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京都市バス営業実績・民間委託路線は好調 [京都の話題]

京都市交通局が市議会に提出した資料から市バスの営業成績が明らかになった。市バス全体の収支は悪化している。しかし、民間委託した路線は改善されているが、その他の路線が悪化して全体の足を引っ張る結果となっている。大きな赤字に悩む市バス運行だが、これにより民営化の話が浮上すると共に今後の市バスの姿が変わりそうである。

この資料は100円の収入を得るのに必要な経費を表す営業係数を、2003、2004年度について路線別にまとめたものである。それによると、全73路線の営業係数は、2003年度が105だったが、2004年度は112に悪化した。また、営業実績が改善したのは15路線で、その内6路線は黒字化に成功している。(それ以外は赤字幅が拡大した。)7路線が黒字から赤字に転落した。

黒字化となった路線は、主に洛西地域を運行する西1、2、3、8号や91号などで、いずれもが去年の3月から民間バス会社に運行を委託した路線であった。また、同様に民間委託している西4、5、6号などを含む9路線でも赤字幅が縮小している。 これによって、民間委託が赤字減らしに貢献していることがはっきりとした。

また、赤字が拡大した理由について、市は、退職者の退職手当の増加、更新した車両が多く減価償却費が計上された、乗客数が減少した、と説明しているが、何を今更、というものである。退職者の増加や更新車両というのは予め分かっていることである。更に、乗客数が減ったというのは責任放棄をしているだけであって、経営努力をしていないことを語っているにすぎない。民間痛く路線が好調なのは、民間は努力しているということであり、これは市交通局であっても努力次第では同様の結果を得ることが出来るということである。

京都市交通局は地下鉄の方でも大きな赤字を抱えているが、こういうことが出た以上、何らかの手を早急に打つ必要がある。市中心部の数少ない黒字路線は保つとしても、殆どの路線を民間に委託するか、バス事業を民営化するという議論が出てくるだろうが、その前に、市交通局が今の何倍も努力をして経費削減に努めることを忘れてもらってはならない。



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