャッチコピーが、この先は「見る価値なんてないですよ」と言っているように感じました。
尚、1話の怪人として「蜘蛛」にしないで「コウモリ」にしたことはそれなりに評価するが、それだけでは全く救いようがない。(5点満点では星1つも与えられないし、10点満点でも同じ。)
一応、1話と2話はセットでパイロット版という意味合いもあるので、次回まで猶予をとするが、再来週以降は離脱して、日曜の朝8時から8時半は暇になる、ということがほぼ確定しましたね。
最後にもう一言、こんな駄作を放送するなら、名作である「仮面ライダーV3」や「仮面ライダークウガ」の再放送をした方が絶対良いですね。
Boukenger task47 [特撮]
残すところ、今回を含めて3話となったボウケンジャー。いよいよクライマックスの物語に突入しました。ということで、BGMは2枚組の「轟轟戦隊ボウケンジャー全曲集」(主にDISC 1)としました。
リュウオーンが新たなジャリュウを生みだそうとしていたが、肉体は限界に達していて、新たなジャリュウは生まれてこなかった。で、どんな危険なプレシャスだろうが力を手に入れようとしてリュウオーンは出て行った。
基地では、真澄のボウケンジャケットとアクセルラーを手にした菜月が沈んでいる。が、さくら姉さんとチーフはマイペースを保っている。菜月と蒼太は捜しに出ようとするが、「決めるのはアイツだ、捜す必要はない」とチーフ。(ということで、菜月、チーフ、さくら姉さんのキャラがよく出ています。)そうしているとも牧野がリュウオーンがパンドラの函がある遺跡に現れたと知らせる。(Mr.ボイスは不在ということだったが、どうして不在になるの?→何なりかの伏線を張りましたね。)で、出動するメンバーたち。
その頃真澄は一人である海岸にいた。そんな真澄に声を掛ける少女。真澄の言葉は一匹狼の時代のものに戻っていました。
遺跡にやってきたリュウオーンは、そこにあったパンドラの鍵を手に入れようとする。が、ガジャが現れ、それを阻止し「我は全てのプレシャスを破壊する」と言い、リュウオーンを吹っ飛ばし、パンドラの鍵を奪っていく。
遺跡に到着したボウケンジャーの面々。強力なプレシャス反応を探知するが、現れたのはガジャだった。で、手にはパンドラの鍵があった。ということで、パンドラの鍵を回収しようとするボウケンジャーとガジャの間でバトル開始。が、パワーアップしたガジャには攻撃が全く通じない。で、ボウケンジャーを圧倒したガジャはパンドラの函の元に向かった。
で、リュウオーンがその様子を見ていて、ボウケンジャーにガジャの目的を語る。(この時、さくら姉さんが「ガジャは明らかにパワーアップしていました。あなたはその理由を知ってるんですか?」とリュウオーンに問うが、こんな所でも丁寧な言葉を使うさくら姉さん、良いキャラです。)で、「これが冒険者の末路だ」と言って剣を自らの腹に刺して自害するリュウオーン。で、兜だけ残してリュウオーンは溶けるかのように姿を消してしまった。
その兜にプレシャス反応があったことから、それを回収する。で、牧野から連絡が入り、牧野が自らその兜を回収に向かい、ボウケンジャーたちはパンドラの函のある所に向かう。が、チーフは何か不自然なことを感じていた。(流石はチーフです。)
牧野はリュウオーンの兜をプレシャス・バンクの保管庫に運び込み、安心する。その頃、ガジャはパンドラの函の元に辿り着き、手を伸ばそうとしていた。そこにさくら姉さんたち(チーフはいない)が現れ「待ちなさい!」と立ち塞がろうとするが、ガジャのパワーの前になすすべもなく、ボロボロにされる。で、ガジャは「教えてやろう。冥土のみやげだ」と言って、パワーアップした秘密を見せる。ガジャは3つのゴードム・エンジンを自らの体に埋め込んだのだった。→それにしても、こういう秘密を簡単に明らかにしてしまうって、やっぱりガジャって根はいい人ですね。で、さくら姉さんたちにトドメを刺さずにパンドラの函の元に歩み寄ると、鍵を差した。
プレシャス・バンクの保管庫にリュウオーンの兜を運び込み、保管させた牧野だったが、リュウオーンの声がした。兜に残っていた細胞から再生復活したのだった。で「邪竜転生」と口にするリュウオーン。警備員が取り押さえようとするが全く相手にならず、牧野をパンチ一発で気絶させたリュウオーンは、保管されているプレシャスに手を出そうとする。
が、そのリュウオーンの体に巻き付くものがあった。それはチーフだった。チーフはリュウオーンの再生能力を十二分に把握していたのだった。で、レムリアの卵に自らの体を投じて幻獣になることを後回しにして、リュウオーンはチーフを先に倒すことにして、保管されているプレシャスを手にして攻撃開始。チーフも変身して、バトル開始。プレシャスを使ったリュウオーンの一撃を食らったレッドはピンチに陥る。
その頃、ガジャはパンドラの函の蓋を開き、災厄を目の前にした。これがまき散らされたら世界は終わる。が、ガジャはプレシャスを呑み込んだ。で、ゴードム・エンジンがそれをエネルギーとして、「絶望」と言う名前の怪物・デスペラードを生み出した。(「パンドラの函」から最後に出てきたのが「絶望」だったということからこの名前にしましたが、「パンドラの函には「希望」が残っていたんですよね。→これが最終決戦へのキーになるんでしょうね。)
デスペラートはボウケンジャーを軽くあしらった。で、ガジャとデスペラートはゴードムの秘宝のある場所に向かった。で、蒼太が、ゴードムの心臓と脳髄を狙っている、と気づき、さくら姉さんがMr.ボイスに連絡を入れる。で、牧野にそのことを伝えたMr.ボイス。牧野はプレシャス・バンクの破壊を決意して、スイッチを入れた。
レッドとリュウオーンの一騎打ちは、リュウオーンが御託を並べている間にレッドが反撃に出て、決着が付いていなかった。色々と言葉を投げかけるレッド。で剣の勝負で刃を交える。早紀に倒れたのはリュウオーンだったが、レッドも遅れてダメージを喰らっていた。
リュウオーンは人間の姿に戻り、レッドも変身解除した。で、人間に戻りたくないと言うリュウオーンはプレシャス・バンクに走っていった。それを追うチーフだったが、牧野が「プレシャス・バンクに爆破命令が出ました」と告げる。が、チーフは中に入っていく。中ではリュウオーンが爆破を阻止しようとしていて、レムリアの卵を使って人間を捨てようとしていた。チーフがそれを止めようとして再び対峙する。そんな中、「夢を見るのは人間だけ。夢を見続ける限りお前は人間だ」と言うチーフの言葉にリュウオーンの心が揺れる。そして「夢を見続ける限り冒険者だ」と言って手を伸ばすチーフ。が、リュウオーンはそれを拒否。爆破までの残り時間かゼロに近づき、そして「0」となり、プレシャス・バンクは炎を上げて
爆発してしまった。
それを見守っている牧野の元にさくら姉さんたちが到着、「あの中に、まだリュウオーンと明石君が...」と告げる牧野。で、顔色が変わる一同。
その頃、真澄は海岸に、ガジャもプレシャスを先手を打って破壊したことを知った。が、ガジャは「神となるのをとめられるものか」と自信を持っていた。
今回の物語は、完全に真澄が蚊帳の外に置かれ、巨大ロボも登場せず、更にレッドの生死は?という状況で、最後の大きなドラマとして大きく動きました。が、戦隊のラストバトルはもっと窮地に追い込まれ、そこから立ち上がるのが常です。いずれにしても、残り2回、見逃すことは出来ません。尚、今回は、レッド(チーフ)の人格者レッドぶりが遺憾なく発揮された物語ということで、歴代戦隊作品というよりも、歴代レッドに捧ぐ、ということにしておきます。
30戦隊大全集の44回目(「歴史上の初」を扱った「スペシャルファイル」の14回目)は「マルチ合体」ということで、「ガオレンジャー」のガオキング、「アバレンジャー」のアバレンオー、そして「カーレンジャー」の天下の浪速ロボスペシャルが一度きりということで紹介される。(考えたら、これが元祖ですよね。)それにしても、CGを取り入れて表現の幅が広がった最近の作品の特徴なんですよね、この「マルチ合体」って。(しかも、玩具の数を増やしているだけということで、お父さん・お母さんからは全く歓迎されないスポンサーの都合によるものでして...)で、菜月が「ダイボウケンに似てるね...」って、ダイボウケンがそれらに似ているんじゃないですか。牧野先生がガオキングとアバレンオーの玩具を隠していたことからも明らかでした。
- アーティスト: TVサントラ, NoB, 岩里祐穂, 京田誠一, 桑原永江, 岩崎貴文, 宮内タカユキ, 八手三郎, 中川幸太郎, 堀江美都子, 藤林聖子
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/12/27
- メディア: CD
↓今週のネタ
↓こういうのもあります。
↓今週の30戦隊
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 百獣戦隊ガオレンジャー
- アーティスト: Salia 山形ユキオ, 山形ユキオ, 桑原永江, 中川幸太郎, Salia, 奥慶一
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
百獣戦隊ガオレンジャー MUSIC&SONG COLLECTION
- アーティスト: TVサントラ, ガオレンジャー&山形ユキオ, 串田アキラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2001/09/21
- メディア: CD
- アーティスト: 吉元由美, 京田誠一, 遠藤正明, 串田アキラ, 森の木児童合唱団, 串田アキラ 遠藤正明
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/03/01
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ, 遠藤正明, 影山ヒロノブ, 串田アキラ, 高取ヒデアキ, リジェ(鈴木かすみ), ミケラ(緒方文興), ヴォッファ(宇垣秀成)
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/12/17
- メディア: CD
<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 激走戦隊カーレンジャー
- アーティスト: 高山成孝, 森雪之丞, 小路隆, 奥慶一
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
銀河鉄道物語~永遠への分岐点#1 [アニメ]
関西以外の地域では、去年の10月にスタートしているのだが、それから4ヶ月弱遅れて、関西地区でもようやく放送が始まりました。(今回は初回ということなので取り上げました。)土曜深夜の放送ということなので、またまた土曜夜から日曜午前中が過密スケジュールになっちゃう...(と言っても、一ヶ月前までは「リュウケンドー」があったから、その状態に戻るということですが...)
去年の春先に「銀河鉄道物語」の続編が製作される、と発表された時、BS-FUJIで放送されるものと思っていたのですが、CBCがキー局となり、TBS系での放送というのにはちょっと驚きました。キー局がCBCでなくTBSだったら、間違いなくBS-iでも放送したでしょうから、ここまで遅れることなく見ることが出来たでしょうが、CBCがキー局だったら仕方のない所でしょうね。(それにしても、BS-FUJIでは、何回「銀河鉄道物語」を放送したら気が済むのでしょうかねぇ。26話で最終回を迎えたら、再び1話に戻るというループが何周目に突入していることか...)
まずは、一言。何でMBSは地デジでも4:3の映像なんだ?16:9のワイド画面で制作しているのは分かっている。アナログ放送が4:3で放送するというのならまだ分かるが、せっかくの地デジまで4:3で放送するとは、何を考えているのか。キー局がCBCだからなんて言うのは理由にならないぞ!
で、前作で殉職したブルースに変わって新人のキリアンがシリウス小隊に配属されたということで新メンバーが加わったが、後輩が出来た学とルイがどうなるのかは楽しみですね。が、この二人、前作のラストでは良い関係になったのに、かえって後戻りしている。これが学の謹慎と少なからず関係しているのだろうが、1話にしては少し説明不足でもある。
そう言えば、学が駅に侵入した時のセキュリティ・ロボットの対応も、前作と比べると甘くなった気がする。(侵入者に対してはもっと厳しかったぞ。)
ということで、前作「銀河鉄道物語」よりも全体的にユルユルになっちゃったという印象を受けた。(そもそも、主題歌に力強さが無いというのが致命傷という気がする。→この曲自体は悪いものではないが、「銀鉄」のイメージとはほど遠いものであって...)
ということで、「続編」の問題点が纏まって出てしまったという印象で、期待はずれ
でした。(尚、こういうことだったので、次回以降は記事として記すことはしないでしょう...)
ケータイ刑事THE MOVIE 2・ナビ [ケータイ刑事]
3/10から劇場公開となる「ケータイ刑事THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀 ~決闘、ゴルゴダの森」、そのナビ番組が放送された。尚、EPGでは「ナビ」ということになっているが、番組タイトルは「メイキング オブ ケータイ刑事 THE MOVIE 2 特別授業」となっていたので、東映チャンネルで放送予定になっている「特別授業」と同じものだと思われる。また、いずれ発売されるであろうDVDの特典映像として収録されるでしょうね。
場所は緑山スタジオだが、これが「青葉台学園緑山校舎」と出る。→いきなり「ケー刑事・ワールド」全開です。マヤヤのナレーションで、「まずは基礎知識を付けておきましょう」ということで、シリーズの歴史(2002年10月にBS-iでスタートというお馴染みのもの)を簡単に説明。(これは誰でも知っていることです。)
続いて授業が開始。「1時間目 歴史」ということで丹羽Pが講師として「ケータイ刑事」の歴史を講義する。当然、原点となった「ルーズソックス刑事」から始まる説明はお馴染みのものである。で、宮﨑あおいちゃん
の「銭形愛」、堀北真希ちゃん
の「銭形舞」、黒川芽以ちゃん
の「銭形泪」(当初は「麗」という名前だったが「涙」→「泪」になったという有名なエピソードも語る。)、夏帆ちゃん
の「銭形零」とシリーズの歴史を語る。4代やり、会社も満足して終わると思ったが、「実は従姉妹がいました」ということで小出早織ちゃん
の「銭形雷」が出て、ここまでのシリーズ5作の名前が揃った。
ここで、雷ちゃんの下を指して、「当然、ここいますよ。名前も役者さんも決まっている」と発言。(但し、名前は「○」と書いただけで、ここでは明かされない。→夏帆ちゃんと早織ちゃんは知っているとのこと。)→やっぱり「THE MOVIE 2」で6代目を匂わせておいて、4月からスタートの可能性が高いと思います。また、「どんどん増殖していこうと思っている」と言って「おそらくもっと続くと思う」と念を押していたので、やっぱり「ケータイ刑事は不滅」ですね。
続いて「THE MOVIE」の話をして、直ぐに続編の製作を決めたという話から、今回の作品の話に。また、「1があれば2があり、2があれば3が...」ということで「私が生きている限り、永遠に続くんじゃないか」と言っていました。(→適当な休止期間があるとか、シリーズから「卒業」ということがあるので、某シリーズのような心配はないですね。それに、本シリーズには日本映画界を担う若手監督陣、しかもTV作品など手掛けそうもないような凄い顔ぶれが付いていますからね。)
続いて「2時間目 理科(天気)」ということで、講師は雷ちゃん。(「ここからは、銭形雷について勉強しましょう」とテロップが流れる。)で、早織ちゃんの歌う映画主題歌
「ケータイ刑事」をバックに、映画のメイキング・シーンがいくつか。雷ちゃん(早織ちゃん)が雷のキャラについて、夏帆ちゃんについて、ドラマと映画の違いについて語る。
CMが入り、「3時間目 数学」の講師は零ちゃん。(夏帆ちゃん、随分と大人っぽくなりましたね。)で、「ここからは、銭形零について学びましょう」とテロップが流れる。で、夏帆ちゃんを中心にした映画のメイキング・シーンに続いて、零ちゃん(夏帆ちゃん)が零のキャラ、早織ちゃんについて、ドラマと映画の違いについて、新しい相棒○○さんの印象(ここでは「○○」と名前は出ないが、後から出てきます。)を語る。
続いて「4時間目 相棒」の講師は岡野さん。シリーズに登場した相棒として、高村、五代、岡野ということから始める。で、「普通なら、私はもう警視総監候補になってもおかしくない。だが、未だに警部補(ここだけはちゃんとテロップが出る)なのは、…」ということで、かつてのどうしようもない相棒がいたと言って「○○」と記す。で、「この○○とは誰でしょう?」と振る。
で「俺だ俺だ」と言って松山進さんが登場。(バックには
「カンのメモリー」が流れる。)で「トミーと○○」の「○○」に「マツ」と書き、トミーとマツを中心としたメイキング・シーンがいくつか流れる。そして再びトミーが登場し、岡野のキャラについて、早織ちゃんの印象、夏帆ちゃんの印象について語る。それに続いてマツが松山のキャラについて、早織ちゃん、夏帆ちゃんの印象について語る。で、締めは♪「愛のメモリー」のサビを軽く歌う。
再びCMが入り、CM明けは「昼休みの間に、脇を固める豪華出演者を紹介しましょう」ということで、その他の登場人物を演じる人のインタビュー。最初は石川小百合を演じる星野真里さん。続いて柴田束志の大堀こういちさん、難波副総監の宍戸錠さん、水野警視正の水野晴郎さんが続く。
「5時間目 音楽」は主題歌に関してということで、早織ちゃんのレコーディング風景、感想などを語る。→CDリリースが待たれます。(ところで、芽以ちゃんのように早織ちゃんには歌手デヴューという話は無いのでしょうか?)
続いて「予習」ということで、田沢幸治監督が登場し、メイキング映像、早織ちゃん、夏帆ちゃんの印象、スタッフについて、大変だったシーン、見どころについて語る。そして「映画がより面白くなる3つのキーワード」として、①穴、②カラス、③コスプレの3つを上げていました。
監督に続いては、トミー、マツ、零ちゃん、雷ちゃんがそれぞれ見どころを簡単に語る。
で、劇場版の80秒の予告編が流され、トミー、マツ、雷&零のオール・アップの時の映像でクライマックス。最後にマヤヤが「劇場に来ないと逮捕しちゃいますよ」
ということで、これまでに掴んでいる情報から大きくプラスとなる情報は無かったですが、色々とメイキング映像を堪能できました。劇場公開が一段と楽しみになりました。3/10公開と言うことですが、全国同時公開ではないので、公式HPで確認して下さい。(公式HPはここをクリックして下さい。)
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
恋する日曜日・3rd.4話「レンズ越しの恋」 [ドラマ]
今回の物語は、桐谷美玲さん主演の「レンズ越しの恋」。テーマ曲は「赤毛のアン」からエンド曲である「さめない夢」である。このアニメは原作に忠実なアニメとして、評判が高い作品であるが、物語の方はこの作品とは一切関係がない。今回の物語は、コミカル色の入った学園ラブ・ストーリーということで、これまでの物語とは少し毛色が違うものである。(黒川芽以さん
の趣味である
カメラというものと、「東京少女 ~回転少女」を足して学園ものにアレンジしたような印象を受けました。)が、このように色々な物語があるのが「恋日」であり、オムニバス形式のシリーズの良いところでもある。そう言えば、今回の物語の小中和哉監督と言えば、かつて、NHKの「少年ドラマシリーズ」風のファンタジックな映画「星空のむこうの国」(1986年公開、主演は有森也実さん)がありましたが、その雰囲気に近いものもありました。尚、「恋日」には初登場ということになりました。
三ノ宮なつき(さんのみや・なつき)の生い立ちの写真が次々と出る。「17年前の私」という紹介で、生まれたばかりの赤ちゃんの頃から中学生の頃までの写真が出る。(桐谷さん自身の写真ですね。)が、この頃までと言って最近の写真がない。というのは、お父さんは事故で死んじゃったから、ということでした。で、なつきはその父の影響で、
カメラが大好きな高校2年生で、学校の写真部の部長であった。(本人は、他に部員がいないからと言っていました。)
そんななつきは、生徒会長の田島から、卒業アルバムの写真で、各部活の写真を撮影するようにと頼まれる。(自分は生徒会長であり、3年生、なつきは2年生、予算が無くて業者に頼めないと、結局は押しつけたという形でした。)で、運動部の写真を撮って回るなつき。で、グランドに陸上部の写真を撮ろうとしてやってきた。グランドでは丁度選考会が行われていた。で、4人がスタートの準備をした。なつきは早速カメラを向けて撮影を行う。が、走っていた4人の中の一人が躓いて転んだ。彼は3年生の君島孝裕(きもじま・たかひろ)で、陸上部の副部長だった。君島は最下位になっても、最後まで走り、笑顔を見せている。なつきは君島をファインダー越しに見ていたが、その時
雷に打たれたような感覚を覚えた。(紙芝居風の
雷の絵がいいですね。銭形雷ちゃんに稲妻を落とされるのとは違っているし...)が、それが何か分からなかった。
部室に戻り、現像を始めたなつきに、顧問の橋爪先生は「それは恋だ」と言う。(この時、先生となつきが現像液の調合を揃ってやっているが、これがお料理教室のようでもあって、ちょっと面白い。)なつきはあの人のことを何も知らないし、恋をする理由もないと言う。これに先生は「恋に理由はいらない」という。これになつきは「誰の言葉ですか?受け売りですよね」と尋ねる。これに「イヤリン・ロス、ハーレ・クイーン・ロマンスだ」と答えるが、二人の間が良い味を出している。
それからのなつきは君島のことで頭がいっぱいだった。そんな中、生徒会長の田島に出来た写真を渡す。直ぐに写真を気に入った田島は、「陸上部はこれでいいからバレーと剣道、よろしくね」と言って、更に写真を頼むと消えていった。が、なつきは陸上部の写真の中から君島のアップの写真を大事に持っていた。で、それからのなつきはストーカーのように君島の写真だけを取り続けるようになっていた。(当然のように君島のことを色々と調べていた。)
橋爪先生は「いつになったら声を掛けるんだね。彼は未だに君の存在すら知らないんだろう」と、現像中に切り出す。「今のままで良いんです」と言うなつきだったが、「恋は一人でするもの、愛は二人で作るものだ」と橋爪先生。(「誰の言葉ですか?」というなつきの問いもあります。で「石田純一」と答える先生。→小説だけかと思ったら、色々なことを知っているものですね。でも、「???」という気が...)
なつきは下校中の君島の後を気づかれないようにつけていた。(すっかりストーカーになっちゃった...)友達と別れて一人になった君島が人の気配を感じて振り返ったが、なつきはとっさに身を隠し、君島には見つからなかった。(壁に隠れるなつきのポーズが面白い。)
夜、帰宅したなつきはポストから郵便物を取り出す。そのなかに「三ノ宮なつき様」と言う封筒があったが、自分の部屋に行くと、その封筒を机の引き出しに閉まってしまう。(その引き出しには、同じ人物からの手紙が未開封のままたくさん入っていた。)
着替えてリラックスしたなつきはさりげなくラジオのスイッチを入れる。(「恋日・ニュータイプ」の12話に続いて、またも安東アナのラジオ番組が流れている。話題は「恋」)なつきはラジオを聴きながら君島の写真の整理を始めた。(「My 君島 Memory」と記したアルバムが既にNo.4まである。)No.4のアルバムを手にして開くと、君島の写真の周りには色々と書き込みまでしている。で、新しいページに今日撮影した写真を貼っていく。そんな中、ラジオの方で「恋愛というのは一方通行じゃダメなわけでしょう」「もっと積極的にならなくちゃ」「恋は勉強だ」というアンディの言葉を聞いたなつきは意を決した。で、家から飛び出してファッション雑誌を買ってきた。(買ってきたのは「SEVENTEEN」他数冊。→「SEVENTEEN」のモデルをしている桐谷さんですが、桐谷さんが表紙ではありませんでした。→そこまでのことはやらないのが「恋日」です。)
で、「SEVENTEEN」を読み始めるなつき。その中の「えりなの公園デート」という記事を気に入り、なつきはそれを真似て、メガネを外し、化粧をし、ポラロイドで自分の写真を撮影し、続いて雑誌からモデルを切り抜き、ポラロイドで撮影した自分の顔をモデルの上に貼ると、君島の写真の横に持ってきて、君島の彼女になったつもりになって色々と妄想を始める。
翌日の下校時、友達と一緒に君島が下駄箱にやってきた。帰り道に何処に行こうかという話をしているが、なつきはその様子を影から撮影していた。そうしていると、一人の女生徒が君島に「今日、日直サボったでしょう」と告げる。なつきは「だれ、あの女」と言ってやきもちを始める始末。君島はやることあった、と友達に告げると教室に戻っていこうとする。が、影にいたなつきと
ぶつかってしまう。君島は「大丈夫、ゴメンね」と言うと、教室に走って行ったが、なつきは「話しかけられた...」と呟くと、そのまま失神してしまった。
着飾ったなつきが公園で待ち合わせをしている。そこに携帯が鳴り、出ると君島からだった。で、なつきの背後から現れる君島。そう、二人はデートをしていたのだった。なつきはまさに夢心地で「夢ならさめなければいいのになぁ」と呟くが「そうはいかないよ、さめない夢なんてない」と言う君島。そこに「三ノ宮君、三ノ宮君」と言う橋爪先生の声がした。君島とのデートはなつきの妄想であり、倒れた間になつきが見ていた夢だったのである。気がついてなつきは心配する先生に「大丈夫です」と行って笑顔を見せるが、ちょっと顔が引きつっていましたよ。
部室に戻ったなつき。部室には君島の写真ばかりがある。しかも、パネルサイズに引き伸ばしたものまである。なつきはその君島のパネルを手にすると、ぶつかった後の妄想を始める。が、そこに「あのさぁ。だんだん酷くなってない」と言う少女が現れた。それは妄想のなつきだった。で、妄想のなつきがなつきの実体にお説教。「もう少し現実と向きあわなくっていいのか」ということで、色々とやりとりを始める。このままでは現実は変わらない、と言う妄想なつきだったが、なつきは「現実は直ぐに変わる。だから嫌なの」と思っていたことを口にした。で、妄想なつきはなつきの現実を口にする。父からの手紙は何度も届いている。なつきに会いたいと書いている。実は、なつきの父は死んでいなくて、浮気がバレて離婚しただけで、なつきが勝手に美化して写真だけで都合のいい話を作っていたのだった。で、君島にしていることはそれと同じだと指摘し、物事から、他人から逃げているだけだと言い切る。そして「いい加減、夢から覚めなよ」と言った。
そこに、部室をノックする音が届いた。「どなたですか?」と言うなつき。「3年の君島です」という答えに、慌てるなつき。辛うじて君島のパネルをロッカーの上に隠したが、君島が部室に入ってきた。「あの後倒れたと聞いたからびっくりしちゃって...」ということで、心配して様子を見に来たのだった。で、再度謝る君島だったが、なつきの次第に体裁悪そうな表情になっていく。君島の目は当然部室にある写真に向き、そこにある写真の全てが全部自分だと気づいた。更に、なつきがロッカーの上に隠したパネルが滑って落ちてきて、それも君島に見られてしまう。で「何だよ、これ?」と問う君島。が、なつきは
泣き出して走って部室から出て行ってしまった
。
後日、公園で写真撮影をしているなつき。自転車のバックミラーに映った自分の姿を見て、意を決したようだった。
なつきが君島のストーカーになっていたという噂はあっという間に広がっていた。そんな中、陸上部が練習している所になつきが姿を現す。部員たちはなつきを避けるようにする。なつきは真っ直ぐに君島の所に歩み寄ると、背中越しに「あの~」と声を掛ける。振り返った君島。で、なつきは語りかけようとするが、なかなか話が出来ない。そんな様子をグランドの影から見ている妄想なつき。なつきは「私、私...」と小さな声で語ろうとするが、上手く言うことが出来ない。そんななつきをじっとみる君島。(みんなはなつきのことを嫌がっているのに、ちゃんと話を聞こうとするのですから、いい人です。)で、一回下を向いた菜月は意を決して言った。「私…」
エンディングはテーマ曲ではなく、ピアノの演奏によるテーマ曲が流れる。この後、なつきかどのように告白したか、或いは結局何も言えなかったのか、(ここは前者でしょうが...)ここから先は見る者に委ねた余韻のあるエンディングでした。
今回の物語、Aパートは10分半少し、Bパートは15分半弱でした。また、今回の桐谷さんは、ブレザーの制服姿でしたが、ボタンは一列ということで、青葉台学園のものとはかけ離れたものでした。(去年の秋ならば、6代目の有力候補だと思いましたが、遠のいたような気がしました。)
ところで、今回も前回に続いて主演が主題歌を歌わなかった。「主演者が主題歌を歌う」と言うのが「恋日・2nd.」の売りで、3rd.も最初は引き継いでいたが、そうならなかったというのしどういうことなのでしょうか?3rd.はアニメ主題歌を使っているが、丹羽Pもオリジナルに思い入れが強いということで、オリジナルを大事にしようと言うことなんでしょうかねぇ。(そう考えたら、1&2話で主演の黒川芽以さん
がテーマ曲を歌ったのは、やはり本シリーズの看板作品と言うことの特別扱いだったということになるのでしょうか?)
尚、エンドロールの最後に「このドラマはフィクションです。」というのはつきものであるが、今回も、その下に「ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」と出ました。1&2話の時は「はいからさんが通る」と作品名が入っていましたが、やはり本シリーズの看板作品であるための特別扱いだったのでしょうか?
次回の物語は「またあえる日まで」ということで、新シリーズでは初めてタイトルに「恋」という字が入っていない作品である。また主演は岩田さゆりさん。(彼女には「ケータイ刑事」襲名を望む声が多いですが、BS-i作品に登場ということで、これによって「銭形」レースに正式参戦といったことになるのでしょうか?)で、テーマソングは『めぞん一刻』から「悲しみよこんにちは」ということになっています。今回に続いて、学園ドラマのようです。(予告を見る限り、制服はオーソドックスなセーラー服でした。)また、アニメの主題歌を歌っている斉藤由貴さんが先生役で出演してくれたらいいのになぁ... 尚、岩田さんはCDデヴューもしているので、主題歌の方も歌ってくれると思うのですが...
今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HPやハガキでは応募できず、双方向データ放送のi-アクセスでのみ応募出来る。)今回の問題も「今回のテーマ曲は?」と言うものでした。(選択肢は全て変わっている。→このシリーズ、最後まで問題は同じということのような予感がします。)で、4つの選択肢は「きこえるかしら」「さめない夢」「あしたはどんな日」「涙がこぼれても」の4つでした。(正解は「さめない夢」です。)→先日、前番組の「恋日・ニュータイプ」のこのクイズで、12月分だと思われるが、このプレゼントに当選して、モバイラーズチェックが届きました。やはり、応募していると当たるものですね。(ちなみに筆者は、「銭形雷」の時(5月度)にも一度当たったから、これで2度目の当選となりました。)こうなると3度目を狙って、今後も応募し続けます。
↓今回のテーマ曲関係
コロムビア サウンド アーカイブス シリーズ 赤毛のアン 想い出音楽館-完全版-
- アーティスト: TVサントラ, 大和田りつこ, 岸田衿子, 三善晃, 毛利蔵人
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/06/23
- メディア: CD
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(29) テレビオリジナルBGMコレクション 赤毛のアン
- アーティスト: TVサントラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/09/25
- メディア: CD
- アーティスト: 黒川芽以, 平松愛理, 斉藤英夫, 古澤衛, 丹羽多聞アンドリウ, 遠藤浩二, BANANA ICE, 佐藤朋生
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2007/01/17
- メディア: CD
- アーティスト: 黒川芽以, 平松愛理, 斉藤英夫, 古澤衛, 丹羽多聞アンドリウ, 遠藤浩二, BANANA ICE, 佐藤朋生
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2007/01/17
- メディア: CD
「HISTOIRE D'O」 [映画(洋画)]
表題の作品は1975年のフランス映画「O嬢の物語」である。これは、フランスのエロチシズム文芸作品の古典小説の映画化作品である。しかも、「エマニエル夫人」の続編の依頼を断って本作の監督を務めたのがジュスト・ジャカン監督であり、それだけ力を入れた作品である。原作はポーリーヌ・レアージュで、セバスチャン・ジャプリゾが脚本を書き、監督はジュスト・ジャカンである。また、撮影はロベール・フレース、音楽を担当したのはピエール・バシュレである。出演は、コリンヌ・クレリー、ウド・キア、ジャン・ガヴァン、アンソニー・スティール、クリスティアーヌ・ミナッツオリ、マルティーヌ・ケリー、リ・セルグリーン、アラン・ヌーリーたちである。(主演のコリンヌ・クレリーはこの後、1979年の「007/ムーンレイカー」に出演したことで、改めて名前を広めている。)
物語は、恋人のルネに連れて来られた館にやってきたO。そこで囚われの身となり、全裸にされて首輪と腕輪をかけられた上に犯されて、鞭打ちをされる。が、Oはそれが甘美な快楽に感じるようになっていく。そんなOは、やがてその館を出て、ルネに紹介されたステファン卿の元に行くが、そこでも奴隷のように扱われ、やがて彼との愛の証しのために焼き印を押されることになるが...
こうして記すと、SM系の映画のように思われるかも知れないが、そういう方向には走らず、ソフトに描いているのが本作である。こういう物語でも、しっかりした映像美があり、文芸小説をしっかりと映画化している。こういう作品は、「猥褻か?、芸術か?」ということを必ず言われるが、本作は間違いなく校舎(芸術)に入るものである。尚、本作を現在リバイバル上映しようとしたら、「R-18」ぐらいの指定を受けることになるのでしょうね...
尚、本作には「O嬢の物語 第二章」という一応続編と思われる作品があるが、これは本作のキャラクターを登場させて、見た目上は続編らしい代物になっているが、関連性の無い作品である。
O嬢の物語〈劇場版〉コンプリートDVD-BOX ヘア完全解禁ニューマスター版
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2006/07/28
- メディア: DVD
↓サントラ盤ですが、名前だけの続編の「2」と一緒になっています。
「HEAVEN CAN WAIT」 [映画(洋画)]
表題の作品は、1978年の映画「天国から来たチャンピオン」である。この作品は、1941年の映画「幽霊紐育を歩く」のリメイク作品でもある。(ちなみに、この「幽霊紐育を歩く」(原題は「HERE COMES MR. JORDAN」、アレクサンダー・ホール監督、ロバート・モンゴメリー主演の名作喜劇である。)は、今朝、WOWOWで放送された所です。→タイミングがピッタリ!)ハートフルな人間ドラマであって、感動を呼ぶ作品である。
本作は、ウォーレン・ビーティが製作、監督、脚本、主演を兼ねているが、一人で担ったのは製作だけであり、バック・ヘンリーと二人で監督を務め、エレイン・メイと一緒に脚本を書いている。撮影はウィリアム・A・フレイカー、音楽はデイヴ・グルーシンが担当している。出演は、ウォーレン・ビーティの他には、ジュリー・クリスティ、ジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデン、チャールズ・グローディン、ダイアン・キャノン、ヴィンセント・ガーディニア、R・G・アームストロング、バック・ヘンリー、ウィリアム・ボガートたちが名前を連ねている。
物語は、オリジナル作品から現代風(といっても、'70'sですが...)にアレンジされているが、これは十分許せる範囲内である。(というよりも、オリジナルよりもずっといい感じになっている。)前途が有望視されている若いプロ・フットボール選手が交通事故で死んでしまった。が、それは天使のミスによるもので、50年も早く彼を召還してしまったのだった。しかも、彼の肉体は既に灰になっていた。困った天界は彼の魂を殺されたばかりの若き実業家の体に送り込み、新たな人生を授けることにしたのだったが...
ハートフルな物語が展開する心温まるファンタジー作品であり、しみじみと感動を味わうことが出来る。じっくりとご覧になることをお薦めしたい作品である。また、音楽の方も、D.グルーシンのサックスがなかなか良い雰囲気を醸し出しているが、ここにも注目されたし。(が、サントラ盤のCDが見つからなかったのが残念...)
↓オリジナルはこちら
陰陽少女#3,4「漆黒ノ孤独」 [特撮]
本作は、2004年の第四四半期に放送された本作であるが、この度KBS京都での再放送に合わせて記している。(が、前後編の物語を一つにまとめて、隔週にしていますが...)今回は、話数では第3話と第4話となるが、エピソードとしたら2つ目の物語「漆黒ノ孤独」についてである。
森での様子を撮影したビデオを見ているシンイチと鍛冶。その映像の中に不鮮明な赤いものが写っていた。よく見るとそれは人影らしく、実験で亡くなったユキのようにも見えた。が、ジャーナリストである鍛冶は全く信じられなかった。また、彼は森で拾った青い勾玉をシンイチに渡し、明後日に日本を発つことになっていたので、ミキのことをシンイチに託すことにした。
その頃、地下の下水道ではせむし男のようなモンスターが活動を開始していて、マンホールでは下腹部を襲われて損傷した男の死体が発見されるという事件が起こっていた。(これが連続し、「マンホール連続変死事件」としてニュースで大きく取り上げられることになる。→「河童出現!」とマスコミが流すところが面白いところです。)
鍛冶はミキに、何かあればシンイチに連絡するように告げるが、「私を拉致った人の仲間でしょう」とミキは信用していない。「おみやげ買ってきて」と子供らしい所を見せたかと思ったら「生水は飲まない方がいいよ」と知ったかぶりをして鍛冶に言う所など、本当にごく普通の高校生ですね。
シードでは、色々と分析が行われていて、鍛冶から渡された青い勾玉は地球上の物質で構成されていないことが分かったが、詳細はまだ判明していない。(研究員の推測では「この勾玉は生きています」)ということで、これが大きな鍵となっている。
学校帰り、ミキは公園で車椅子に乗った女性・マリコが犬をいじめているのを見る。で「虐待」と言って一言文句を。マリコは何も言わず、そのままその場を後にしたが、ミキは何かを感じていた。(正義感のあるヒロインというのは王道ですね。
シンイチがミキのアパートを訪ねてきた。しかしミキは中に入れない。シンイチは玄関越しにユキの話をする。そして「ユキは何処かに存在している気がする」と言って協力を求める。が、何も言わないミキ。シンイチは玄関にケーキを置くと、そのまま帰って行った。
夜、地下下水道で作業員が襲われた。ミキは何かを感じて表に飛び出していき、車椅子に乗っているマリコの姿を見つけ、何かを感じて後を追う。で、「話をしたい」と切り出し、マリコの部屋に行く。極一般的な世間話から入り、自分の話を始めるミキ。「お姉ちゃんに会いたくて...」と話し始めるが、頭痛がして頭を押さえるミキ。その時、部屋の奥で物音がした。マリコは「兄が帰ってきた」と行ってミキを帰そうとするが、物音で存在を確認すると、立ち上がり「そこにいたのか、消し去ってやる」と人が変わったように立ち向かおうとする。マリコは「ケンゾウ、逃げて」と行ってミキを必死になって抑えようとする。が、突然ミキは気を失って倒れてしまい、ケンゾウと呼ばれた兄は逃げていく。
夜が明け、マリコの部屋を出たミキは朝の町をケンゾウを追ったが、姉への思いで一杯だった。その頃マリコは地下下水道のケンゾウの元にいた。(どうやって車椅子のまま、地下に入ったのか、疑問がありますが...)で、ケンゾウに対する思いを告げていた。が、ケンゾウはまたも作業員を襲っていた。
シードにいるシンイチの携帯が鳴った。それはミキからの電話だった。「お姉ちゃんが私の中にいる。お姉ちゃんと話がしたくて...出来ますか?」と頼んだ。で、シンイチの元にやってきたミキ。そこで、先日ミキを拉致した男を見つけると、「この前のお返し」と言って一発パンチを。「許して欲しい」と言うシンイチに「ケーキ10個」と言うミキ。(何だか、あの伝説の四姉妹のキャラに似ていますねぇ~)
ミキは拘束服を着て、両手の自由が利かない状態になり、姉との接触実験が始まる。実験が始まるとユキの魂が降りてきた。で、ミキに同調し、ミキに乗り移る。そしてミキの体を支配したのはユキの魂になると、拘束服から簡単に手を抜いて、ミキは表に飛び出して行った。後を追ったシードの面々だったが、ミキを見失ってしまう。
ミキは走り、地下下水道に潜入、ケンゾウの気配が感じるところにやってきた。そしてマリコがそこにいる。「そいつは邪悪な思念を抱いている。そいつはお前が育てた」とマリコに向かって言うミキ。「お前、両親と兄をそいつの餌にしたな」と問いつめる。マリコは「ケンゾウがお腹減っていたんだ。仕方ないじゃん」と悪ぶれたところはなかった。「そいつはまだ成体になっていない。消すなら今しかない」と言って退治しようとする。が、ミキマリコがそうはさせまいと立ちはだかる。更に、ミキの意志は「殺せない」と言ってユキの魂の行動を阻止しようとする。
その頃、シードにいるシンイチは、「一瞬戻った」と言って、ミキの魂が戻ったことを関知した。また、ニシキがミキの鞄を示すと、「地下にいる」とミキの居場所を察知して飛び出した。
ミキの体を支配したユキは、ミキの「殺せない」という思いを押し殺すと、ミキの体を支配して剣を呼び出し、ケンゾウを倒そうとする。そこにケンゾウを庇うマリコ立ち塞がる。「この剣で人は斬れない」と言うものの、剣を振り下ろすミキ(ユキ)。で、、ケンゾウの姿が消えた。
「何処へやったのよ」と取り乱すマリコに「天国に導いた」と言うだけのミキ(ユキ)。マリコは自力で起き上がると車椅子に乗り、必死になってケンゾウを捜すのだった。で、ケンゾウが消えた跡には、黒い勾玉が落ちていた。
ユキの魂がミキから抜けると、疲れ果てたミキはその場で壁にもたれて三角座りをしていた。そこにシンイチが駆けつけてきた。「何があった?」と問うが「知らない方がいいかも...」と言うミキ。そんなミキは「お姉ちゃんと会った」「少し(話した)」「お姉ちゃん、私に何をさせたいのだろう?」と言うが「疲れた、5分間眠っていい?」と言うと、シンイチの肩に頭を傾けた。
今回の物語によって、ミキの戦い方がはっきりとなった。最初の物語でも剣を振るっていたミキだったが、今ひとつその理由が理解できなかったのだが、姉・ユキが妹・ミキの体を支配して霊力を発揮し、その高い能力を発揮するということで、一応説明されたことになり、ごく普通の少女・ミキが戦士になるということも理解できた。尚、ミキの剣アクションとユキのチャイナドレス姿での剣アクションがシンクロするという映像は、本作の中でも最大の見せ場であり、これからも楽しみなところの一つでもある。ところで、ミキを演じる小向さんだが、時々良い表情を見せてくれるのだが、本作では演技力がまだまだという所があって、この点が惜しい所でもある。(後半になると、安定してきますが、前半はやはり仕方ないのか...)
次回は5話と6話の前後編「黄砂のトケイ」をまとめて記す予定である。
↓本作のDVDです。(左:壱、右:弐)
↓本作の原作
↓こう言うのを思い出しました。
世界文学漫画全集〈11〉ノートルダムの傴僂男 (昭和45年)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 曙出版
- 発売日: 1945
- メディア: -
にっぽん妖怪の謎―古代の闇に跳梁した鬼・天狗・河童・狐たちは生きている!?
- 作者: 阿部 正路
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 1992/07
- メディア: 文庫
↓「伝説の四姉妹」というのは、もちろん...
HEART『HEART』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1985年に発表された8th.アルバムである。また、デヴュー10周年を記念するアルバムでもある。'80'sに入り、'70'sの活躍していた時期と比べると低迷していたHEARTであるが、その鬱憤を晴らすかのように、本アルバムは久しぶりにHEART節が全開となり、大ヒットを記録した。本アルバムからは5曲のシングル・ヒットが生まれ、そのうち1曲は全米No.1を獲得、4曲が全米TOP 10入りを記録した。デヴューから10年を経て、ここに新たなHEARTが降臨したことになった。で、シングルが次々とヒットしたとなれば、アルバムの方も大ヒットを記録し、本アルバムは1週間だけだったとはいうものの、全米No.1の座を獲得すると共に、1985年のBillboard年間アルバム・チャートでは79位だったが、翌1986年は年間アルバム・チャートで堂々の2位にランクインした。(発売時期の関係があるため、'85年の年間順位が低いのは仕方のない所である。)
収録されているのは以下の全10曲である。『If Looks Could Kill』『What About Love?』『Never』『These Dreams』『Wolf』『All Eyes』『Nobody Home』『Nothin' At All』『What He Don't Know』『Shell Shock』。
この中からは5曲のヒットが生まれているが、その内の3曲がBillboardの年間シングル・チャートのTOP 100にランクインしている。それらの曲は、『What About Love?』(1985年、年間87位、最高位10位)、『Never』(1986年、年間18位、最高位4位)、『These Dreams』(1986年、年間33位、最高位1位(1週間))である。また、『Nothin' At All』が最高位10位、『If Looks Could Kill』が最高位54位を記録している。
この中からは、やっぱり『These Dreams』が秀逸である。そして『Never』も負けず劣らず素晴らしい。HEARTはアンとナンシーの姉妹を中心としたグループであるが、アンのボーカルとナンシーのコーラスが絶妙のハーモニーを聴かせてくれている。女性ロック・ボーカリストとしてアンはこれまでも実績があるが、10年という経験から更に大きくなり、バラード・ナンバーはじっくりと、ロック・ナンバーはパワフルに、変幻自在に聴かせてくれる。
本アルバムは、低迷していたHEARTが心機一転し、レコード会社を移籍したというだけでも新たな船出となるものであるが、全米No.1の座を獲得するというように、セールスの点では大成功したアルバムと言うことで、彼女たちのキャリアにおいても重要なアルバムである。が、'70'sのHEARTを知っている者としたら、'80's風になって纏まりすぎちゃったと感じてしまう所もある。が、'80'sサウンドを語る上では忘れることの出来ないアルバムである。
HAIRCUT ONE HUNDRED(haircut 100)『PELICAN WEST』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1982年に発表された彼らのデヴュー・アルバムである。本アルバムは、オリジナル盤が1982年に発表されたが、2001年に再リリースされた時に5曲のボーナス・トラックが追加されたのだが、そのアルバムは「PELICAN WEST(PLUS)」という事で、オリジナル盤と区別されている。今では再発される時にボーナス・トラックが追加されるのは当たり前で、しかもアルバム・タイトルに手が加えられるということはまず無いが、本アルバムはオリジナル盤に拘りがある彼ららしく、はっきりと区別している。→ボーナス・トラックによって、アルバム全体の雰囲気が変わることもあるが、本作のように「(PLUS)」ということで区別してくれると、実に分かりやすく、逆に好感も持てる。(現在の日本盤は、そのボーナス・トラック追加盤が、元のままのタイトル「ペリカン・ウェスト」としてリリースされている。)
尚、その「PELICAN WEST(PLUS)」については過去に取り上げているので、そちらもご覧頂ければ幸いである。(ここをクリックして下さい。)オリジナル盤に拘るということで、今回はオリジナル盤を改めて取り上げることにしました。(それと「H」で始まるアーティストが枯渇気味ということもあるのですが...)
本アルバムは、第二次ブリティッシュ・インベージョンの波(そのピークは過ぎていて、その第二波、第三波と言っても良い...)にも乗ってヒットを記録し、1982年のBillboard年間アルバム・チャートでは84位、レギュラー・チャートでは最高位31位を記録した。当時、一気に広がったブラス(彼らはサックス)を取り入れたサウンドで、テンポの良いダンス・ナンバーを聴かせてくれた彼らであるが、これぞ'80'sサウンドという楽しいものである。
収録されているのは以下の全12曲である。『Love Plus One』『Favourite Shirts (Boy Meets Girl)』『Lemon Firebrigade』『Marine Boy』『Milk Film』『Kingsize (You're My Little Steam Whistle)』『Fantastic Day』『Baked Bean』『Snow Girl』『Love's Got Me In Triangles』『Surprise Me Again』『Calling Captain Autumn』。
それぞれの曲については、以前の記事の方を参照していただくということを願う。ボーナス・トラックが無いオリジナルの形では楽しい'80'sサウンドに満ちたものとして纏まりがあるが、ボーナス・トラックによって、よりダンス・チューンという部分が強くなったが、オリジナル盤では「ダンス」というよりも'80'sポップ・ロックといった感じがする。この雰囲気の違いというのが、タイトルを変えてという思いに繋がっている。(でも、ボーナス・トラックを一切再生しなければ、オリジナル盤の雰囲気を味わうことができるんですけどね...)まあ、イギリスらしいことということで、コレクターとしたらこういうアルバムを所有しているのもまた悪くはないでしょうね。(但し、「PLUS」と両方所有しているということが大前提ですが...)
↓ボーナス・トラックありの「PLUS」
「恋日・ニュータイプ」クイズ当選 [BS-TBS(BS-i)関連]
BS-iで放送していた「恋する日曜日・ニュータイプ」(現在は「恋する日曜日」が放送中)は、双方向番組であり、データ放送で毎回クイズをやっている。(レヴューで「今週のクイズ」として記していますが...)クイズの正解者の中から毎月10名にDoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分が当たる、というもので、毎回、その日の放送分のドラマに関する(簡単な)クイズが出題される。(データ放送でやっているものであり、ネットやハガキでは応募できない。i-アクセスでのみ応募できる。)
で、本日、BS-iから封書が届き、(宛名を見たら、都道府県名のみ漢字で、それ以外は全て平仮名ということで、これは!と思ったらその通りでした。)その景品であるDoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分が届いたのである。同封されていたペーパーに「「恋する日曜日ニュータイプ」番組プレゼント」と記されてあったので、確認できました。(この時期に届いたと言うことは12月分の当選ということでしょうね。)ちなみに筆者は、「銭形雷」の時(多分、'06-5月度)に当たっているので、これで2回目の当選ということになったが、やはりこういうことは(小額であっても)嬉しいものである。
尚、「銭形雷」の時の同封ペーパーと文面を見比べたら、「ケータイ刑事銭形雷」と言うところが「恋する日曜日ニュータイプ」に置き換わっているだけで、機械的なものであるが、これは妥当なところである。
「恋日・ニュータイプ」は確かに面白い作品でした。シニカルな所とコミカルな所のバランスが絶妙で、大いに楽しむことが出来ました。更に、スタンプ・ラリーの方は決着が付いていないだけに、2nd.シリーズの登場を楽しみにしています。(DVD-BOXも待たれるところである。)で、「恋する日曜日・3rd.」でも毎回応募している(その後番組も応募し続けるでしょう)が、また当選させてくださいね、BS-iさん。
↓「恋日・ニュータイプ」ではなく、「恋日」の1st./2nd.です。
この小説がすごい!―BS-i「恋する日曜日・文学の歌」原作集
- 作者: 宮沢 賢治, 田山 花袋, 武田 麟太郎, 林 芙美子, 佐々木 俊郎
- 出版社/メーカー: シーエイチシー
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
「THE GOLDEN VOYAGE OF SINBAD」 [映画(洋画)]
表題の作品は1973年のイギリス映画の「シンドバッド黄金の航海」である。これは、1958年の「シンバッド七回目の航海」から15年ぶりに製作されたシリーズ第2作である。(4年後の1977年にシリーズ第3作の「シンドバッド虎の目大冒険」が製作されている。)このシリーズは、レイ・ハリーハウゼンの特撮が見所のシリーズであり、このモンスターの表現が手作りの味に満ちていて、とても魅力的である。最新のCG技術の映像と比べたらちゃちで陳腐な感じがするが、無機質的でハートウォームな感じがしないCGの映像と比べると、実に暖かさを感じるものである。いずれにしても、彼の特撮技術は卓越したものであり、CGというものが存在しない時代の職人芸を見ることが出来る。
本作は、ゴードン・ヘスラー監督がメガホンを取り、ブライアン・クレメンスが脚本を書き、テッド・ムーアが撮影、レイ・ハリーハウゼンが特撮、ミクロス・ローザが音楽を担当している。出演は、ジョン・フィリップ・ロー、キャロライン・マンロー、トム・ベイカー、ダグラス・ウィルマー、マーティン・ショウ、グレゴワール・アスラン、カート・クリスチャン、アルド・サンブレルたちである。尚、キャロライン・マンローは、1977年の「007/私を愛したスパイ」に出演することになるあのマンローである。ということで、彼女に注目というのもまた一つのお楽しみでもある。
物語は、アラビアの支配を企む悪漢クラに立ち向かうシンドバッドの戦いを描いた冒険アクション作品である。とにかく、ホムンクルス、ケンタウロス、グリフォン、カーリなどのクリーチャーに注目して見てもらいたい。クリーチャーが躍動感を以ていて、職人技の極地である。こういう映像を作り上げるには気の遠くなるような作業が必要であるが、まさに特撮の神様の職人芸であり芸術品である。(そして、是非とも3作あるシリーズを順番に見て、彼の特撮技術を堪能してもらいたいところである。→「シンドバッド」3部作のDVD-BOXもあります。)
レイ・ハリーハウゼン DVDライブラリー Limited Box 1
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2002/09/27
- メディア: DVD
↓本作のサントラ盤です。(UK盤)
GEORGIA(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1995年のアメリカとフランスの合作である映画「ジョージア」である。この作品はスター・シンガーの姉と、その姉に強いコンプレックスを抱きながらもインディーズの世界で歌を歌い続ける妹の生き様を描いた人間ドラマである。派手さはないが、じっくりと描いた作品であり、劇中に登場する音楽が一味も二味もあるもので、これがたまらない。バンド・メンバーも実際のミュージシャンを起用しているのだが、これがプレイのシーンをよりリアルに描くことに繋がっていて、これが素晴らしい。
映画データを記しておくと、バーバラ・ターナーの脚本をウール・グロスバード監督がメガホンを取り、ジャン・キーサーが撮影、スティーヴン・ソルズが音楽を担当している。出演は、ジェニファー・ジェイソン・リー、メア・ウィニンガム、マックス・パーリック、テッド・レヴィン、ジョン・ドゥー、ジョン・C・ライリーたちである。
カントリー・シンガーとしてスターになった姉・ジョージア。一方、妹・セイディは安酒場でパンク・ファッションでインディーズ・ロックを歌っている名もない歌手。幼いときから同じ「音楽」という夢を見ていた姉妹はいつしか全く違う世界にいた。セイディは姉に強いコンプレックスを抱きながらも、アルコールや麻薬に溺れながらも歌を諦めず、ひたむきに歌い続けている。この一途なひたむきな姿が感動を呼んでくれる。
本作では、M・ウィニンガムがアカデミー賞で助演女優賞にノミネートされたが、受賞はならなかったが、J・J・リーはニューヨーク批評家協会賞で女優賞を獲得、M・ウィニンガムはインディペンデント・スピリット賞で助演女優賞を獲得している。
こういう作品は、映画本編もさることながら、やはりサントラ盤が捨てがたい魅力を持っている。ある意味では、映画よりもサントラ盤の方に注目が集まるのだが、これがまたとても良いものとなっている。映画を離れても十分楽しむことが出来るものであり、映画本編を見ていないという方は、先にサントラ盤を聴くことをお勧めしたい。
で、そのサントラ盤に収録されているのは以下の全14曲である。『Hard Times (Come Again No More)』『Ain't Nobody's Business』『There She Goes Again』『Almost Blue』『Sally Can't Dance』『Optimistic Voices』『Yosel Yosel』『I'll Be Your Mirror』『Arizona Moon』『If I Wanted』『Mercy』『Take Me Back』『Midnight Rain To Geogia』『Hard Times』。
じっくりと聴くことの出来る曲が集まっていて、これがまたとても良いのである。本サントラ盤を聴いてから、どういう映画なのかと興味を持たれた方は、映画の方もご覧になる、ということでよろしいかと。(が、サントラ盤は必聴です。)
↓映画(DVDはリリースされていない...)
GONE WITH THE WIND[DELUXE EDITION](SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1939年に製作された「風と共に去りぬ」である。この作品はハリウッド映画史に残る不滅の作品として現在まで語り継がれている伝説の作品であるので、映画に関しては何も記さなくてもお分かりであろう。ということで、ここではサントラ盤の方に着目して記す。
一応、映画データについて記しておくと、マーガレット・ミッチェル原作の不朽の名作が原作となっていて、シドニー・ハワードが脚本を書き、ヴィクター・フレミングが監督を務め、音楽はマックス・スタイナーである。出演は、スカーレットがヴィヴィアン・リー、レット・バトラーがクラーク・ゲーブルであり、その他の出演者はレスリー・ハワード、オリヴィア・デ・ハヴィランド、トーマス・ミッチェル、バーバラ・オニール、ハティ・マクダニエル、ジェーン・ダーウェル、ウォード・ボンドたちである。4時間近い超大作である。また、アカデミー賞を9部門(作品、主演女優、助演女優、監督、脚色、撮影、室内装置、編集の各賞とタールバーグ記念賞)に渡って獲得している。
ここで取り上げるサントラ盤は、通常版ではなくて「DELUXE EDITION」の方である。全56曲が2枚のDISCに収録されている超豪華な内容のサントラ盤となっていて、本当にたっぷりと堪能できるものになっている。特に、「Extended Version」ということで、長尺になったものが多数収録されているが、こういうことは本当に嬉しい限りである。で、56曲がDISC 1に27曲、DISC 2に29曲収録されている。
DISC 1の収録曲は以下の通りである。『Main Title』『Tara』『O'Hara Family』『Scarlett Prepares For The Barbecue』『Twelve Oaks』『Barbecue [Extended Version]』『Afternoon Nap』『Charles Hamilton Challenges Rhett』『In The Library』『War Is Declared/The Death Of Charles』『At The Bazaar』『Maryland, My Maryland』『Dances』『Gettysburg』『Outside The Examiner Newspaper Office』『At The Depot』『Christmas At Aunt Pitty's』『Melanie And Scarlett Tend The Wounded』『Scarlett's Promise [Extended Version]』『Train Depot [Extended Version]』『Melanie In Labor』『Rhett Returns』『Escape From Atlanta』『Soldiers In Retreat』『Rhett And Scarlett On McDonough Road』『Twelve Oaks In Ruin/Scarlett Comes Home』『I'll Never Be Hungry Again!』。
続いて、DISC 2の収録曲を記すと、以下の通りである。『Alternate Entr'acte』『Battle Montage』『Deserter』『Melanie And Scarlett [Extended Version]』『It's Over! [Extended Version]』『Frank Kennedy Asks For Sullen's Hand [Extended Version]』『Paddock Scene』『Gerald's Death [Extended Version]』『Old Folks At Home (Swanee River)』『New Store』『Scarlett In Shantytown』『Ashley And Dr. Meade/Frank's Death』『Belle Watling And Melanie』『Scarlett Gets Tipsy』『New Orleans Honeymoon』『Can-Can』『Scarlett's New Wardrobe』『Scarlett's Nightmare』『Bonnie's Birth』『Twenty Inches!』『Lumber Mill』『After The Party』『London』『Rhett And Scarlett's Fight』『Death Of Bonnie』『Melanie And Mammy』『Death Of Melanie』『Scarlett In The Mist/Rhett Leaves』『Flashback/Finale』。
DISC 1のオープニングを飾る『Main Title』はお馴染みのあのスケールの大きな一曲であり、そこから始まるとお馴染みの『Tara』をはじめ、「風去り」の名曲がズラリと並んでいる。そしてDISC 2になると嬉しいトラックが続く。元々4時間近い超大作であり一大大河ドラマであるだけに、音楽の方もバラエティに富んでいるのだが、こうしてたっぷりと聴くことが出来るのは感涙ものである。
通常版をお持ちの方も、この豪華な内容の「DELUXE EDITION」はコレクター・アイテムとして揃えておきたいものである。たっぷりと堪能しましょう!
Gone With The Wind: Original Motion Picture Soundtrack (Deluxe Edition)
- アーティスト: Original Soundtrack
- 出版社/メーカー: Rhino
- 発売日: 1996/10/15
- メディア: CD
↓通常版
Gone With The Wind: Original Motion Picture Soundtrack
- アーティスト: Original Soundtrack
- 出版社/メーカー: Rhino/WEA
- 発売日: 1997/06/24
- メディア: CD
↓映画DVD
「GLORIA」 [映画(洋画)]
表題の作品は1980年の映画「グロリア」である。この作品は1999年にシドニー・ルメット監督、シャロン・ストーン主演でリメイクされたのは記憶に新しい所である。'80'sになって、強い女性というのが時代の波に乗って次々と登場してきたが、本作もそんな女性を主人公にした作品の一本である。
監督と脚本はジョン・カサヴェテス、「ロッキー」シリーズでお馴染みのビル・コンティが音楽を担当している。出演は、ジーナ・ローランズ、ジョン・アダムス、バック・ヘンリー、ジュリー・カーメンたちである。尚、ジーナ・ローランズは本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされたが、受賞はならなかった。(それだけ高い評価を得た。)また、本作はヴェネチア国際映画祭で作品賞(金獅子賞)を受賞した。尚、本作がリュック・ベッソン監督の「レオン」の原形になったという話は有名である。
物語は、ハード・ボイルド調で、渋く、それでいて格好良さを感じるものである。マフィアの秘密を売ろうとして惨殺されたある一家から一人の少年を助けた中年女性のグロリア。その秘密を実はその少年が持ち出していたて、その事実を知ったマフィアは、少年を助けたグロリアを狙い始めた。グロリアは子供嫌いであり、その少年を捨てようとするが、いつしか母性本能が芽生え、少年と共にニューヨークを逃げ回るようになり、マフィアに対して立ち向かうようになるが...
とにかく、ジーナ・ローランズの演技が素晴らしい。最初は嫌みなオバサンのような印象を受けるグロリアであるが、少年・フィルと接しているうちにそれが良いように変わっていき、マフィアに立ち向かう所では、貫禄十分、母は強しという凄味を漂わせている。
この後、強い女性がスクリーンに次々と登場するようになったが、映画のヒロイン像を変えたと言って良い傑作である。たっぷりと味わうことが出来る作品である。
GHOST(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1990年の映画「ゴースト/ニューヨークの幻」である。この作品は日本でも大ヒットを記録したことでも有名で、デミ・ムーアの人気を決定づけた作品でもある。ファンタジックなラブ・ストーリーというのも評価が高く、その中にサスペンティックな展開とコミカルな部分とがバランス良く散りばめられていて、多くの共感を呼んだ物語である。が、驚くのは、この作品の監督が、コメディ(パロディ)映画を得意とするZAZのジェリー・ザッカーというのだから、驚いたものである。コミカルなキャラも登場するが、コメディ作品という方向に持って行かず、正統派のラブ・ストーリーであるのですから...
で、監督はジェリー・ザッカー、脚本はブルース・ジョエル・ルービン、撮影はアダム・グリーンバーグ、特撮はリチャード・エドランドとILMが協力している。また、音楽はモーリス・ジャールであるが、何と言っても『Unchained Melody』が良い味を出して物語に融け込んでいるのが秀逸である。(名曲はいつの時代でも名曲であるということをここでも感じさせてくれました。)出演はパトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ、トニー・ゴールドウィン、スーザン・ブレスロウ、マルティーナ・デグナン、リック・エイヴィルス、ヴィンセント・スキャヴェリたちである。
物語は、強盗に襲われ命を落とした男・サム。彼は幽霊となって恋人・モリーの前に現れるが、彼女には彼の存在が全く伝わらない。また彼は、自分を殺した男が、かつての自分の同僚に操られていたことを知る。また、モリーにも魔の手が伸びていることを知ると、(胡散臭いインチキ)霊媒師の力を借りて危険を彼女に伝えようとして、陰謀に立ち向かうが...
本作では、霊媒師を演じたウーピー・ゴールドバーグが絶妙の演技を見せて、アカデミー助演女優賞を獲得した。
音楽の方も、ロマンチックな曲が使われている。サントラ盤に収録されているのは以下の全10曲である。『Unchained Melody』『Ghost』『Sam』『Ditto』『Carl』『Molly』『Unchained Melody [Orchestral]』『End Credits』『Fire Escape』『Oda Mae & Carl』。
この中では、やはり『Unchained Melody』である。やはり名曲はテーマがピッタリと合うと、本当に素晴らしい世界を広げてくれるものである。その他の曲も、ファンタジックでメロウな映画にマッチしたものである。映画を鑑賞したら、じっくりと聴いてもらいたい秀作である。
↓映画DVDはこちら
ゴースト ニューヨークの幻 スペシャル・コレクターズ・エディション
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2004/11/26
- メディア: DVD
ケータイ刑事銭形雷15話[改訂版] [ケータイ刑事]
最初に特報から。1/28(日)の朝9:30から、BS-iで「ケータイ刑事THE MOVIE2・ナビ」が放送されます。(10時からは「銭形零」の再放送です。)2月になってから放送されると思っていましたが、突如空いた放送枠に飛び込みで放送されるというのは嬉しいことです。また、2月の「ショートフィルム道」の再放送の枠(第3日曜の24:00から、2月は18日です。)では「黒川芽以STYLE」ということで、泪フィギュアのDVDに収録されているものが放送ということです。(急な変更で差し変わる可能性もありますが...)現在、このDVDは入手困難なだけに、これは貴重です。
ここからは雷ちゃんの方に戻ります。今回の物語は第15話「幻の女子高生刑事と共に追う謎! ~スカイフィッシュは実在した殺人事件」である。今回の物語には最初にナレーションが入るが、「セミドキュメンタリー・タッチ」ということで、雰囲気としたら「愛・13話」の1シーン・ノーカットのような雰囲気が何処かにある物語でもある。(1シーン・ノーカットではありません。念のため)第2クールに突入してパワーアップした「銭形雷」であるが、一つは放送枠が日曜から土曜に移動になったこと、もう一つは劇場版「ケータイ刑事THE MOVIE」の方も一段落ということで、いよいよ力が入ってきました。(第1クールの終盤は少しお休みに近い感じがありましたからね...)
この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行っているためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)ということで、いつものように長文&(今更ながらの)ネタバレありで、本編に行きます。
OP主題歌が終了すると、今回の内容についての案内が入る。「今回のケータイ刑事は大袈裟なセミドキュメンタリータッチで放送します!」と赤い文字のテロップが入り、TBSの浦口直樹アナウンサーがナレーターを務めている。それに続いて日本が赤く塗られた世界地図が出て、日本がアップになり、続いて神奈川県横浜市青葉区緑山が赤く塗られた地図に変わり、緑山が時代に取り残された最後の「秘境」として紹介される。(でも、その場所というのはTBSの「緑山スタジオ」である。)→港区赤坂だけではなく「緑山」にまで時空の歪みは広がっています。
「前人未踏の地には多くの謎が隠されている」ということで、ノリは「川口浩探検隊」である。「緑山オープンスタジオ。決して生きて帰ることが出来ないと言われるこの魔の山に、一体何が潜んでいるのか」と、いよいよ「水曜スペシャル」の世界である。で、取材クルー(撮影隊)が車で現地に向かっていて、車には三角の小旗が付いているが、そこに書かれている文字は「氷曜スペシャル」(「水曜スペシャル」ではない。→一体何曜日?でも、これが「ケー刑事」のパロディ精神である。)
現地に到着したのは探検隊隊長の川渕浩(かわぶち・ひろし。完全に「川口浩探検隊」が元ネタである。これが分からない方は、これを受け継いだ「藤岡弘、探検隊」や「宮内洋探検隊」と言えばお分かり頂けるであろう。)とそのスタッフたちであった。で、現地に到着した探検隊は「緑山に生息するという伝説の天才女子高校生刑事の謎に迫るため、決死の取材を敢行した」って、取材内容はどうも適当なものという感じが見え見えである。で、山に入っていく探検隊の面々。
雷ちゃんはトミーの後についていって、山道を歩いているが「もう、どこまで歩くんですか?焼き芋3本でここまで来たのに...」と文句を言っている。(久しぶりに銭形家のお嬢様の好物である「焼き芋」ネタの登場です。でも、3本で来るなんて、雷ちゃんも買収されやすいようですね。)で、歩き疲れたようで、「これ以上歩くなら、5本は下さいね、5本」とトミーに言う。(あれ、雷ちゃんも「大食い」になっているのですか?これは「食欲モンスター」と言われた泪ちゃんのようになっていますよ...)で、トミーは立ち止まると背広の内ポケットから手紙を取り出し「伝説の刑事・岡野富夫への取材があるんだ。もう少し我慢しなさい」と雷ちゃんを宥めるが、手紙は雷ちゃんの手に渡っていて、封筒を開いた雷ちゃんは声を出して読む。「伝説の刑事であるあなたの取材をしたく、緑山オープンまで来られたし。銭形雷様」で、「これって、私への招待じゃないですか。岡野さんは付き添いって...」ということで、いつものようなやりとりをしている雷ちゃんとトミーだったが、川渕隊長以下の探検隊メンバーがこっそりと二人に近づいてくると、二人の背後から緑色をした網をかける。(「赤い網」だったら泪ちゃんに確保される犯人になる...)で、ナレーションが入り「我々は遂に伝説の女子高生刑事の捕獲に成功した。」探検隊のメンバーは、まるで猛獣でも捕獲したかのような態度でいる。
その網を外されると、雷ちゃんは「一体何なんですか?」と問う。すると、川渕隊長を中心にして探検隊のメンバーが整列し、隊長が「すいませんでした。我を我は川渕浩探検隊。緑山の山奥に住むという幻の女子高生刑事を追ってここまで来ました」と事情を話し、敬礼をする。すると「カット」の声が響いて、ドリマックス・プロデューサーの小板洋司(こいた・ようじ)がやっきて、「私がプロデューサの小板です」と挨拶をする。(ドリマックスは本作の製作を行っている会社であり、雷ちゃんとは顔なじみということで、)「ドリマックスの小板さん、どういうことですか?」と尋ねるが、更に音声スタッフのデカ長、カメラマンの大西、照明の大村という顔ぶれ(OPのスタッフの名前の所でちゃんと出ています。)がいることに気づいた雷ちゃんは「ケータイ刑事スタッフが、何で?」と、零ちゃん風の惚けた表情をみせる雷ちゃん。(もはや完全に内輪ネタとなっているが、こういう所はケー刑事・ワールド全開です。)
で、小板プロデューサーはストーリーを説明する。探検隊は幻の女子高生刑事・銭形雷様を発見、川渕浩さんと感動の対面を果たし、更に山奥に潜むと言われているスカイフィッシュの謎を雷様と共に暴き出す、という企画を立てたということだった。(あれ?「雷ちゃんが刑事であることは誰も知らない」じゃなかったの?更に「様」と付けて呼ぶのはやっぱり「舞様」だと思うのですが...)尚、画面ではここで「スカイフィッシュ」の説明が入る。→世界中至る所で発見されている未確認生物であり、人間の肉眼では確認できないほどの速さで垂直に飛ぶ、と説明する川渕。で、トミーも嬉しそうな表情になって「UFO並びにUMA・未確認生物の発見は人類の新たな挑戦なんだよ」と雷ちゃんに言うと「冒険探検クラブ2級の血が騒ぐなぁ~」と言って、その資格証を雷ちゃんに見せるトミー。が、雷ちゃんはいつものように呆れ顔をするも、今回は何かが違います。「まあ、一緒に探してもいいですが、焼き芋増えますからね」とトミーに言うと、笑顔で「7本」と言ってスキップ。→これでは完全に泪ちゃんの大食いキャラになっちゃいます。
雷ちゃんとトミーは探検隊のメンバーと一緒になって山道を進んでいく。ナレーションがる。「幻の女子高校生刑事と感動の遭遇をした我々取材班を待ち受けていたのは、想像を絶する恐怖だった」探検隊の一行が目にしたのは、木の枝からぶら下がっている猛毒を持つヘビだった。トミーは「危ない、銭形くん、噛まれたらどうする」と言って雷ちゃんの前に立つが、雷ちゃんは「ゴムじゃないですか」と口にする。しかし、川渕隊長はナイフを手にして格闘しようとする。(→それにしても、今更クールな所を装ってもダメですよ、雷ちゃん。ノリが悪いと言われるだけです。こういう「やらせ演出」が「探検隊」のノリですからね...)
が、そこに「あんたら、そこで何をやっているの?」と、おばちゃんの声がする。(このおばちゃん、緑山スタジオの職員です)がナレーションは「我々取材班は村人から新たな情報を聞きつけた」(このノリはやっぱり「川口浩探検隊」である。)で、「IDカードを持っているのは誰?」とおばちゃんは隊長に詰め寄り、更に本館の警備室に連れて行こうとして隊長とちょっともみ合いになる。ここでナレーションが「村人はその谷の話を聞くと興奮してきた。この山には、未確認生物・スカイフィッシュが待ち受けていたのであった。その時!」(→12話と13話の活弁の回で、音声を変えるだけで全く違う展開に進めることが出来ることが確認されたが、早速それを実践しています。)で、警備室に連れていかれようとしている川渕隊長の目の前に空からスカイフィッシュが落ちてきた。(って、ゴムの玩具です。)で、慌てる一同。隊長とトミーは木の枝を手にして落ちてきたスカイフィッシュを潰そうと格闘を始める。「その時、我々取材班の前に予期せぬ事件が起こった」とナレーションが入り、「痛い!」という声がして袖無しシャツのおっちゃん(実は三原監督本人)が現れ、「ケータイ刑事の三原監督が魚に指を噛まれていた」というナレーションの通りになっていた。(でも、どう見てもルアーなんですけど...)→このノリは「零・2nd.6話」が思い出されます。
で、雷ちゃんが「三原監督、どうしてここに?」と問う。三原監督は「殺人魚だ、この奥の沼でやられました...」と言いながら雷ちゃんの方にやってくる。で、「スカイフィッシュが生息するその森には恐ろしい殺人魚フライングキラーがいたのだ」とナレーション。これに川渕隊長が「毒を吸い出してやる」と言って三原監督の指を口にくわえ、毒をチューチューと吸い出す。終わると三原監督は「雷ちゃん、毒を出して、チューチューして」と言って雷ちゃんに迫るが、「嫌です!」ときっぱり断る雷ちゃん。で、三原監督の指はネズミ取りの罠が
パッチン!→ここは内輪のお祭りでした。
更に先に進む探検隊。隊長が「見ろ!遺跡だ!」と声を上げた。で一同は「おおっー!」と感動の声を上げる。ナレーションも「取材班は森の向こうに遺跡を発見した。遺跡の向こうにスカイフィッシュの谷はあるのか」と入る。が、雷ちゃんは「遺跡って、たけし城の跡でしょう」とカメラ目線で口にする。(こういう場合、ミーハーな泪ちゃんだったらノリノリになるのに、やっぱり冷めている雷ちゃんですね...)
発見した遺跡の洞窟(実はただのマンホールです)に入った一行。歩を進めていると雷ちゃんが突然「痛っ!」と声を上げる。で、「どうした?」と駆け寄るみんな。が、「靴擦れしちゃった」と言う雷ちゃんだった。しかしこれに川渕隊長はヘビの玩具をそっと取り出すと、「みんな!ウラリコブラだ!雷ちゃんがウラリコブラに襲われたぞ」と叫び、盛り上げようとする。(ここではゴムの蛇ですが、「ケー刑事」&「毒」と言えば「ウラリ」であって、それが名前に入っている動物はお馴染みです。)が、「違います!靴擦れしただけです」と改めて言う雷ちゃん。(やっぱりノリが悪い。)が、川渕隊長はそんな雷ちゃんの言葉が聞こえなかったものとして、「気をつけろ!こいつは毒ガスを出すぞ!」と叫ぶ。→「毒ガス」って、そんなヘビっているの?)で、探検隊のメンバーは毒ガスにやられたと言って全員その場に倒れてしまい、隊長もウラリコブラを必死に押さえつけている(だけど、首に一周巻いている)ものの、ピンチ。トミーがそれを助けようとする。で、「雷ちゃん、こいつに噛まれると熱出すぞ。ここは日本じゃない!」と口にする。(こういうことを言っているならば、全然ピンチではありません)これにカメラ目線で「日本です!」と雷ちゃん。(本当に冗談が通じないノリが悪い雷ちゃんです。)
「緑山限定 マリモ弁当」が用意されている。しかもこの弁当の包紙には「警視庁御用達」と記されている。で、雷ちゃんは「いただきます」と言って洞窟の外で昼食タイム。トミーは既に食べ始めていて「いけますね」と言っている。ということで、探検隊は昼食を取っていた。(→「マリモ弁当」って、「泪・2nd.39話」や「零・1st.1話」に出てきた「マリモ」ネタがここにも登場です。)更に、この弁当には「マリモ羊羹」までもが入っていました。
食事が済むと雷ちゃんはトミーに「岡野さん、お昼も食べたし、もう帰りましょうよ」と言うが、トミーは「何を言っているんだよ。大人心が分からない子供だねぇ。これからだよ、これからいよいよ川渕さんがスカイフィッシュと遭遇するんだから」と諭す。→こういう所は番組の意図までもちゃんと分かっているトミーです。(というように解釈しましょう。本当は、冒険クラブ2級という資格の自分に酔っているだけなんでしょうが...)で「さあ、いくぞ」と言うも、川渕が「ここからは危険ですので我々だけで行きます」と言ってトミーと雷ちゃんをこの場に置いて、探検隊だけで先に進もうとする。トミーは「私、冒険探検クラブ2級なんですけど...」と言って資格証を見せようとするも、川渕たちは走って出発してしまいました。
先を進む探検隊。「果たしてスカイフィッシュは我々の前にその恐ろしい姿を現すのだろうか?」とナレーションが入る。その頃、雷ちゃんとトミーは小板プロデューサと一緒にいて、トミーと小板はモニターを見ているが、雷ちゃんは「氷曜スペシャル」と書かれた三角の小旗を手に持って、相変わらずつまらなそうな表情をしていました。
先を急ぐ探検隊だったが、川渕隊長は「ここからは危険だ、俺一人で行く」と言って、隊員たちを残して一人で先に進んでいく。少し進むと、何かを発見したようで「あれは何だ!」と叫ぶ。(まさに「川口浩探検隊」が何かを発見した時の様に力が入った台詞回しです。)が、突然「やられた...」と言って苦しみ出す。そんな隊長に、何故か日の光が当たると「スカイフィッシュだ...」と声を上げて、川渕はその崖から転落してしまった。その様子の一部始終をモニターで見ていた雷ちゃんは驚いて心配げな表情を見せる。で、小板は現場に走っていった。小板がやってくるとカメラマンが川渕が落ちた崖下の方を指さす。小板は「何てことだ、救急車を呼べ!」と素早く指示を出し、隊員の二人が救急車を呼びに走っていく。また、雷ちゃんとトミーもやってきて、崖下を見つめているが、そこに「警視庁から入電中」という着ボイスで雷ちゃんの携帯に入電が入る。横浜市緑山スタジオで変死体事件発生。死亡したのは川渕浩。直ちに捜査を開始せよ、ということで捜査が始まる。(→雷ちゃんの携帯に入電があったと言うことは、ここは携帯の圏内ということになる。それなら、走って救急車を呼びに行かなくても携帯から救急車を呼べばいいと思うのですが...)
川渕の転落現場。小板と探検隊のメンバーが見ている中、柴田束志が検死作業を行っている。そこに雷ちゃんとトミーがやってくると、束志は報告をする。「全身打撲、頸椎を打ったのが直接的な死因ですね」と語る。で、川渕の遺体を確かめる雷ちゃんは、川渕の首筋に切り傷を見つける。束志が「切り傷ですね。たった今できた傷だと思われます」と言う。雷ちゃんは小板に対して「ここに来る時、何かキラキラするものを見ませんでしたか」と尋ねるが「いえ、そんなものは見ませんでしたが」と応える小板。雷ちゃんは「上から見たとき、確かに何かが光っていました」と言うが、「それがスカイフィッシュだ。一瞬にして現れて消えていったんだ」と言う小板。雷ちゃんは「そんなぁ?」と言うが、その通りで、小板の言う通りだったら、いくら何でも俊敏すぎませんかねぇ~。
小板は探検隊のメンバーに対して「ようし、撮影を再開するぞ」と言い、事件現場から離れてい濃うとする。で、「果たして川渕浩の死はスカイフィッシュの仕業なのか?」というナレーションが入るが、雷ちゃんが「そんな訳ないでしょう。もうドキュメントは終わり。これからはいつもの感じで行きます」と宣言する。→「ドキュメント」という認識だけはあった雷ちゃんですが、それだったらもっと弾けて欲しかった所です。だから「冷めている」と言われるんです...
雷ちゃんは「小板さん、捜査が終わるまで撮影は中断してください」と小板に言うが、「俺はドリマックスの小板だぞ」と拒否するが、雷ちゃんは警察手帳を見せて「捜査の邪魔です。公務執行妨害で逮捕しますよ」と告げる。(目に迫力があります)その雷ちゃんの目を見た小板は「分かりました。撤収します」と言うと、探検隊のメンバーの中に入っていった。(やっぱり警察権力の前ではねぇ...)雷ちゃんはその様子を目にすると、唇に人差し指を当て、それを前に突き出し「よどむ、悪の天気」
事件現場を調べている雷ちゃんとトミー。そこに主題歌
「明日吹く風」の着メロで雷ちゃんの携帯が鳴り、
電話に出る雷ちゃん。(プッシュトークであり、束志からだった。でも、ここは普通の電話(TV電話)でいいと思いますが、スポンサーに配慮した機能のデモですね。)束志は「雷ちゃん、ちょっと気になることが...」と告げる。(前回は「銭形警視正」と言たが、今回は「雷ちゃん」と言いますが、ここだけがまだぶれているところです。)束志は「知人の証言によると、川渕さんは蕎麦アレルギーであることが分かったんです」と言う。症状は様々だが、消化器から体内に入ると、酷い時は意識障害を起こすという。(そこまでの症状となると、これは生死に関係しますね...)で、トミーに弁当の残りを調べるように、またスタッフも全員集合と指示を出す雷ちゃん。(こういう所はやっぱり上司です。)
残飯の中から弁当を再現するトミー。「東京大学法学部卒業の私の仕事は完璧だ」と自画自賛している。で、雷ちゃんが小板に「このお弁当を発注したのはあなたですよね」と確認する。小板は「そうだよ。僕はこのマリモ弁当以外頼まない主義なんだ」と応える。これに雷ちゃんは「でも今日の弁当はいつも入っていないが一品だけあったんです」というと、弁当からマリモ羊羹を取って「マリモ羊羹」と告げる。この羊羹は蕎麦粉が入った羊羹だった。(「マリモ」というネタを仕込んであると思ったら、やっぱり事件に関係していましたね。)これに小板は「制作の中尾美香子がいつも弁当の品が足りない足りないと言うんで、今日は僕が弁当屋に言って一品増やしてもらったんだ」と言う。(中尾さんの名前を出すのも内輪ネタですね。でも、中尾さんの名前は今回のOPテロップにはありません。でも、BS-i作品では「番組宣伝」担当の方です。)
雷ちゃんは「あなたは川渕さんに蕎麦アレルギーがあることを知っていながら、川渕さんにこの羊羹を勧めたんじゃないですか?食事の後はあの危険な谷の上でロケでした。食事時間の後にあのロケ場所を設定しておけば、川渕さんのお腹の中で
時限装置が働くように蕎麦成分のアレルギーのショック症状を起こす。こうすれば離れた所から殺害は可能です」と告げて小板を問いつめる。が、これに小板は「仮に川渕がマリモ羊羹を食べていたとして、ロケ終了後にアレルギー症状が出たって意味がないだろう。お嬢ちゃん。そんな不確実な方法で殺人をする人なんているんですかね?」と反論する。更に、(タイミング良く)柴田からの
電話が入り、「川渕の胃から蕎麦成分は検出されなかった。」と告げる。(川渕はマリモ羊羹を食べていなかった。)それを聞いた小板は「ほら、惜しかったね。川渕は私が殺したんじゃない。スカイフィッシュに襲われて谷底に転落したんだ」と言うと、マリモ羊羹を雷ちゃんの上着のポケットに入れると席を外した。
じっと小板を見ている雷ちゃんに、トミーは悔しそうに手を叩き、手袋を外すと「銭形くん、こういうことだってあるさ。そう気落ちしていないで、ねっ」と雷ちゃんを慰めようとする。しかし雷ちゃんは「私、気落ちなんかしていませんよ。犯人は絶対小板さんですから」と言ってマリモ羊羹をトミーに渡し、何処かに行こうとする。「何処へ行くの?」と尋ねるトミーに「現場百回、捜査の基本です」と言って笑顔で敬礼する雷ちゃん。(可愛い!)
再度、川渕の転落現場にやってきた雷ちゃんとトミー。指をかざして「気温15度、湿度40%」と測定する雷ちゃん。(これは雷ちゃんの特技ですね。)雷ちゃんは事件の時の太陽の位置はこの谷の南西で、今は4月だからということで「おかしいなぁ~」と口にする。あの時、光が反射したが、どう考えても光の入射角がおかしいと言う雷ちゃん。しかしトミーは「それこそがスカイフィッシュだよ」と言う。で雷ちゃんは「まだそんなことを言ってるんですか」と呆れ顔。(本当にトミーは変わりません。)そこに、またも
「明日吹く風」の着メロで柴田からの
電話が入る。川渕のナイフの刃から彼自身の血痕が発見されたという報告だった。で、川渕の首筋にあった傷とも一致した。トミーは「ますます分からなくなってきたぞ~」と言って混乱するが、雷ちゃんは黙ってじっくりと考える。その時、太陽の光が何かに反射して雷ちゃんの顔に当たり、それに手をかざして遮ろうとする雷ちゃん。で、その時に閃いたようで、「緑山スタジオの機材置き場に鏡の変わりになるようなものはありますかね?」とトミーに尋ねる雷ちゃん。
緑山スタジオの機材置き場にやってきた雷ちゃんとトミー。「ここは地底人の秘密基地なのか?」と言うトミーに「もういい加減にしてください
」と言う雷ちゃん。「はい」と素直なトミーだったが、トミーもあの柴田太郎に匹敵するマニアですね。雷ちゃんはそこで機材の整理をしているスタッフに「すいません。こちらの機材で鏡に変わるものってありませんか?」と尋ねる。これに「今日はミラー持ってきてましたけど」と返す。すると「見せて欲しいんです」と雷ちゃん。で、それを持ってくるスタッフさん。それはハーフミラー板であり、表面がシワクチャになっていた。普段は使わないものだが、前日に小板から急な発注があったという。で、雷ちゃんは「ちょっといいですか。失礼します」と言うと、シワクチャになっている表面のミラーシートを一気にはがす。これに慌てるトミーだったが、そこにはシワのない綺麗なミラーシートになり、「どういうことなの?」と雷ちゃんに尋ねるも「いずれ分かりますよ」と言う雷ちゃん。更に、壁際にあるロッカーに張ってある「川渕浩探検隊」の撮影スケジュールを見て、4/9(日)(この物語は4/8(土)に放送になりましたが、撮影時はおそらく4/9(日)の放送になることだったと思われる。)のスケジュールは「ロケ・緑山オープンスタジオ ※天候・晴れ狙い」と合ったことから「謎は解けたよ、ワトソンくん」言い終わるとVサインを披露。→益々泪ちゃんのようなキャラになった雷ちゃんです。(ここでAバート終了ですが、経過時間は18分半弱ということで、Bパートは7分ちょっとということになります。)
夜になり、川渕が落ちた崖下に張ってある網を回収しようとしている人物がいる。で、その人物は網をビニール袋に回収して緑山スタジオ戻ってくると、それをゴミ集積所へ持ってくる。が、緑山スタジオの職員のおばちゃんに見つかり「こんな時間にゴミ捨てて、本当にしょうがないねぇ。変なマスクして」とお小言を食らう。が、おばちゃんが消えると目出し帽を脱ぐ男。それはプロデューサの小板だった。そこに雷鳴が轟くと「雷鳴轟く積乱雲。…」と雷ちゃんの口上が始まり、「私の稲妻でしびれなさい!」から稲妻が落とされる。笑顔を浮かべる雷ちゃんは「やっぱりアナタが犯人でしたね、小板さん」と言うが、煙を噴いた小板は「利かないね」と言う。で、「嘘っ...」と雷ちゃん。小板はゆっくりと雷ちゃんの方に歩んでくるが、数歩歩いたところでその場に倒れる。それを見た雷ちゃんは右手で小さくガッツポーズ
。(お茶目な雷ちゃんです。)小板は「後から来るぜ...」と漏らす。
雷ちゃんは「そこに捨てたネットが一つの根拠です」と言って推理を語り始める。「そしてもう一つは」と言うと、トミーが「これだ」と言って手にハーフミラー板を持っている。川渕の首筋の傷に惑わされたが、あれは川渕が自分で付けた傷だった。(要するにいつもの「やらせ演出」でした。)で、打ち合わせでは(川渕が)谷底に飛び込む所まで見せて、下にセーフティネットを張っておくという約束だった。で、川渕はネットがあることを確認したから打ち合わせ通り谷底に飛び込んだ。が、それは罠で、川渕が見たのはネットの幻影だった。(ミラーにネットを写したもの)早朝に先乗りした小板がネットとミラーシートを張り、罠を仕掛けておいた。また、ミラーの存在を隠すために太陽の光も利用した。(この根拠がまたまた自虐ネタで面白い。)撮影スケジュールにある「晴れ狙い」というのがおかしく、「ドリマックスは予算がないので、いつも雨天決行のはず。それなのにこの日に限って天気を限定したのは太陽の光をどうしてもミラーに反射させたかったからですよね」と雷ちゃん。
太陽の光で目がくらんだ川渕はミラーシートに写ったネットを一瞬確認しただけで飛び込んでしまった。更に川渕は元アクション俳優なので、カットがかかるまでは絶対に動きを止めないという心理を利用した。(確かに、川渕を発見したとき「カット」と言う声は無かったです。)また、あの時乱反射していた光はスカイフィッシュではなくシートの残骸だった。いち早く谷底に降りて行った小板はミラーシートを回収し、それを機材室に隠した。雷ちゃんの説明が終わると、小板はその場に腰を下ろした。で、トミーが川渕を殺した動機を問う。
川渕は「番組を降りる」と言い出したのだった。もっと視聴率が取れる占い番組に移ると言ったので、小板は考えた。それは、川渕浩が探検の末に命を落とし、番組内で追い求めていたスカイフィッシュの手によって、ということならば視聴率が取れると読んだのだった。で、そのあとは雷ちゃんにやってもらおうと考えていた。で、トミーたちを目撃者にして完全犯罪を目論んだのだった。で、トミーが小板を逮捕した。→「視聴率至上主義」のテレビ業界に一石を投じるネタですが、こういうものはやはり地上波では出来ないですよね。(流石はBSデジタル放送である。)
雷ちゃんは小板に言う。「照明助手の萩田さんは、ミラーにしわを付けてしまうなんて、初歩的なミスを犯す人ではありません。あなたの誤算は、今回のスタッフの中に「ケータイ刑事」にも携わったことのある優秀な人がいると知らなかったことですね」ということで、「ケー刑事」のスタッフさんをしっかりと持ち上げることも忘れません。(この辺りは、今回の脚本を書いたのが佐々木浩久監督ということもあるのでしょうね)
事件解決後、緑山スタジオを後にする雷ちゃんとトミー。ナレーションは「探検隊」調のもので「こうして川渕浩探検隊隊長殺害事件の謎は、銭形雷の活躍によって解決された。だが、緑山オープンスタジオに残る謎は残されたままだ。暗黒のジャングルの中で見た巨大遺跡は一体いつの時代に建設されたものなのか。そしてウラリコブラによって噛まれた雷の足は?」と続く。が、ここで雷ちゃんが振り返り、カメラ目線で「もう、ドキュメントはなしです、「ケータイ刑事 銭形雷」はドラマなんですから」とアピールする雷ちゃん。しかしトミーは「氷曜スペシャル」のステッカーを胸に貼っていて「私はね、この秘境の地・緑山をもう少し探検したくなった」と言うと、雷ちゃんに署に戻って一週間の休暇願を出しといてくれ、と頼み、緑山スタジオの中に戻って言ってしまう。呆れ顔の雷ちゃんは「約束の焼き芋、まだじゃないですか...」とむくれ顔。(でも、最後は
笑顔を見せてくれました。)
雷ちゃんのキャラは、1st.1話から迷走して、随分と変わりましたが、今回で完全に泪ちゃんに近づくことになりました。(まあ、弾けたということも出来ますが...)が、雷ちゃんのキャラはこれでようやく初期の呪縛から脱し、この路線で進んでいくことになります。この物語のBS-iでの放送当時は、2nd.シリーズのこともまだでしたが、2nd.シリーズのことを考えると、泪ちゃん化したのもそれに備えてのことのようにも思えます。(やっぱり「ケー刑事」は泪ちゃんの存在が偉大ということです。)
尚、今回の物語では、内輪ネタということが多々出てきたため、賛否両論巻き起こるものなのですが、そういう声は殆ど無かったですね。やはり「零・2nd.6話」では行きすぎたということをしっかりと学習していて、歯止めを掛けてあったのが良かったですね。逆に、今回の物語では、雷ちゃんが一番浮いた存在になっていて、これがまた面白いところでした。
次回は、第16話「推理王は誰だ? ~名探偵の助手殺人事件」である。普通は「推理王」にスポットを当てるだろうが、そうしないで「助手」というのも「ケー刑事」らしいところである。で、ボームズの助手、ボロンコの奥さんが登場するのだが、ミセス・ボロンコを演じている滝本ゆにさんがまた良い味を出してくれます。そして、「ケー刑事」ではOPのナレーションで有名な林和義さんもゲスト出演している。ということで、次回もとても楽しい物語です。
鑑識メモ。今回は実名でスタッフ大集合ということで、再度それらの名前を語る柴田束志。(井口監督が束志の肩をもんでいる...)で、「柴田束志VS大堀こういちの一人二役」ということを口にするけど、誰もまともに聴いていないようで...→「VS」の一人二役を見たいのは、誰でも「銭形雷VS小出早織
」だと思うでしょう... それにしても鑑識メモまでもが「零・2nd.6話」のノリの物語でありました。
水曜スペシャル「川口浩 探検シリーズ」 川口浩探検隊~野性の脅威・猛獣編~ 初回限定版DVD BOX
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2006/03/29
- メディア: DVD
水曜スペシャル「川口浩 探検シリーズ」 川口浩探検隊『恐怖の人食いトラ!スマトラ奥地密林に血に飢えた牙を追え!!』『恐怖!ブラジル魔境に人食いピラニア大軍団を追え!逆襲死闘』
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2006/03/29
- メディア: DVD
水曜スペシャル「川口浩 探検シリーズ」 川口浩探検隊『恐怖の吸血コウモリ数万大群をメキシコ魔境洞穴に捕獲せよ!!』『恐怖の蛇島は実在した!!南フィリピン魔の海に異常発生大群団を追え!!』
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2006/03/29
- メディア: DVD
水曜スペシャル「川口浩 探検シリーズ」 川口浩探検隊『恐怖の人食いワニ!オーストラリア魔の河に死神ブラックポロサスを追え!!』『恐怖の死闘!猛毒ハブ異常大群団の謎を台湾秘境洞穴に見た!!』
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2006/03/29
- メディア: DVD



























































































































![グロリア [SUPERBIT(TM)] グロリア [SUPERBIT(TM)]](http://ec1.images-amazon.com/images/P/B000KRN5R8.01._SCMZZZZZZZ_V49925244_.jpg)














